セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】
自治体の入札制度と談合・不正防止対策
開催日時 2026年 1月28日(水) 10:00〜17:00
講師 (元)荒尾市職員 村田 諭
会員参加料(税込) 36,300円
一般参加料(税込) 39,600円
ねらい ※こちらは「会場参加」用のお申込みページです。
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 入札制度が確立された100年以上昔から、談合・入札不正は行われてきました。受注者側の談合、官製談合、職員の不正行為(予定価格の漏洩、贈収賄等)等、談合・入札不正は様々な形態で行われています。コンプライアンス(法令遵守)の側面や自治体のリスク管理といった組織的な側面や懲戒処分といった個人的な側面を含めて、入札・契約制度における不正事件を根絶しなければなりません。
 本講座では、自治体の入札・契約制度の全体像を把握し、公契約関係競売等妨害罪に関わった経験を交えながら、談合・不正防止対策について紹介します。
プログラム内容 1.入札制度と根深い不正
 1.入札制度のはじまり
 2.根深い談合の歴史
 3.入札制度と談合
 4.談合・入札不正行為の現状

2.自治体体契約の原則
 1.契約自由の原則と信義誠実の原則
 2.自治体契約における制限
 3.自治体契約の原則
 4.一般競争入札の原則
 5.指名競争入札
 6.随意契約
 7.分割発注と変更契約
 8.議会の議決が必要な契約

3.談合・入札不正がどのように行われてきたか?
 1.談合・入札不正がどのように行われてきたか?
 2.官製談合防止法
 3.談合・入札不正のメリット

4.入札制度改革
 1.談合・入札不正からの脱却
 2.入札制度改革
 3.自治体独自の入札制度改革
 4.時代の変化にあわせた改正

5.談合・入札不正はなぜ繰り返すのか?
 1.繰り返される談合・入札不正
 2.発注者側の談合・不正に対する意識

6.談合・不正を防止するためには…
 1.不正のトライアングル
 2.官製談合防止法で禁止されている行為

7.組織的な談合・不正への対応
 1.組織的な対応
 2.第三者による入札・契約監視機関の設置
 3.職員の配置
 4.女性職員の登用
 5.DX・ICTの活用
 6.見積り合せ
 7.コンプライアンスの徹底

8.個人として談合・不正への対応
 1.情報提供・情報開示と情報の取り扱い
 2.公平・公正の意味の再確認
 3.1者応札
 4.個人として意識しておけること
講師プロフィール (元)荒尾市職員 村田 諭

1968年熊本県荒尾市生まれ。
1991年日本ユニシス・ソフトウェア株式会社にネットワーク関連のシステム・エンジニアとして入社し、在職中に第二種情報処理技術者を取得する。(会社名、資格名は当時のまま)
1996年に荒尾市役所に入庁する。会計課、有明情報処理センター、収納課、税務課、契約検査室、くらしいきいき課を経験し、税務課在任時には、自治大学校第2部課程第169期で研修課程を修了している。契約検査室においては、室長として工事、物品・役務の業者選定や契約業務の統括を行った。特に在任期間中、市長の出直し選挙や公契約関係競売入札妨害罪、それらに伴う情報開示等への対応を行った。併せて、より公正・公平かつ迅速な情報公開による透明性の高い入札制度を目指して、内部事務処理の電子化や電子入札の導入を行った。
対象 総務課、契約課、管財課、財政課、上下水道課、監査委員事務局、教育委員会総務課
会場 日本経営協会 九州本部内専用教室
福岡市博多区博多駅前1-6-16 西鉄博多駅前ビル7階
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 092-431-3365
会場FAX番号 092-431-3367
問合せ先 九州本部 企画研修グループ
担当者 瀬戸
E-Mail kyu-semi@noma.or.jp
電話番号 092-431-3365
FAX番号 092-431-3367
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