セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】【オンライン専用】
行政評価の基本と実践
開催日時 令和6年9月18日(水)10:00〜16:00
講師 関西学院大学専門職大学院
経営戦略研究科 教授・博士(経済学)  稲沢 克祐 氏 
会員参加料(税込) 34,100円
一般参加料(税込) 37,400円
ねらい  自治体において行政評価が導入されるようになり、特に事務事業評価は自治体経営上のツールとして、多くの自治体において定着しております。行政運営の効率化や職員の意識改革を進めてPDCA サイクルを確立することは、行政評価の大きな効果です。しかし、負担に見合う成果を職員が実感するためには、効果的な評価体系を確立し、評価結果を活用していくことが求められます。
 本講座では、行政評価とは何かという基礎から、実際に事務事業評価、施策評価を導入・活用していくための知識を学んでいただきます。その上で、予算編成や総合計画等への評価の活用手法を、先進事例を交えながら解説いたします。
プログラム内容 1.行政経営の考え方と行政評価の基本
 (1) 行政経営の考え方
 (2) 行政評価とは何か−バーチャル体験−
 (3) 政策体系、行政活動と行政評価
 (4) 事務事業評価の実際
 (5) 事務事業評価指標の設定
 (6) 事務事業評価の評価視点
 補論1 インパクト評価、ロジックモデルと評価指標設定・測定(業績測定)
 補論2 EBPMについて

2.事務事業評価の活用にむけて:効果的な導入方法
 (1) 事務事業評価シートの構造
 (2) 事務事業評価を行う前に必要な作業
 (3) 事務事業評価の視点(詳細)
 (4) 改善改革案のポイント
 (5) 改善改革案とコスト投入/成果の方向性

3.事務事業評価の実践的理解:実際の評価シートを基にした理解

4.行政評価を活用したマネジメントの概要
 (1) 行政評価と財政マネジメント
 (2) 行政評価と政策マネジメント
 (3) 行政評価と人事・組織マネジメント

5.活用を前提とした行政評価の導入のために
 (1) 行政評価の効果的活用方法等の論点整理
   予算編成、総合計画の進捗管理、外部評価導入など
 (2) 活用のための準備
  @ 総合計画の目的体系化方法
  A 予算事業と評価事業の一致方法

6.施策評価の導入の仕方と総合計画の進捗管理への活用
 (1) 施策評価とは何か
 (2) 施策評価による事務事業の重点化
 (3) 施策評価と市民満足度評価
 (4) 施策評価による総合計画の進捗管理

7.行政評価の予算編成への活用
 (1) 予算編成に活用するとは:成果志向の予算編成
 (2) 事中評価と予算編成
 (3) 施策評価と事務事業評価の2段階評価による予算編成への活用
講師プロフィール 関西学院大学専門職大学院
経営戦略研究科 教授 博士(経済学)  稲沢 克祐 氏


 1959年生。東北大学大学院教育学研究科博士課程中退。
 本研修の内容に関係のある公職として、秩父市行政経営アドバイザー(現在)、塩尻市行政経営アドバイザー(現在)、紀の川市行政経営アドバイザー(現在)名古屋市行政評価委員会委員長(2009年3月まで)、外務省政策評価アドバイザリー委員(2014年12月まで)など。
 著書に、『第3版 行政評価の導入と活用−予算・決算、総合計画―』(2019年、イマジン出版)、『ゼロからできる 自治体の財政分析』(2021年 学陽書房)『50のポイントでわかる 地方議員 予算審議・決算審査ハンドブック』(2018年 学陽書房)、『一番やさしい地方交付税の本』(2016年 学陽書房)、『自治体の財政診断と財政計画』(2013年 学陽書房)、『自治体の予算編成改革』(共著)(2012年 ぎょうせい)、『自治体 歳入確保の実践方法』(2010年 学陽書房)、『自治体における公会計改革』(2009年 同文舘出版)、『自治体の市場化テスト』(2006年 学陽書房)など、多数。
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受講要領・留意事項 〈受講要領〉
‣本セミナーでは、Zoomウェビナー形式ですので、WEBカメラ・マイクはご不要です。
‣テキストは、開催の約5営業日前を目途に、お申込み時の住所宛てに郵送いたします。
‣視聴登録用URLは、開催の約3営業日前を目途に、お申込み時のメールアドレスへ送信いたします。
 必ず、ご連絡のつく住所・メールアドレスをご記入ください。

〈留意事項〉
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会場 オンライン専用(Zoomウェビナー形式)
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 浅川
E-Mail ksosaka@noma.or.jp
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