セミナー詳細

セミナー名 【オンライン専用】
広報担当者が知っておきたい法律マスター講座
開催日時 2025年2月19日(水)13:00〜17:00
講師 弁護士法人 淀屋橋・山上合同
弁護士 玉置 菜々子 氏
会員参加料(税込) 30,800円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい  近年、コンプライアンス意識が高まりつつある中、企業広報のあり方が企業のイメージや信頼を左右する要因となり、事業・組織の存続にも大きく影響しています。広報担当者は、広報活動に関係する様々な法規制を正確に理解し、常に法との適合性と照らし合わせながら、リスク対策を行っていくことが重要です。SNSを活用した企業広報が一般的となった今、改めてインターネット上のコンテンツ利用等について注意を払わなければなりません。また、広報活動については契約書が存在しない場合が多く見られますが、下請法上の注意点を含め、トラブルを防ぐためにも作成を怠ることはできません。
 本講座では、著作権や商標権、個人のプライバシーといった広報担当者が知っておくべき法知識を、様々な事例・判例をもとに解説するとともに、有事における広報活動の留意点についても学んでいただきます。
プログラム内容 1.広報活動と第三者の権利侵害
  (1) 著作権
   @ 簡単な文章や図柄でも「著作物」といえるのか。
   A どの程度似ていれば著作権侵害となるのか。
   B 音楽の著作権の問題
   C インターネット・SNS上の著作権の問題
   D 広告やCMについて著作権侵害が問題とされた事例
   E 著作権者の承諾を得ずに著作物を利用する方法はないか。
  (2) 商標権
   @ どの程度似ていれば商標権侵害となるのか。
   A 他社名やブランドを掲載しても、「商標としての使用」にならないケースがある。
  (3) 有名人のパブリシティ
    有名人の肖像や名前を勝手に使用して問題となった事例
  (4) 個人のプライバシー、肖像
   @ ウェブサイトに個人の写真が無断で掲載されて問題となった事例
   A どういう場合に、プライバシー権、肖像権侵害となるのか。
  (5) 他社の信用毀損、営業妨害
    裏付け不十分な比較広告が不正競争防止法上問題となった事例

2.広報活動と消費者の保護
  (1) 景品等表示法
   @ 景品等表示法の概要
   A 消費者庁による近時の公表例について
  (2) 特定商法取引
   @ 特定商法取引の概要
   A メールマガジン配信等で留意すべき点
   B その他
    ・個人情報の取り扱いを含む、消費者保護の観点から、
     広報上注意すべき法律の概要と実務上の留意点
3.広報活動とコンプライアンス
  (1) 会社法
    広報活動に関連して役員の責任が問われた事例
  (2) 差別的表現
    性差別、性別固定概念

4.広報活動と有事対応
  (1) 有事におけるメディア対応
  (2) ネット上でのトラブル
   @ ネットに悪評判を掲載された際にどう対応するか
   A 特定の書き込みに対して、プロバイダに削除依頼を行うことは可能か
  (3) クレーマー対応策

5.広報活動と契約(広告物制作委託契約を中心に)
  (1) 契約書を作成しなかった場合のリスク
  (2) 広告物制作委託契約において注意すべきポイント
講師プロフィール 弁護士法人 淀屋橋・山上合同
弁護士 玉置 菜々子 氏

平成25年京都大学法科大学院卒業、 令和元年New York University School of Law卒業。平成26年弁護 士登録(大阪弁護士会)、弁護士法 人淀屋橋・山上合同入所。令和2年、 ニューヨーク州弁護士登録、 Pillsbury Winthrop Shaw Pittman LLP ニューヨーク事務所において 研修。知的財産関係、国際案件、企業法務を担当。平成30年京都産業大学非常勤講師(知的財産法I、 知的財産実務演習(前期))。各所で主として著作権法に関するセミナーを行う。
著書・論文に、「議会広報活動で押さえておきたい法律上のポイント【前編】【後編】」月刊「地方議会人」7月・8月号(2024年)、ほか。
対象 広報担当者の方々
受講要領・留意事項 〈受講要領〉
‣本セミナーでは、Zoomウェビナー形式ですので、WEBカメラ・マイクはご不要です。
‣テキストは、開催の約5営業日前を目途に、お申込み時の住所宛てに郵送いたします。
‣ウェビナーIDは、開催の約3営業日前を目途に、お申込み時のメールアドレスへ送信いたします。
 必ず、ご連絡のつく住所・メールアドレスをご記入ください。

〈留意事項〉
*ウェビナーIDはセミナー参加者のみ利用可能とし、再配布・複数名での視聴を禁止いたします。
*著作権保護の観点から、セミナーの録音・録画や資料の複製は固くお断りいたします。
*Zoom接続環境(パソコン、有線およびWi-Fiのインターネット回線を推奨)をご準備ください。
*ネット回線・システムトラブル等による視聴の遅滞・中断等について、個別の対応や返金は
 できかねますので、ご了承ください。
*Zoomを初めて使用される方は、https://zoom.us/testであらかじめ接続テストを行ってください。

その他、よくあるご質問はこちらをご参照ください。
会場 オンライン開催(Zoomウェビナー形式)
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 浅川
E-Mail ksosaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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