セミナー詳細

セミナー名 パンデミック感染症に対する危機管理/BCP構築のポイント
開催日時 2020年7月21日(火)10:00〜17:00
講師 プリンシプルコンサルティングBCP研究所
所長  林田 朋之 氏
会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい  2019年12月末、中国武漢市で発生した新型コロナウイルスによる感染症は、100日程度で全世界に蔓延し、多くの感染者および死亡者を出すばかりでなく、経済にも大きな影響を与えています。2009年に豚インフルエンザとして発生した新型インフルエンザも世界的なパンデミックに発展しましたが、その際に策定された企業の感染症 BCP マニュアルは、既に現時点で陳腐化し、さらに地球温暖化に伴う、早いサイクルでのまた別の新興感染症の出現が今後も懸念され、企業が行うべき新興感染症への対応に終わりがないことが指摘されています。
 本セミナーでは、企業の危機管理および新興感染症 BCP 策定に関し、最新の知見により、何を行うべきかを知り、新型コロナウイルス以降の新興感染症への対応を含め、演習およびディスカッションを通じて、その対応力を強化して頂きます。
プログラム内容 1. 企業・組織にとって脅威となる感染症とは
1.1 新興感染症とパンデミック
1.2 鳥インフルエンザと新型インフルエンザ
1.3 新型コロナウイルス
1.4 過去に起こった新興感染症

2. 感染症の予防対策
2.1 感染症の感染経路
2.2 飛沫感染と接触感染
2.3 新興感染症が拡大する仕組み
2.4 感染症に罹る予防策
2.5 もし感染したかなと思ったら
2.6 感染から従業員と組織を守るために

3. 新興感染症に対する国・自治体の対応
3.1 国の新型インフルエンザ等への対策
3.2 国の新型コロナウイルスへの対策
3.3 自治体の対応
3.4 対策の期待効果
3.5 感染拡大と国・自治体の行動計画
3.6 国、都道府県、市町村の各役割

4. 新興感染症の脅威と BCP
4.1 企業・組織における感染症のリスクとは
4.2 新興感染症 BCP とは
4.3 新興感染症に対応した BCMS とは
4.4 新興感染症 BCP の本質と構築の進め方
4.5 新興感染症が企業・組織にもたらす影響
4.6 緊急事態における行動"基準"
4.7 震災対応 BCP と新興感染症 BCP の違い

5. 新興感染症の事業影響度分析
【演習 1.】新興感染症の事業影響度分析

6. BCP 策定とステークホルダーへの義務
【演習 2.】新興感染症対応チェックシートによる自社対応状況の確認

7. 新興感染症 BCMS 策定
7.1 感染症マネジメントシステム
7.2 基本方針
7.3 組織
7.4 感染拡大と自社従業員感染のシナリオ
7.5 フェーズごとの対応策と行動計画
7.6 テレワークの導入
7.7 ドキュメント
7.8 教育と e-Learning の必要性
7.9 新興感染症 BCP 訓練
7.10 改善とPDCA
【演習 3.】新興感染症に対応した行動計画策定

8. 他の関連対応策
8.1 テレワークと導入留意点
8.2 デマ、差別発言等の防止と教育
8.3 IT-BCPと情報システム部員の管理
8.4 新興感染症に対応した労務管理
8.5 新興感染症に対応した役員・取締役の行動と責任
講師プロフィール 北海道大学大学院修了後、富士通株式会社入社、その後米シスコシステム入社。
金融、製造など大企業の大規模・国際ネットワーク、国立大学等のキャンパスネットワーク、自治体ネット、キャリアのネットワークなどのネットワーク構築技術支援およびプロジェクトマネジメントを担当。その後、独立し、大企業、中堅企業の危機管理、震災および新型インフルエンザのBCP(Business Continuity Plan: 事業継続計画)、IT、情報セキュリティ、クラウド・リスクマネジメントなどのコンサルティング業務を実施。
情報処理推進機構によるITスキル標準レベル6として、CIO/ CRO/ CSO代行業務。また、BCP講師としてNHKニュースにも出演。
【雑誌記事投稿】
日経コミュニケーション・日経BP、学会発表、シンポジウム発表など多数。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者
E-Mail yu-hara@noma.or.jp
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