セミナー詳細

セミナー名 【見逃し配信付き!】
英文契約の読解と作成の実務 〜実務で使える「読む力」と「書く力」を身につける〜
開催日時 <LIVE配信>
2026年1月22日(木) 13:00〜17:00
<見逃し配信>
2026年1月29日(木)〜 2月5日(木)
講師 知財設計コンサルタント/ニューヨーク州弁護士
元・味の素且キ行理事知的財産部長
株式会社 RODEODIVERS代表取締役
勝沼 依久氏 氏

会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 39,600円
ねらい
■見逃し配信について
□見逃し配信期間中のみのご視聴でもお申込み可能です。
□チャプター形式で繰り返し、好きなところからご受講できます。 また、倍速機能付です。
□資料はサイト内からダウンロードできます。


【開催趣旨】
 英文契約は、一読して内容を把握しづらく、条項の中に潜むリスクや独特の表現に戸惑うことが少なくありません。たとえば、文言の解釈を誤った結果、想定外の義務を負うことになることや、曖昧な条項をめぐって相手方と解釈が対立し、紛争に発展するケースもあります。また、日本語契約では当然とされる「暗黙の前提」が英文契約では通用せず、思わぬ不利益につながる場合もあります。
 英文契約において、特に次の点に注意が必要です。
『文の骨格が見えにくく、主語や述語が分かりにくい』
『条項の中にトラブルの火種が潜んでいることがある』
『“shall / may / will”や“hereunder”“the same”など、独特の表現に戸惑いやすい』
 本セミナーでは、こうした「分かりにくさ」の正体を整理し、迷わず読むための手順 と 現場で役立つ書き方のヒントを具体的に解説します。


【本セミナーのゴール】
@英文契約の「型」を掴み、起こりやすいトラブルを先回りして予防できる。
A読むカギ(読む順・骨子の把握)と書くヒント(Plain English/正確さ優先)を身に付ける。
B難所条文、用語は、背景を理解する:(重要定義、“Change of Control”、補償等)これにより、
 英文契約を“苦手な相手”から“道具”として使えるようになる。


⇒パンフレットはこちらをクリック

プログラム内容 1.はじめに
・英文契約が苦手意識を持たれやすい理由
・完璧を目指すより「使えるツール」として捉える視点

2.英文契約の構造と思想 〜契約書の基本フレーム〜
・契約書は伝統的な構成について
・基本的な構造(前文/リサイタル/定義/本文/定型条項)について
・前文の記載例(法人格や国・州の表記)について
・リサイタルは背景事情や目的を記載し、consideration(約因)を補強する
・定型条項(ボイラープレート)が果たす、重要な役割
・イニシャルの記載など、特徴的な慣習への理解や具体的ルール

3.英文契約の三つの特徴 〜独特な文体と表現〜
・念押し的な反復・重複などの表現方法について
・一文が長く、条件節や例外節が入り組む文法的特徴について
・専門用語やラテン語の多用に注意(例:force majeure, bona fide, inter alia)

4.日本語契約との違いと典型的トラブル 〜すれ違いが起きる理由〜
・日本語契約での「曖昧さの美徳」「暗黙の前提」は英文契約では通用しない
・英文契約が重視しているポイント
⇒証拠としての重視・口頭証拠排除の原則など
・起こりやすいすれ違いの具体例

5.英文契約を読むカギ 〜読み解くためのアプローチ〜
・最初に定義を理解し、その後本文、最後にボイラープレートを確認
・herein、provided that など典型的表現に慣れる
・主語・述語といった骨子を押さえ、修飾節は後から整理して読む
・繰り返しや例示はかたまりにして捉える
・ボイラープレートをまとめて理解する
・AI はあくまで参考程度に活用

6.英文契約を書くヒント 〜明確に表現する工夫〜
・繰り返し練習し、熟練者の添削を受ける
・AI、書式集、弁護士などのツールや支援を活用
・行間に期待せず、必要事項はすべて明示的に記載する

7.悩ましい条文の解説 〜実務でよく直面するテーマについての解説〜
・Confidential Information(秘密情報)の定義
・Affiliate(関係会社)の定義
・Change of Control
・Indemnify and hold harmless
・Privilege

8.まとめ
・実務担当者として英文契約にどう向き合うべきか


※最新の動向・情報を織り込むため、内容を一部変更させていただく場合がございます。
講師プロフィール 知財設計コンサルタント/ニューヨーク州弁護士
元・味の素且キ行理事 知的財産部長
株式会社RODEO DIVERS 代表取締役
勝沼 依久

【講師略歴】
・1987 年4 月 味の素(株)入社後、総務部法務G にて、契約、法律業務全般を担当。
・1996 年7 月 同、海外事業部を経てペルー味の素に赴任。調味料の開発、販売に従事。
・2002 年7 月 味の素(株)知的財産部に異動。知財関係契約を担当。
 (途中1 年間、米国ロースクール留学)
・2021 年7 月 同、知的財産部長に就任。(2023 年6 月まで)
・2024 年5 月 定年により味の素椛゙職。
・2024 年6 月 知財・契約アドバイザーとしてコンサルティング活動を開始。

【主な行政庁等への支援活動】
・特許庁:“知財を活用した経営戦略に関する英語教材”開発委員(2017 年)
・文科省:さくらツール(コンソーシアム型)モデル作成委員(2018 年)
・EREA (Economic Research Institute for ASEAN and East Asia)
:“ASEAN 地域におけるイノベーション促進のための特許情報活用”(2024 年)

対象 ●新たに法務・知財部門に配属された方
●英文契約知識を土台から体系的に学び、捉え直したい方
●英文契約を扱う方
備考 サンプル画像が表示されます。

⇒操作感を動画でご確認いただけます。こちらをクリック

■本セミナーは株式会社ファシオが運営する配信サイト(deliveru)と連携して実施します。

deliveruお申込みに関するお問合せは、下記、株式会社ファシオへご連絡ください。
TEL 03-6304-0550 / Mail bcs-info@vita-fashio.jp
※平日10時〜17時


■テキスト資料は、LIVE配信の3〜1営業日前から、当日ご視聴いただくサイト内でPDFダウンロードできるようになります。
■講義の録音・録画や資料の複製は固くお断りいたします。
■カメラ・マイクのご準備は不要です。
※当日はテスト環境で使用したパソコン等をご使用ください

■キャンセル規定
□テキスト(データ含)到着後のキャンセル料は100%を申し受けます。
□参加者が少数の場合等においては、中止・延期させていただくことがございます。

★インターネット視聴環境をお確かめください。
 セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合があります。
 以下のサンプル動画が閲覧できるか、事前にご確認いただき、お申し込みください。
 ※下記URLは外部サイト(deliveru)へリンクしています。

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会場 [オンライン参加] Deliveruによるオンライン配信
問合せ先 企画研修グループ
担当者 松嶋
E-Mail tms@noma.or.jp
電話番号 03-6632-7140
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