セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】  
土木工事技術検査の具体的な進め方
開催日時 2025年10月 9日(木)13:00〜17::00
2025年10月10日(金)10:00〜16:00
講師 丹波市技監 上畑 文彦
会員参加料(税込) 36,300円
一般参加料(税込) 39,600円
ねらい ※こちらは「会場参加」用のお申込みページです。
 オンライン中継をご希望の方は下記より詳細をご確認ください。

 

 現在、地方自治体の工事検査には組織体制や技術者不足など様々な問題点が山積しております。公共工事の検査は、対価支払いの前提となる極めて重要な行為であり、特に検査職員の職務及び権限、(一例 検査の合否の判定は合議制、原則として受注者・監督職員を指導する権限はない、監督職員が指示・承諾した事項については指摘できない、設計に不備があった場合受注者に改善命令は出せない等)工事の品質確保や契約の適正化、安全の面から厳格な執行を期する必要があります。
 そこで本講座では、土木工事の検査を土木技術者を対象に完成検査・既済部分検査を技術面・法律面から解説します。また、本講座に先立って開催しました「新任担当者のための技術検査の進め方」ご受講後のステップアップとしても最適です。
プログラム内容 1.はじめに
 ・工事検査とは
 ・工事検査の必要性について
 ・工事検査の種類と目的について
 ・部分払検査と部分引渡検査、部分使用検査の違いについて
 ・土木工事検査と建築工事検査の違いについて

2.工事検査に関連した期日の考え方
 ・検査の完了の時期をした法律
 ・工事検査と支払遅延防止法との関わり
 ・年度末における工事検査の取扱について
 ・工事検査が遅延した場合の取扱について

3.検査職員の法的位置づけと監督職員との関わりについて
 ・検査職員に対する法的根拠
 ・検査職員と監督職員の関係性
 ・検査職員に対する兼職の制限について
 ・監督職員が指示を誤った場合の処置について

4.検査職員の役割と責任について
 ・工事検査に必要な知識の習得について
 ・検査職員と賠償責任に関する法律の規定
 ・検査職員による説明責任について
 ・工事検査と品質確保の関係について
 ・検査職員と合否の判定の関係性について

5.丹波市の検査体制について
 ・丹波市の検査体制の変化と現状について
 ・検査部署の負担軽減に向けた取り組み
 ・工事検査に関する課題

6.検査職員と施工計画書の関わり
 ・検査職員にとっての施工計画書とは?
 ・工事検査と施工計画書の関わり
 ・施工計画書の提出の意味と重要性
 ・施工計画書と自主的施工の原則
 ・受注者の意図が確認できる施工計画書とは

7.検査職員と破壊検査について
 ・施工計画書の確認不足が招く施工不良
 ・私が行った破壊検査について
 ・監督職員として経験した破壊検査
 ・破壊検査による弊害
 ・破壊検査は是か非か

8.私の経験からお伝えしたいこと
 ・工事検査と入札制度の課題について
 ・不適格業者の排除と現場指示書の活用について
 ・検査の準備と意外と知られていない工事完成の要件について
 ・私が思う現場の作り方
 ・完成検査において修補の指示が発生しやすい箇所とは?
 ・工事検査時のポイントについて(コンクリート工事編)
 ・地方公務員と官製談合防止法の関係
対象 全国地方自治体の建設課、土木課、検査課、監理課、管財課など、ご担当の方々
※本講座は自治体職員の方々を対象としております。
会場 日本経営協会 九州本部内専用教室
福岡市博多区博多駅前1-6-16 西鉄博多駅前ビル7階
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 092-431-3365
問合せ先 九州本部 企画研修G
担当者 浅井
E-Mail kyu-semi@noma.or.jp
電話番号 092-431-3365
FAX番号 092-431-3367
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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