セミナー詳細

セミナー名 【オンライン専用】
広報実務者がぜひ知っておきたい危機管理広報入門セミナー
開催日時 2025年10月24日(金)10:00〜16:00
講師 広報コンサルタント
落合 平八郎 氏
会員参加料(税込) 38,500円
一般参加料(税込) 46,200円
ねらい  近年、企業規模を問わず、広報部門が関与すべき“身近な危機”が多様化しています。著作権・肖像権の侵害やSNSでの炎上、情報の扱いをめぐるトラブルなど、ひとつの判断ミスが信頼の毀損や業務停止につながるケースも少なくありません。  本セミナーでは、万一の際に組織の信頼を守るための危機対応の初動判断から、社内・社外対応の違い、社外への文書作成、そして日頃のリスク予防の習慣づけまで、トラブルを未然に防ぎ、明日からの業務で実践できる実務を、最新の動向を踏まえて解説いたします。企業を支える広報担当者として、「何を備え、どう動くか」を現場視点で一緒に考えることで、教科書的な知識の習得にとどまらず、広報入門者にとって必要な“生きた危機管理”を学んでいただきます。
プログラム内容 1.危機管理の基本理解:「“うちには関係ない”は本当か?」
• 社会からの自社の信頼が失われる“危機”とは何か
• 企業規模にかかわらず、実際に起きているリスクの実例
• レピュテーション(評判)の損失が与える経営への影響
• 広報部門が担う役割と初動対応の重要性
• 危機対応を“自分事”として考えるための視点

2.著作権・肖像権など身近なリスクの理解:「“知らなかった”では済まされない時代に」
• 社外向け資料・展示会・SNS投稿で見落としがちな注意点
• 著作権・引用・出典表記に関する基本的な理解
• 肖像権やプライバシーへの配慮と事例紹介
• 「善意の発信」が誤解を招くケースとは
• 日常業務に潜む法的・社会的リスクへの気づき

3.初動対応のポイントと社内連携:「“まず誰に、どう報告するか”を決めていますか?」
• 問題発生時に最初に行うべき“3つのステップ”
• 事実確認と記録化のポイント
• 社内の情報共有と報告体制の整理(誰に/何を/どう伝える)
• 広報だけで抱え込まないための関係部門との連携
• 法務部門との連携、「言っていいこと」「伝えるべきこと」のバランス

4.社内対応と社外対応の違い:「“出す・出さない”は誰がどう決めるのか?」
• 報道発表が必要な危機・不要な危機とは
• 社内通知・取引先説明・お詫び文の作成ポイント
• メディア対応が発生しない危機のほうが多いという実態
• 社内・社外で異なる“伝え方”と“求められる姿勢”
• 社会に伝わる「責任の姿勢」とは何か

5.明日からできるリスク習慣:「“想定外”を想定できる組織になるために」
• 日々の業務の中に“備え”を組み込む視点を
• 月1回の見直しでリスクの前ぶれに気づく予兆力
• 過去の失敗事例を“自分の会社だったらどうするか”
• 社内に潜む「慣れ」や「感覚のズレ」への対処
• リスクを共有し、組織全体で対応力を高める仕組みづくりを
講師プロフィール 広報コンサルタント
落合 平八郎 氏

電機、食品、自動車、テック系スタートアップなどの製造業を中心に、通算25年にわたり企業広報業務に従事。製品回収、情報漏洩、自然災害、従業員の不祥事など、多様な危機対応において初動対応の実務を担ってきた。現在は、商社、物流、テクノロジー関連、建設設備業界等の企業に対し、現場に即した広報支援を行う“実務ナビゲーター”として活動。理論に偏ることなく、経験に基づいた現場視点と柔軟な対応力に定評があり、実践的な危機管理の指導にあたっている。
対象 こんな方におすすめです
●広報に関わるすべての方
 (企業・学校・病院等の広報部、マーケティング部、総務部のご担当者 など)
受講要領・留意事項 〈受講要領〉
‣本セミナーでは、Zoomウェビナー形式ですので、WEBカメラ・マイクはご不要です。
‣テキストは、開催の約5営業日前を目途に、お申込み時の住所宛てに郵送いたします。
‣視聴登録用URLは、開催の約3営業日前を目途に、お申込み時のメールアドレスへ送信いたします。
 必ず、ご連絡のつく住所・メールアドレスをご記入ください。

〈留意事項〉
*視聴登録用URLはセミナー参加者のみ利用可能とし、再配布・複数名での視聴を禁止いたします。
*著作権保護の観点から、セミナーの録音・録画や資料の複製は固くお断りいたします。
*Zoom接続環境(パソコン、有線およびWi-Fiのインターネット回線を推奨)をご準備ください。
*ネット回線・システムトラブル等による視聴の遅滞・中断等について、個別の対応や返金は
 できかねますので、ご了承ください。
*Zoomを初めて使用される方は、https://zoom.us/testであらかじめ接続テストを行ってください。

その他、よくあるご質問はこちらをご参照ください。
会場 オンライン専用(Zoomウェビナー形式)
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 増田
E-Mail ksosaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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