セミナー名 |
【オンライン専用】 大災害から学ぶBCPへの新たな視点と対応策 〜BCPの実効性強化とBCP-DX化への展開〜 |
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開催日時 | 2025年10月16日(木)10:00〜16:00 |
講師 | タレル株式会社 プリンシプルBCP研究所 所長 林田 朋之 氏 |
会員参加料(税込) | 38,500円 |
一般参加料(税込) | 46,200円 |
ねらい | 日本各地で地震や自然災害が多発している中、@近く発生が予想されている西日本に甚大な影響を及ぼす南海トラフ地震や首都直下地震への警戒、Aステークホルダーが強く求めるBCPの質的向上、B対策本部事務局の司令塔としての「実効性」、C先人からのスキルの「継承性」、D内部監査と経営陣のガバナンス強化、といった諸課題は、いずれも未だ解決方法を見出せていません。そうした状況において、それらの解決方法の一助となりうる生成AIを活用した「BCP-DX」に注目が集まっています。 本セミナーでは、上記課題への対応力をあげるための各手法と考え方、また先進的な取り組みであるBCP-DXとは何か、どのようにBCPのDX化を実現していけばよいか、について、初級のBCPダッシュボードの作り方、生成AIを活用した中級BCP-DX、自動化システムによる上級BCP−DXといった段階別に構築するBCP-DXの解説を行います。 |
プログラム内容 | 1.巨大災害リスクと備え (1) 日本における巨大災害リスク (2) 日本の「海溝型」地震:南海トラフ地震、首都直下地震 (3) 日本の「断層型」地震 (4) 富士山噴火と首都圏降灰への対応 (5) 日本における連続複合災害 2.BCPと取り巻く環境の変化 (1) BCPに対する外部からの要請 (2) 2024年度J-SOX改訂に伴うBCPへの影響 (3) 3線モデルとBCPの構造変化、内部監査の変容 (4) 社会やステークホルダーから評価を得るBCPとは 3.対策本部の運用 (1) BCP対策本部「事務局」の役割(例) (2) BCP対策本部「初動フェーズ」作業と負荷・スキル (3) BCP対策本部「復旧フェーズ」作業と負荷・スキル (4) BCP対策本部内のリスク・コミュニケーション 4.BCP訓練 (1) BCP訓練の種類と概要 - シミュレーション訓練、モックディザスタ訓練、ワークショップ訓練 (2) 訓練実施計画のマイルストンと計画案策定方法 (3) 災対ポータルサイトを活用したBCP訓練 (4) BCP訓練の目的 - 惨事ストレス正常性バイアス、労働契約法安全配慮義務違反との関係性 5.地震以外のBCP対象と事業影響度分析 (1) 自然災害 (2) パンデミック感染症 (3) 事業影響度分析と実施例 (4) 事業影響度分析の経営的視点 6.BCPの自己評価方法と内部監査 (1) BCPの外部から評価される軸と視点 (2) BCP内部監査の新手法 - BCPプロセス標準化とレベル判定評価方法 7.IT-BCPの考え方 (1) IT被災の特徴と企業への影響 (2) IT-BCPとしてのヒト、カンキョウ、システム対策 8.BCPにおける経営判断と支援ツール (1) 経営陣のBCP行動とは (2) 経営陣のためのBCP初動マニュアル (3) 経営陣のためのBCPポートフォリオ (4) BCPイベントと経営判断フロー 9.BCPの課題とDX化 (1) なぜBCP-DXが必要なのか (2) BCP-DX初級コースとBCPダッシュボードの構築 (3) BCP-DXのための被災情報チェックシート例 (4) BCP-DX中級コースと生成AIの活用 (5) BCP-DX上級コースの概要 10.BCPその他の課題 ※ご受講の際は、電卓(携帯・スマホで代用可能)、筆記用具をご用意ください。 ※上記プログラムは都合により変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。 |
講師プロフィール | タレル株式会社 プリンシプルBCP研究所 所長 林田 朋之 氏 北海道大学大学院修了後、富士通株式会社入社。その後米シスコシステムズ入社。 独立コンサルタントとして、大企業、中堅企業のIT、情報セキュリティ、危機管理、震災および新型インフルエンザのBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)、クラウド・リスクマネジメントなどのコンサルティング業務を実施。 現在、企業の危機管理、BCP、情報セキュリティ、ITインフラシステムなどのコンサルティング業務を遂行。 |
対象 | 総務部門、経営企画部門、防災ご担当者 経営幹部、CSR推進ご担当者 等 |
受講要領・留意事項 | 〈受講要領〉 ‣本セミナーは、Zoomウェビナー形式ですので、WEBカメラ・マイクはご不要です。 ‣テキストは、開催の約5営業日前を目途に、お申込み時の住所宛てに郵送いたします。 ‣視聴URLは、開催の約3営業日前を目途に、お申込み時のメールアドレスへ送信いたします。 必ず、ご連絡のつく住所・メールアドレスをご記入ください。 〈留意事項〉 *視聴URLはセミナー参加者のみ利用可能とし、再配布・複数名での視聴を禁止いたします。 *著作権保護の観点から、セミナーの録音・録画や資料の複製は固くお断りいたします。 *Zoom接続環境(パソコン、有線およびWi-Fiのインターネット回線を推奨)をご準備ください。 *ネット回線・システムトラブル等による視聴の遅滞・中断等について、個別の対応や返金は できかねますので、ご了承ください。 *Zoomを初めて使用される方は、https://zoom.us/testであらかじめ接続テストを行ってください。 ◆その他、よくあるご質問はこちらをご参照ください。 |
会場 | オンライン専用(Zoomウェビナー形式) |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 増田 |
ksosaka@noma.or.jp | |
パンフレット(PDF) | パンフレットはこちらをクリック |