セミナー詳細

セミナー名
大災害から学ぶBCPへの新たな視点と対応策
〜 BCP の実効性強化と外部から評価を受けるためのポイント〜
開催日時 2024年7月16日(火)10:00〜16:30
講師 プリンシプル・コンサルティング・グループ
プリンシプルBCP研究所 所長
林田 朋之
会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 40,700円
ねらい  2024年1月1日に発生した能登半島地震は、近く発生が予想されている首都直下地震や南海トラフ地震への警戒をより一層際立たせ、ステークホルダーは、企業に、一層の地震対策とBCP 強化を強く求めています。
一方で企業における BCP の課題である実効性の確保とスキルの継承性の問題は、未だ解決方法を見出せない中、上場企業では、2024年度 J-SOX 改訂に伴い、内部統制としてのリスクマネジメント、ひいては BCP の構造(3線モデル)に至る部分に大きな影響を与えています。
本講座では、このような BCP を取り巻く環境の劇的変化に対応し、ステークホルダーや社会に対し、自社の BCP 対応を理解してもらうために実施すべきことは何かをテーマに解説します。
プログラム内容 (※全面改訂※)
1. 巨大地震への懸念と備え
・首都直下地震と南海トラフ地震への警戒と対応

2. BCPを取り巻く環境の変化
・BCP に対する外部からの要請
・J-SOX 改訂に伴う BCP への影響
・3線モデルと BCP の構造変化

3. 対策本部の運用
・事務局の役割の変化
・対策本部構造のリモート化
・災対ポータルサイトの活用

4. BCP 対策本部訓練
・BCP 訓練の種類
 - シミュレーション訓練
 - ワークショップ訓練
 - モックディザスタ訓練
・訓練計画の策定方法
・災対ポータルサイトを活用した BCP 訓練

5. 事業影響度分析
・事業影響度分析の考え方と実施例
・事業影響度分析の経営的視点

6. BCP の内部評価方法と内部監査
・BCP 簡易チェックリスト
・BCP を評価するための軸と視点
・BCP 内部監査の手法
・新しい BCP 内部監査手法
 - 評価モデルとプロセス設定

7. IT-BCP の考え方
・ IT 被災の特徴と企業への影響
・ IT-BCP としてのヒト、カンキョウ、システム対策

8. BCP における経営的視点
・ 経営者が把握しておくべき BCP と有事の行動
・ BCP ポートフォリオの考え方
・ 経営者 BCP マニュアルと経営判断フロー
・ BCP を取り巻く法律への対応

9. 今後連続発生する巨大地震および富士山噴火への対応
・ 首都直下地震
・ 南海トラフ地震(東南海、南海、東海、日向灘)
・ 富士山噴火
・ 企業の対応とは

10. BCP の課題と DX 化
・ 対策本部メンバーの災害メンタル強化
・ BCP 実効性を高めるためにすべきこと
・ BCP スキルを如何に継承するか
・ BCP-DX の考え方
※上記プログラムは都合により変更になる場合がございます。
あらかじめご了承下さい。
講師プロフィール プリンシプル・コンサルティング・グループ
プリンシプルBCP研究所 所長
林田 朋之
北海道大学大学院修了後、富士通株式会社入社、その後米シスコシステムズ入社。
独立コンサルタントとして、大企業、中堅企業のIT、情報セキュリティ、危機管理、震災および新型インフルエンザのBCP、クラウド・リスクマネジメントなどのコンサルティング業務を実施。
現在、企業の危機管理、BCP、情報セキュリティ、ITインフラシステムなどコンサルティング業務を遂行。

対象 総務部門、経営企画部門、防災ご担当者、
経営幹部、CSR推進ご担当者 等
電卓(携帯、スマホで代用可能)、筆記用具をお持ちください。
会場 [オンライン参加]ZOOMによるLive配信
問合せ先 企画研修グループ
担当者 松嶋
E-Mail tms@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
戻る WEB申込み