セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】
新任担当者のための技術検査の進め方【会場受講】
開催日時 令和6年5月23日(木)13:00〜17:00
令和6年5月24日(金) 9:30〜16:00
講師 丹波市役所 技監
上畑 文彦 氏
会員参加料(税込) 34,100円
一般参加料(税込) 37,400円
ねらい
【本ページは、本会会場での受講の方のお申込み専用です】
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〜公共工事検査に求められる検査の意義と検査職員の役割、検査職員と施行計画書の関わりについて〜

 現在、地方自治体の工事検査には組織体制や技術者不足など様々な問題が山積しております。公共工事の検査は、対価支払いの前提となる極めて重要な行為であり、工事の品質確保や契約の適正化、安全の面から厳格な執行を期する必要があります。そのような重要な職務に就かれる新任ご担当者のために工事検査の基本法・基本技術をわかりやすく解説いたします。
プログラム内容 1.工事検査に関する基礎知識について
  ・地方自治法に規定された工事検査
  ・なぜ工事検査が必要なのか
  ・工事検査の種類と目的
  ・発注者と受注者を拘束するもの
  ・既済部分検査と部分引渡検査並びに部分使用検査の違い
  ・地方自治法施行令に規定された検査の方法

2.工事検査に関する期日と法令との関係性について
  ・検査の完了の時期を規定した法律
  ・官公庁の営業日という考え方
  ・年度末における履行検査期限の取扱
  ・工事請負代金の支払期限
  ・14日以内に検査が完了しない場合の取扱
  ・前金払いの期限
  ・契約約款に規定された書面主義

3.検査職員と監督職員の関係性について
  ・検査職員と監督職員の立場とは
  ・両者の役割の違いと両者の関係
  ・検査職員と兼職禁止の規定
  ・検査職員と監督職員の権限について
  ・検査職員は監督職員を指導できない
  ・監督職員が指示を誤った場合

4.検査職員の責任について
  ・工事検査に必要な知識の習得
  ・工事検査と土木工事共通仕様書
  ・用語の知識の習得
  ・契約約款を理解する
  ・検査職員の賠償責任と法律の規定
  ・高い倫理観と受注者との信頼関係の構築
  ・公正公平で透明性の高い工事成績評定
  ・検査職員による説明責任
  ・検査の過程で確認される品質
  ・品質関係から読み解くこと
  ・検査職員と合否の判定

5.検査職員と施工計画書の関わりについて
  ・検査職員にとっての施工計画書
  ・工事検査と施工計画書の関わり
  ・施工計画書の提出の意味
  ・施工計画書の重要性
  ・施工計画書の受領時期
  ・施工計画書と自主的施工の原則

6.私の経験から伝えたいこと
  ・意味のある施工計画書とは
  ・施工計画書を疎かにした現場の失敗例
  ・軽微な修補事項が発生しやすい箇所とは

事例発表「私が検査職員となって思ったこと」
  丹波市役所 入札検査室副室長 西田 英毅 氏
講師プロフィール 丹波市役所 技監 上畑 文彦 氏

 昭和58年 春日町役場へ入職。建設部施設建築課副課長、水道部工務課長、入札検査部入札検査室長を経て現職。過去に担当した工事として『道の駅建設工事』『防災行政無線新設工事』『小中学校施設等新築工事』『水道施設新設工事』『認定こども園新築工事』など、土木工事から建築工事、機械設備工事、電気通信工事と幅広い分野を担当。
【資格等】
 1級土木施工管理技士、1級建築施工管理技士、1級舗装施工管理技術者、給水装置工事主任技術者、下水道排水設備工事責任技術者 ほか
対象 地方自治体の工事検査課、土木・建設課、上下水道局、
管財課、契約課、監査委員事務局などの担当者、その他の方々
備考 貴庁でご使用の契約約款を必ずご持参ください。
また、検査規定もご持参いただくと、講義内容との照らし合せに効果的です。


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会場 関西本部
大阪市西区靭本町1−8−4大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail ksosaka@noma.or.jp
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