セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】 
新任担当者のための工事技術検査の進め方
開催日時 2024年 7月11日(木)13:00〜17:00
2024年 7月12日(金) 9:30〜16:00
講師 丹波市役所 技監        上畑 文彦 氏
会員参加料(税込) 34,100円
一般参加料(税込) 37,400円
ねらい ※こちらは「オンライン中継」用のお申込みページです。
 会場参加をご希望の方は下記より詳細をご確認ください。

 


 さて、現在、地方自治体の工事検査には組織体制や技術者不足など様々な問題点が山積しております。 公共工事の検査は、対価支払いの前提となる極めて重要な行為であり、工事の品質確保や契約の適正化、安全の面から厳格な執行を期する必要があります。 そのような重要な職務に就かれる新任ご担当者のために工事検査の基本法・基本技術をわかりやすく解説いたします。
プログラム内容 1.工事検査に関する基礎知識について
 ・地方自治法に規定された工事検査
 ・なぜ工事検査が必要なのか
 ・工事検査の種類と目的
 ・発注者と受注者を拘束するもの
 ・既済部分検査と部分引渡検査並びに部分使用検査の違い
 ・地方自治法施行令に規定された検査の方法

2.工事検査に関する期日と法令との関係性について
 ・検査の完了の時期を規定した法律
 ・官公庁の営業日という考え方
 ・年度末における履行検査期限の取扱
 ・工事請負代金の支払期限
 ・14日以内に検査が完了しない場合の取扱
 ・前金払いの期限
 ・契約約款に規定された書面主義

3.検査職員と監督職員の関係性について
 ・検査職員と監督職員の立場とは
 ・両者の役割の違いと両者の関係
 ・検査職員と兼職禁止の規定
 ・検査職員と監督職員の権限について
 ・検査職員は監督職員を指導できない
 ・監督職員が指示を誤った場合

4.検査職員の責任について
 ・工事検査に必要な知識の習得
 ・工事検査と土木工事共通仕様書
 ・用語の知識の習得
 ・契約約款を理解する
 ・検査職員の賠償責任と法律の規定
 ・高い倫理観と受注者との信頼関係の構築
 ・公正公平で透明性の高い工事成績評定
 ・検査職員による説明責任
 ・検査の過程で確認される品質
 ・品質関係から読み解くこと
 ・検査職員と合否の判定

5.丹波市の検査体制について
 ・丹波市の検査体制の変化について
 ・検査体制を強化したきっかけとは
 ・検査部署の負担軽減に向けて
 ・検査を通しての課題と解決方法について

6.検査職員と施工計画書のかかわりについて
 ・検査職員にとっての施工計画書
 ・工事検査と施工計画書の関わり
 ・施工計画書の提出の意味
 ・施工計画書の重要性
 ・施工計画書の受領時期
 ・施工計画書と自主的施工の原則

7.私の経験から伝えたいこと
 ・意味のある施工計画書とは
 ・施工計画書を疎かにした現場の失敗例
 ・軽微な修補事項が発生しやすい箇所とは
 ・まとめ

対象 地方自治体・地方公共団体で工事検査(土木・建築関連)を担当される方々
オンライン中継をご希望の方は必ずご確認ください
【ご参加方法】
・Zoomを用いて、会場の研修の様子をライブ中継いたします。
  Zoomに接続可能なパソコンまたはタブレット端末をご用意ください。
 
 
【お申込み後の流れ】
・事務手続きが完了致しましたら、参加券およびご請求書をお送りいたします。
・研修開催日の3営業日前までに、当日ご参加用のURL等をメールでお送りいたします。
・セミナーで使用するテキスト類は、事前に送付もしくはデータ送信させていただきます。

【受講上の注意事項】
セミナーの録音、録画、映像のスクリーンショット等は固くお断りしております。
また自ら、又は第三者を 通じて、セミナー動画の転載、複製、出版、放送、公衆送信
その他著作権・知的財産権を侵害する一切の行為をしてはならないものとします。
※当日は、貴庁の「契約約款」、「工事検査基準」(工事マニュアル)をお手元にご用意ください。
会場 オンライン Zoom
問合せ先 九州本部 企画研修G
担当者 浅井
E-Mail kyu-semi@noma.or.jp
電話番号 092-431-3365
FAX番号 092-431-3367
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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