セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】
水道事業における経営改善のすすめ方
開催日時 令和5年10月10日(火)13:00〜17:00
令和5年10月11日(水)10:00〜16:00
講師 鳥生紘平公認会計士事務所 所長
公認会計士 鳥生 紘平 氏
会員参加料(税込) 34,100円
一般参加料(税込) 37,400円
ねらい
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 昨今の人口減少社会において、上下水道事業は多くの自治体で非常に厳しい経営環境に置かれています。このような中で、社会に必要不可欠なライフラインである上下水道事業の適正な運営を持続していくためには、抜本的改革も含めた経営の在り方の見直し・検討が必要となります。
 本講座では、上下水道事業における経営改善のすすめ方を、豊富な事例を交えて解説いたします。上水道事業を取り巻く外部環境や、自団体における経営環境の分析手法を示した上で、料金改定や広域連携を含めた具体的な経営改善手法を学んでいただきます。
プログラム内容 1.上下水道事業を取り巻く環境、課題
 (1)上下水道事業の現状と課題
 (2)上下水道事業の経営改革に関する国の動向

2.上下水道事業の経営の全体像
 (1)上下水道事業の経営の特徴
 (2)経営分析の手法と課題識別
 (3)経営戦略策定及び見直しのポイントと経営改善策の考え方

3.料金(使用料)改定の具体的な実施手法
 (1)水道料金及び下水道使用料の考え方
 (2)料金(使用料)水準見直しの進め方
  @料金(使用料)収入の現状分析
  A水需要予測の手法及び財政収支
   シミュレーションの手法
  B総括原価の算定と料金改定率決定の手法
 (3)料金体系検討の進め方とポイント
 (4)下水道使用料改定におけるポイント(水道料金改定との違い)
 (5)料金(使用料)改定のスケジュールと審議会開催
 (6)住民及び議会への説明

4.広域連携の具体的な実施手法と事例
 (1)広域連携についての国の動向
 (2)広域連携のスキーム
 (3)広域連携の形態別の進め方、効果及び事例
  @広域連携の進め方の全体像
  A施設の共同化の進め方、効果及び事例
  B管理の一体化の進め方、効果及び事例
  C事業統合及び経営の一体化の進め方、効果及び事例
 (4)広域連携における料金統一
 (5)広域連携による技術力の確保
 (6)下水道事業の広域連携

5.その他の経営改善の取組み
 ・民間活用、官民連携
 ・施設の統廃合、ダウンサイジング
 ・下水道整備の最適化
 ・料金・使用料収入以外の収入確保
 ・組織体制の見直し
 ・ICTの活用
講師プロフィール 鳥生紘平公認会計士事務所 所長
公認会計士 鳥生 紘平 氏

 2011年 有限責任監査法人トーマツ入所。2012年より同法人パブリックセクターに異動し、自治体をはじめとする公的機関、非営利組織を対象とする監査及びコンサルティング業務に従事。2013年 公認会計士登録。2020年 有限責任監査法人トーマツ退社後、鳥生紘平公認会計士事務所を設立。同年、一般社団法人行政経営支援機構を設立し、代表理事就任。
 現在は、前職での経験を活かし、主に上下水道事業等の公営企業に対する広域連携検討支援、料金改定検討支援、経営戦略策定支援といったコンサルティング業務に従事している。
 令和3年度より、総務省の地方公共団体の経営・財務マネジメント強化事業の公営企業関係アドバイザーとして、複数の公営企業の経営戦略策定のアドバイザーも務めている。
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会場 関西本部
大阪市西区靭本町1−8−4大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 田中
E-Mail ksosaka@noma.or.jp
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