セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】 
令和5年度 公共施設マネジメント実務講座
開催日時 令和5年6月1日(木)13:00〜17:00
令和5年6月2日(金)10:00〜16:00
講師 東洋大学大学院 客員教授
 南 学

【事例発表】
奈良県広陵町 企画部総合政策課長
 芝 賢明
会員参加料(税込) 34,100円
一般参加料(税込) 37,400円
ねらい ※こちらは「オンライン中継」用のお申込みページです。
 会場参加をご希望の方は下記より詳細をご確認ください。




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 多くのインフラ・公共施設がー斉に老朽化しながら、その更新費用が確保できない状況に対して、ほぼ全ての自治体が、「公共施設等総合管理計画」さらに「個別施設計画」の策定を行いましたが、目標としていた施設面積・費用の削減は進まずに、むしろ増加していることが多い現状です。そのなかで、新型コロナウィルスの感染拡大よって、学校をはじめ多くの公共施設が休止あるいは利用制限となり、ヒトを集めることを目的とした施設の存在や機能そのものの見直しも必要となってきました。さらに、経済停滞による税収減が顕著となり、赤字公債の発行も異常に膨らんで、財源確保の観点からも公共施設マネジメントについて、従来の枠を越えた展開が必要となってきています。対応が進まないなかでも、施設・設備の老朽化はさらに進み、市民の命や財産を奪う事件・事故を引き起こす可能性も高まり、自治体職員に業務上過失致死傷罪が適用される事例も発生しています。この間の先進事例を検証すると、安全確保のために、学校や一定規模以上の施設を対象に、包括施設管理委託や施設保全計画策定を進めることが事務改善、経費削減、長寿命化など有効であることが実証されてきました。これに小規模修繕を組み合わせることで効果的な施設設備維持が実現しています。また、施設の機能を分析して再配置・再構成やデジタル化を進めること、小学校の地域開放を軸にコンパクトなまちづくりを実現する可能性も見えてきました。
 そこで、本講座はインフラと公共施設の更新の問題を、財政対応を軸に、対象施設の重点化と包括管理、小学校への機能集約と複合施設化、リース方式などの資金調達の多様化による革新、そして庁内と住民との合意形成・意思決定手法の開発を目的とし、開講します。また、十分に理解されていない指定管理者制度を活用して、施設の更新・活用、収益確保をすすめる方策についても検討するとともに、事例発表には、奈良県広陵町から公共施設ご担当者をお迎えし、ご講演と参加者とのディスカッションを通じて、考察を深めてまいります。
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プログラム内容 【全体講義】東洋大学大学院客員教授 南 学

1.ポストコロナ社会で、公共施設マネジメントはどのように変わるのか

2.ヒトの「密」を避けると、庁舎や学校、公民館、図書館はどうなるのか

3.施設保全の優先度を明確にするマネジメント手法のあり方

4.個別施設対応から、サービス機能重視による施設再編成

5.公共施設の半数をしめる学校施設の開放、統廃合などの最大限活用

6.指定管理者制度の正しい理解と評価による公民連携の進め方

7.施設更新の資金調達手法(プロジェクト・ファイナンスの発想)

8.問われるトップと議会の対応、全庁的な対応体制の整備

※南学氏著「ポストコロナ社会の公共施設マネジメント」(学陽書房)を進呈します。
当日テキストとして使用します。

令和5年6月2日(金) 14:30〜15:45(予定)
■<事例発表> 奈良県広陵町 企画部総合政策課長 芝 賢明氏
 「小規模自治体で進める創意工夫の公共施設マネジメント(仮題)」


※プログラムは都合により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください
講師プロフィール 東洋大学大学院客員教授 南 学
1977年 東京大学教育学部卒業後、横浜市役所に入職。
1989年 海外大学院留学派遣でカリフォルニア大学大学院に留学。
      その後、市立大学事務局、市長室、企画局を歴任。
2000年 静岡文化芸術大学助教授
2004年から神田外語大学教授、横浜市立大学教授、神奈川大学特任教授を経て現職。

【著書】
「実践!公共施設マネジメント」(学陽書房)
「先進事例から学ぶ成功する公共施設マネジメント」(学陽書房)
「自治体アウトソーシングの事業者評価」(学陽書房)
「横浜交流と発展のまちガイド」(岩波ジュニア新書)
「ポストコロナ社会の公共施設マネジメント」(学陽書房)
対象 全国自治体の公共施設マネジメントに関わるご担当者の方々、地方議会議員の方々
※本講座は自治体職員ならびに地方議会議員の方々を対象としております。
特記事項等(ご参加にあたってのお願い 他) ※南学氏著「ポストコロナ社会の公共施設マネジメント」(学陽書房)を進呈します。
当日テキストとして使用します。

オンライン中継をご希望の方は必ずご確認ください
【ご参加方法】
・Zoomを用いて、会場の研修の様子をライブ中継いたします。
 Zoomに接続可能なパソコンまたはタブレット端末をご用意ください。
※講師が受講者に発言を求めることがありますので、マイク・カメラ機能のあるパソコンまたはタブレット端末をご用意ください。
詳細は こちらからご確認ください。

【お申込み後の流れ】
・参加券およびご請求書は、研修開催日の2週間前までに連絡ご担当者様に送付いたします。
・当日ご参加用のURL等は、研修開催日の2営業日前までに連絡ご担当者様にメール送信いたします。
 ※WEB申込の際に送られる自動返信メール文、参加券には記載はございません。
・テキスト類は、研修開催日の2営業日前までに連絡ご担当者様に送付いたします。
・会場参加への変更は、開催5営業日前までにご連絡ください。

【受講上の注意事項】
セミナーの録音、録画、映像のスクリーンショット等は固くお断りしております。
また自ら、又は第三者を通じて、セミナー動画の転載、複製、出版、放送、公衆送信
その他著作権・知的財産権を侵害する一切の行為をしてはならないものとします。
会場 [オンライン参加]ZoomによるLive配信
会場電話番号 03-3403-1891
会場FAX番号 03-3403-1130
問合せ先 企画研修グループ
担当者 中村
E-Mail tks-mousikomi@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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