セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】 
人事評価結果の徹底した甘辛対策と処遇反映方法の見直し
開催日時 令和5年6月1日(木)13:00〜17:00
令和5年6月2日(金)10:00〜16:00
講師 一般社団法人日本経営協会 チーフコンサルタント
パブリック・マネジメント研究所 所長
鈴木 由朗 氏
会員参加料(税込) 34,100円
一般参加料(税込) 37,400円
ねらい ※こちらは「オンライン中継」用のお申込みページです。
 会場参加をご希望の方は下記より詳細をご確認ください。




 地方自治体におきましては、人事評価制度の処遇反映等への活用を進めるうえで、評価者による評価結果のばらつきが大きい、職員の不満の声が聞こえる、処遇反映の仕方が分からない等、うまく機能していないケースが多数見受けられます。
 そこで、自治体の評価制度の構築や研修に数多く携わってきたNOMAチーフ・コンサルタントの鈴木由朗講師から、人事評価制度を立て直すための具体的な修正点について、目標設定、評価の仕方、面談など幅広く取り上げて解説いたします。また、課題である評価結果の是正や処遇反映の仕方については、具体的な是正の手順と方法、処遇反映のランク区分の仕方や留意点などを解説する他、処遇反映等に関する工夫について参加者同士の意見交換の場を設けることといたしました。
プログラム内容 1 人事評価結果を処遇に反映できない理由
自治体の陥りやすい状況を俯瞰する

2 人事評価に対する取組み意識が低い
(1)目的の多様性(焦点はどこにある) 
(2)組織にどのような影響を与えたいのか明示する
(3)まずは上司と部下とのコミュニケーション改革から
(4)トップの説得と人事担当部門の運用体制の見直し

3 目標管理(MBO)の形骸化への対策
(1)そもそもMBOと業績評価は別の仕組み 
(2)MBOはコミュニケーションによるマネジメント改革
(3)組織目標を共有し、チームで協議する場をつくれ
(4)面談実施の徹底を図るには
(5)はじめから難しい面談を強要していないか 

4 評価者の違いによる甘辛の差が大きい〜業績評価の場合
(1)目標設定のレベルの低さと本人の主体性
(2)難易度判定を難しくしない
(3)設定目標のみで評価し処遇に反映してよいのか
(4)業績全体の評価における「役割を果たしたか」の意味
(5)各職位のレベル感の違いを共有する
(6)上司の応援があったとき、心身の不調があったときの評価

5 評価者の違いによる甘辛の差が大きい〜能力評価の場合
(1)甘辛の差が生じる最も大きな要因は
(2)職に求める能力レベルの認識を合わせるには
(3)標準レベルではなく期待レベルを示す
(4)被評価者の行動事実を十分把握させるには
(5)評価前に今期を振り返るステップを組み込む

6 評価結果の是正(調整)を徹底して行う
(1)評価の実施から是正・確定までのプロセス
(2)評価者間の評価傾向を”見える化”する
(3)二次評価者による評価結果の点検と再評価の指示 
(4)全庁的な甘辛の是正方法
(5)統計的手段による甘辛の分析方法と是正方法

7.処遇反映の仕方を再構築する
(1)昇給、勤勉手当への反映の事務手順
(2)業績評価と能力評価は点数化して”総合化“する
(3)絶対区分、相対区分、折衷方式等のランク区分の仕方
(4)昇給、勤勉手当それぞれのランク区分の留意点
(5)勤勉手当総額を原資の枠に収めるには
(6)昇任昇格に反映するための事前検討事項
(7)評価結果を昇任昇格に反映する方法

8.情報交換

9.質疑応答

講師プロフィール 鈴木 由朗 氏

一般社団法人日本経営協会 チーフコンサルタント、パブリック・マネジメント研究所 所長、
(社)全日本能率連盟認定マスターマネジメント・コンサルタント
 人事評価制度、目標による管理、その他人事制度等に関するコンサルティング、人材育成基本方針等の策定支援、人事評価研修などを専門とし、都道府県、市町村、独立行政法人など公共団体を中心に幅広く活躍。
 主な論文として、「人事考課で活力ある組織づくり」(『地方自治職員研修』2001年10月号より連載)、「変革の時代の自治体人事政策」(『地方自治職員研修』2002年4月号より連載)などがある。
対象 全国地方自治体の人事課、総務課、職員課等の人事評価ご担当者
※本講座は自治体職員の方々を対象としております。
オンライン中継をご希望の方は必ずご確認ください
【ご参加方法】
・Zoomを用いて、会場の研修の様子をライブ中継いたします。
・Zoomに接続可能でマイク・カメラ付きのパソコンまたはタブレット端末をご用意ください。
 ※グループワーク(意見交換)を行います
詳細は こちらからご確認ください。

【お申込み後の流れ】
・参加券およびご請求書は、研修開催日の2週間前までに連絡ご担当者様に送付いたします。
・当日ご参加用のURL等は、研修開催日の2営業日前までに連絡ご担当者様にメール送信いたします。
 ※WEB申込の際に送られる自動返信メール文、参加券には記載はございません。
・テキスト類は、研修開催日の2営業日前までに連絡ご担当者様に送付いたします。
・会場参加への変更は、開催5営業日前までにご連絡ください。

【受講上の注意事項】
セミナーの録音、録画、映像のスクリーンショット等は固くお断りしております。
また自ら、又は第三者を通じて、セミナー動画の転載、複製、出版、放送、公衆送信
その他著作権・知的財産権を侵害する一切の行為をしてはならないものとします。
会場 [オンライン参加]ZOOMによるLive配信
会場電話番号 03-3403-1891
会場FAX番号 03-3403-1130
問合せ先 オンライン開発グループ
担当者 堀込
E-Mail tks-mousikomi@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
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