セミナー詳細

セミナー名
不正会計の実態、予防策と対応策
〜不正事例に学ぶ‘手口‘と‘発見のポイント‘〜
開催日時 2023年2月8日(水)10:00〜17:00
講師 一般社団法人 価値創造機構 理事長 公認会計士  村井 直志 氏
会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 40,700円
ねらい  企業経営においてコンプライアンス・ガバナンス強化は最重要の経営課題ですが、残念ながら不祥事はあとを絶ちません。その中でも、不正会計の発覚は、組織のレピュテーション=信用・信頼・評価を瞬時に毀損し、時として組織存亡に関わる重大な局面を迎えることもあります。
 本セミナーでは、実際に発覚した不正会計の事例分析とともに、経営を揺さぶる「経営者不正」「循環取引」などの実態や、不祥事の予防策と対応策など、実際に不正会計に遭遇し、第三者委員会委員の経験もある公認会計士の目線で、不合理な粉飾・横領への理解を深め、どのように“タイジ”(対峙・退治)すべきか、会計監査入門者向けにわかりやすく解説いたします。
 経営マネジメントや内部監査の視点から、不正会計への対処法を修得していただけます。
プログラム内容 1.不正会計の実態
 ・不適切な会計・経理の開示企業
 ・不正会計に見られる9つの類型
 ・不正会計を誘発するトライアングル
 ・実際に発覚した不正会計の事例分析
 ・不正会計の8つの手口
 ・主な監査技術と財務諸表分析の基本目線

2.発覚した不正会計の傾向
 ・不正会計と内部統制
 ・循環取引と通常の取引の相違点
  (循環取引を見分ける3つのキーワード)
 ・不祥事発覚の端緒と6つの兆候
 ・不正会計に見られる傾向
  (事例:K社.T社.M社.F社など)
 ・循環取引を見分ける3つのキーワード
 ・不正防止の7つ道具と2つの意識改革

3.BECビジネスメール詐欺
 ・国内詐欺被害事例
 ・2つの業務フローから考えるBECの予防策、対応策

4.不正会計の予防と対応
 ・監査の本質
 ・内部統制の限界と継続的改善の必要性
 ・車の両輪、不祥事予防&対応のプリンシプル
 ・不祥事予防に向けた取り組み事例
 ・不正調査に見られる4つの仮説検証アプローチ
 ・当事者の分類と責任追及

※村井直志先生著「会計チャージ 決算書の本質を4つの目線でつかむ」(中央経済社)を差し上げます。また当日教材としても使用いたします。

※最新の動向・情報を織り込むため、内容を一部変更させていただく場合がございます。

講師プロフィール 一般社団法人 価値創造機構 理事長 公認会計士  村井 直志 氏

大手監査法人・コンサルファーム・税務事務所などを経て、一般社団法人価値創造機構理事長就任。
日本公認会計士協会東京会コンピュータ委員会委員長、経営委員会委員、税務第一委員会委員、業務委員会委員、独立行政法人中小企業基盤整備機構IT推進アドバイザーなどを歴任。 第34回日本公認会計士協会研究大会に「CAATで不正会計に対処する、EXCELを用いた異常点監査技法」で選抜。


主な著作------------------
「データ分析&可視化の新しい教科書 モダンExcel入門」(日経BP)
「経理に配属されたら読む本」(日本実業出版社)
「経営を強くする会計7つのルール」(東洋経済新報社)
「会計ドレッシング10episodes」(東洋経済新報社)
「強い会社の儲けの公式」(ダイヤモンド社)
「会社四季報から始める 最強の会計力」(東洋経済新報社)
「CAATで粉飾・横領はこう見抜く」(中央経済社)

対象 監査役、内部監査部門、内部統制部門、
法務・コンプライアンス・CSR部門、
経理財務・経営企画部門の方など
【ご参加方法】
・Zoomを用いて、ライブ配信いたします。
Zoomに接続可能なパソコンまたはタブレット端末をご用意ください。
※Zoom参加時には、お名前表示を名字(例 山田)にご変更ください。
詳細は こちらからご確認ください。

【お申込み後の流れ】
・参加券およびご請求書は、連絡ご担当者様に送付いたします。
・当日ご参加用のURL等は、研修開催日の2営業日前までに連絡ご担当者様にメール送信いたします。
 ※WEB申込の際に送られる自動返信メール文、参加券には記載はございません。
・テキスト類は、研修開催日の2営業日前までに連絡ご担当者様に送付いたします。
 〔テキスト類の送付先を変更する場合は、連絡事項欄にてお知らせください。〕
・発送先を変更の場合【申込時並びに開催日の10日前までに】
 @自宅の場合は、郵便番号、所在地・部屋番号、宛名、電話番号
 A支社・事業所・キャンパスなどの場合は、郵便番号、所在地、
  会社名・団体名、所属、宛名、電話番号をご入力下さい。
会場 [オンライン参加]ZOOMによるLive配信
問合せ先 企画研修グループ
担当者 川島
E-Mail tms@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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