セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】  
地方自治体職員のための条例・規則立案の実務
開催日時 令和5年1月12日(木)13:00〜16:30
令和5年1月13日(金)10:00〜16:00
講師 元衆議院法制局参事
吉田 利宏
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい ※こちらは「会場参加」用のお申込みページです。
 オンライン中継をご希望の方は下記より詳細をご確認ください。

 


 「法令」「条例」は、地方自治体の運営に必要な政策を策定する際の基準であり、職員の行動の指針でもあります。また、地域住民の不満を解消し、よりよい地域づくりを実現するためにも、「法令」「条例」によるルール化は欠かすことができません。そのため、地方自治体の担当職員は「法令」を正しく理解した上で、地域ごとに異なる課題やニーズに合った「条例」の立案をしなければなりません。

 本セミナーでは、『元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術』等の著者である(元)衆議院法制局の吉田利宏氏を講師に迎え、現在の自治体職員が備えておくべき「法令の実務」と「条例・規則立案」の基礎と実務についてわかりやすく解説いたします。また、適宜、演習の時間を設けており、解説によって理解した内容を演習によって更に理解を深めることで、技術と手法を身に付けていただきます。
プログラム内容 1 条例・規則の前提知識
(1)知っていそうで知らない条例と規則の守備範囲
(2)執行機関の多元主義と例規
(3)法令みたいなもの(要綱など)の役割
(4)国の法令と条例・規則の関係
(5)国からの通知の正体
(6)参酌すべき基準・標準・従うべき基準
2 政策を条例に落とし込む!
(1)条例ができること・制定することの意味
(2)条例に当たって考えること
(3)政策課題・事実の発見
(4)押し寄せる条例事項の変化
(5)義務履行確保の手段の重要性
(6)条例案の作り方
3 条文づくりのルール@〜用字と配字〜
(1)条例・規則のパーツを覚える 
(2)条例・規則の配字
(3)用字のルール
(4)全部改正に逃げるな!
(5)六法編集者の親切
(6)特殊な内容の規定方法
4 条文づくりのルールA 〜法令用語を知る〜
(1)基本の用語
(2)条文の構造を見抜く用語
(3)繰り返しを避けるための用語
(4)広がりを示す用語
(5)自治体職員としてさらに知っておきたい用語
5 条文づくりのルールB〜条文の構造と典型的な規定〜
(1)本則の構造
(2)総則の歩き方
(3)実体的規定の歩き方
(4)罰則の歩き方
(5)雑則の定審規定
(6)附則の考え方
(7)提案理由の書き方
6 条例・規則を生かすくふう
(1)見直し規定の意味
(2)リーガルドック
(3)首長制の弱点と法規担当者の役割
(4)手法の研究のすすめ
※最新の情報を反映するため、予告なく内容の一部を変更する場合がございます。
  あらかじめご了承ください。
講師プロフィール 元衆議院法制局参事 吉田 利宏 氏
1963年神戸市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、衆議院法制局に入局。
15年に渡り、法律案や修正案の作成に参画。著述業の傍ら自治体の各種委員などを勤める。

【主な著書】 
『元法制局キャリアが教える法律を読む技術・学ぶ技術(第3版)』(ダイヤモンド社)、
『新法令用語の常識』、『新法令解釈・作成の常識』(いずれも日本評論社)など多数
対象 地方自治体の総務課、庶務課、法制課、法規課、文書課などで、
条例・規則に関する業務を担当するマネージャー・職員

※本講座は地方自治体職員ならびに議員のみを対象としております。
※地方自治小六法とスマートフォンまたはタブレットをご持参ください。
会場 日本経営協会内専用教室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8 (セミナー受付は3階です)
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1891
会場FAX番号 03-3403-1130
問合せ先 企画研修グループ
担当者 堀田
E-Mail tks-mousikomi@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
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