セミナー詳細

セミナー名 【オンライン専用】
初めての方にもわかりやすい
内部監査の基礎と実務のすすめ方
開催日時 2022年10月12日(水)13:00〜17:00
講師 シスメックス株式会社
監査室 シニアオーディター 芳野 政巳 氏

会員参加料(税込) 30,800円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい  内部監査には、健全な企業経営の実現を支援するため、経営的な視点から企業活動におけるリスクが許容できる状態にあるかを確認し、また、そうでない場合は改善を確認したうえで、経営層に安心として伝達(保証)するという役割が求められます。しかしながら、内部監査部門に配属されて間もない方や、監査経験の浅い方にとって、監査の視点や方法に自信のないまま業務に従事しているというケースは多いのではないでしょうか。
 本セミナーでは、企業経営のなかで内部監査が担うべき役割について、コーポレート・ガバナンスや内部統制との関係を整理しながら、その原理・原則をご理解いただきます。そのうえで、内部監査の実効性を高めるために、具体的なアプローチや手続きの採り方、監査報告のあり方など、ケーススタディも交えながら実務的なポイントを解説いたします。
プログラム内容 T.内部監査はなぜ必要か?
 1.コーポレート・ガバナンス
  (1) 取締役の義務
   −経営という行為
  (2) 株主の権利
  (3) コーポレート・ガバナンス
   @ 社長と取締役の関係
   A ガバナンスの主論点
    −監査役(会)設置会社
    −指名委員会等設置会社
    −監査等委員設置会社
    −社外取締役
  (4) 監視における弱点
 2.内部統制
  (1) 内部統制とは
   @ 企業内部の統制の関係
   A ITによるコントロールには注意が必要
   B 統制活動
  (2) 内部監査も内部統制の一部
   @ 内部統制の限界
   A 内部監査の位置づけ

U.アシュアランス業務
 1.内部監査(アシュアランス業務)
  (1) 監査は単に何かを調べることではない
   @ 内部監査の定義
   A 内部監査の本当の意味を考える
  (2) 経営とリスク
   @ 経営者の仕事
   A 効果的なリスク管理
  (3) 公認内部監査人(CIA)
  (4) テストとは?
  (5) 監査プログラム
  (6) キーコントロールとは?
   −なぜ、コントロールに関心を持つのか?
  (7) 内部監査人とコントロール
  (8) 業務処理とコントロールの違い
   @ コントロールの種類
   A コントロールの信頼性
   B コントロールは何を主張しているのか?
   C コントロールを評価する
  (9) サンプリング
   −サンプリング結果の評価

V.監査報告
  (1) 経営者の期待
   −何をもって安心できるのか?
  (2) 監査報告の内容
講師プロフィール シスメックス株式会社
監査室 シニアオーディター 芳野 政巳 氏


 1990年関西学院大学商学部卒業、富士火災海上保険株式会社入社。以降、同社の営業支店、本社営業企画部門での勤務を経て、2005年同社監査部、2007年同社監査部内部統制グループ長、2009年同社監査部業務監査グループ長。2012年AIG富士生命保険株式会社監査部長。2014年よりシスメックス株式会社 監査室 シニアオーディター(現任)。
〔内部監査に関する社外活動等〕
関西学院大学商学部 非常勤講師(2012年〜2016年)
日本内部監査協会主催「内部監査基礎講座」講師(2012年〜2014年)
〔著書(共著)〕
『内部監査人の実務テキスト 〔業務知識編〕』2009年
『例解 内部監査の考え方と実務』2016年
対象 内部監査室、経理・財務部門のマネジャー・スタッフの方など
受講要領・留意事項 〈受講要領〉
‣本セミナーはZoomウェビナー形式ですので、ご自身のビデオをONにすることは不要です。
 当日の質疑はQ&Aツールにて承ります。
‣資料は開催の 1 週間前、視聴 URL は 3 営業日前を目途にお送りいたします。

〈留意事項〉
*視聴URLはセミナー参加者のみ利用可能とし、再配布・複数名での視聴を禁止いたします。
*著作権保護の観点から、セミナーの録音・録画や資料の複製は固くお断りいたします。
*Zoom 接続環境(パソコン、有線および Wi Fi のインターネット回線を推奨)をご準備ください。
*ネット回線・システムトラブル等による視聴の遅滞・中断等について、返金できかねますので
 ご了承ください。
*Zoomを初めて使用される方は、https://zoom.us/testであらかじめ接続テストを行ってください。

その他、よくあるご質問はこちらをご参照ください。
会場 オンライン開催(Zoomウェビナー形式)
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 田中
E-Mail ksosaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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