セミナー名 |
全社的リスクマネジメント(ERM)の実務で直面する課題と対応 〜具体的な対応事例に焦点を当てて〜 |
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開催日時 | 2022年10月27日(木)10:00〜17:00 |
講師 | (前)東京ガス株式会社 吉野 太郎 氏 |
会員参加料(税込) | 35,200円 |
一般参加料(税込) | 42,900円 |
ねらい |
※こちらは「オンライン中継」用のお申込みページです。
会場参加をご希望の方は下記より詳細をご確認ください。 全社的リスクマネジメント(ERM)の重要性は広く認識されていますが、それを実務に適用する時には様々な課題に直面します。 本講座は、実務で直面する様々な課題を解決するために取るべき対応について、[問題のある事例]を取り上げ、その何が[問題点・リスク]で、[取るべき対応]は何かの3段階で説明します。この説明方法を通して、課題を解決するために必要な対応を具体的な事例に照らして理解していただきます。また近年、大きな問題となっている企業不祥事について、その防止策を全社的リスクマネジメントの視点から説明します。 長年にわたり全社的リスクマネジメントの構築、運用からモニタリングまで一貫して担当してきた経験を有する講師が、概念や一般論ではなく、実務で実際に活用できる知見・手法や着眼点を提供します。 |
プログラム内容 | 1.ガバナンス (1)子会社のリスク管理状況の検証を行うために必要なこと (2)親会社が子会社の管理・サポートを行うために必要なこと (3)子会社から重大リスク事案が親会社に報告されるために必要なこと 2.リスクの識別・評価・対応 (1)リスクに対する感度を高めるために必要なこと (2)根本原因を解明するために必要なこと (3)受け入れ可能なリスクの上限を明確にするために必要なこと 〜新型コロナウイル感染拡大防止を例にして 3.不祥事の防止 (1)自分の行動が会社に及ぼす影響を認識してもらうために必要なこと (2)現場と本社・経営者との双方向のコミュニケーションを充実させるために必要なこと (3)現場の実力や実態とかけ離れた目標・基準・納期を設定しないために必要なこと (4)基準が曖昧なまま運用を現場に委ねないために必要なこと (5)社内の考えが社会の意識から乖離しないために必要なこと (6)サプライチェーンにおける役割や責任を果たすために必要なこと (7)法令違反を実態として影響がないと考えて是正しない意識を防ぐために必要なこと (8)組織の風通しの悪さを防ぐために必要なこと (9)内部通報窓口へ通報されない事態を防ぐために必要なこと (10)当たり前のことが実行される文化を作るために必要なこと 4.リスク情報の報告 (1)上司が部下から報告を迅速に受けるために必要なこと (2)本社ライン統括部門が現場から報告を迅速に受けるために必要なこと (3)コーポレート部門や経営者が本社ライン統括部門から報告を迅速に受けるために必要なこと (4)経営者が報告を迅速に受けるために留意すること 5.モニタリング体制(リスク管理部門・内部監査部門など) (1)内部監査部門が企業価値向上に貢献するために留意すること (2)リスク管理部門の位置付け/役割・権限/資源配分/人事で留意すること (3)定型的・形式的・事務的・前例踏襲的な活動とならないために留意すること 6.全社的リスクマネジメント体制構築に当たっての留意点 (1)経営者の理解と支持を得る際の留意点 (2)社内での働きかけに際しての留意点 (3)段階的に構築する際の留意点 (4)構築事務局担当者選任に際しての留意点 ☆最新の情報を反映するため、内容は一部変更となる場合があります。 講師著書:「全社的リスクマネジメント やってはいけないこと80」を配布し、教材として使用します。 |
講師プロフィール | (前)東京ガス株式会社 吉野 太郎 氏 慶応義塾大学経済学部卒業。東京ガス株式会社入社。2003年に監査部にて全社的リスクマネジメントの導入を担当後、IR部(リスク管理グループ)を経て、総合企画部にて全社的リスクマネジメントの運用、危機管理体制・BCP、内部統制(会社法)、およびそれらについての有価証券報告書等での情報開示を2015年3月まで担当。2015年4月から2022年6月までリビング企画部ライフバル監査役チーム。 CIA(公認内部監査人)、CRMA(公認リスク管理監査人)、CCSA(内部統制評価指導士) 日本価値創造ERM学会副会長、日本内部統制研究学会理事 【著書】 ・「全社的リスクマネジメント やってはいけないこと80」(単著 中央経済社 2022年) ・「全社的リスクマネジメント ミドルマネージャーがこれだけはやっておきたい8つの実施事項」(単著 中央経済社 2017年) ・「事業会社のためのリスク管理・ERM (全社的リスクマネジメント)の実務ガイド」(単著 中央経済社 2012年) ・「COSO 全社的リスクマネジメント −戦略およびパフォーマンスとの統合」(Enterprise Risk Management -Integrating with Strategy and Performance)(共訳 同文舘出版 2018年) ・「備える BCM から使える BCM へ 持続的な企業価値の創造に向けて」(共著 慶応義塾大学出版会 2013年) |
対象 | 日々の業務でリスクと向き合い、対応している部長、マネージャークラスのミドルマネージャーの方々、およびその活動をモニタリングしている内部監査部門、内部統制部門、リスク管理部門および監査役の方々 |
【ご参加にあたってのお願い】 |
オンライン中継をご希望の方は必ずご確認ください
【ご参加方法】
・Zoomを用いて、会場の研修の様子をライブ中継いたします。 Zoomに接続可能なパソコンまたはタブレット端末をご用意ください。 詳細は こちらからご確認ください。 【お申込み後の流れ】 ・参加券およびご請求書は、連絡ご担当者様に送付いたします。 ・当日ご参加用のURL等は、研修開催日の2営業日前までに連絡ご担当者様にメール送信いたします。 ※WEB申込の際に送られる自動返信メール文、参加券には記載はございません。 ・テキスト類は、研修開催日の2営業日前までに連絡ご担当者様に送付いたします。 ・会場参加への変更は、開始日の5営業日前までにご連絡ください。 【受講上の注意事項】 セミナーの録音、録画、映像のスクリーンショット等は固くお断りしております。 また自ら、又は第三者を通じて、セミナー動画の転載、複製、出版、放送、公衆送信 その他著作権・知的財産権を侵害する一切の行為をしてはならないものとします。 |
会場 | [オンライン参加]ZOOMによるLive配信 |
問合せ先 | オンライン開発グループ |
担当者 | 青山 |
tms@noma.or.jp | |
電話番号 | 03-3403-1891 |
FAX番号 | 03-3403-1130 |
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