セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】【オンライン専用】
土木工事技術検査の具体的な進め方
開催日時 令和4年10月20日(木)13:00〜17:00
令和4年10月21日(金) 9:30〜16:00
講師 丹波市役所 技監 上畑 文彦 氏
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい  現在、地方自治体の工事検査には、組織体制や技術者不足など様々な問題点が山積しております。公共工事の検査は、対価支払いの前提となる極めて重要な行為であり、特に検査職員の職務及び権限(一例 検査の合否の判定は合議制、原則として受注者・監督職員の指導する権限はない、監督職員が指示・承諾した事項については指摘できない、設計に不備があっても受注者に改善命令は出せない等)、工事の品質確保や契約の適正化、安全面から厳格な執行を期する必要があります。そのような重要な職務に就かれるご担当者のために標記講座を開催いたします。
プログラム内容 【プログラム】

1.はじめに
  ・工事検査とは
  ・検査の種類と目的について
  ・地方自治法と工事検査の関わり
  ・土木工事共通仕様書と工事検査の関わり

2.工事検査に関連した期日の考え方
  ・検査の時期に関する規定
  ・工事検査と支払遅延防止法との関わり
  ・年度末における工事検査の取扱について
  ・工事検査が遅延した場合の取扱について

3.検査職員の法的位置づけと監督職員との関わり方について
  ・検査職員に対する法的根拠
  ・地方自治法と検査の関わり
  ・検査職員と監督職員の関係性
  ・検査職員に対する兼職の制限について

4.検査職員の役割と責任について
  ・監督職員の役割とは
  ・地方自治法に規定された検査の方法
  ・公共工事における検査職員の責任
  ・工事検査と品質確保の関係
  ・工事検査と合否の判定

5.丹波市における検査体制について
  ・丹波市の検査体制の変化について
  ・丹波市の検査部署の状況
  ・検査部署の負担軽減に向けた取り組み
  ・工事検査に関する課題

 6.検査職員と施工計画書の関わり
  ・検査職員にとっての施工計画書
  ・工事検査と施工計画書の関係
  ・施工計画書の提出の意味と重要性
  ・施工計画書と自主的施工の原則
  ・受注者の意図が確認できる施工計画書とは

 7.検査職員と破壊検査について
  ・施工計画書の確認不足と施工不良
  ・監督職員として経験した破壊検査
  ・破壊検査による弊害
  ・破壊検査は是か非か

 8.私の経験からお伝えしたいこと
  ・検査の準備と工事完成の要件
  ・現場の作り方
  ・地方公務員であるためには法令順守

講師プロフィール 丹波市役所 技監 上畑 文彦 氏
【職歴】
 昭和58年 春日町役場へ入職。建設部施設建築課副課長、水道部工務課長、入札検査部入札検査室長を経て現職。過去に担当した工事として『道の駅建設工事』『防災行政無線新設工事』『小中学校施設等新築工事』『水道施設新設工事』『認定こども園新築工事』など、土木工事から建築工事、機械設備工事、電気通信工事と幅広い分野を担当。また、庁内研修等も担当し、平成22年度より令和2年度までの間、11年間にわたって日本経営協会主催の山口講師の講座において丹波市における検査体制や自らの体験を通じた検査職員・監督職員のあり方などの事例発表を行っている。
【資格等】
 1級土木施工管理技士、1級建築施工管理技士、1級舗装施工管理技術者、給水装置工事主任技術者、下水道排水設備工事責任技術者 ほか
対象 自治体の工事検査課、土木・建設課、上下水道局、
管財課、契約課、監査委員事務局、土木事務所などの担当者
備考 貴庁でご使用の契約約款を必ずご準備ください。
また、検査規定もご準備いただくと、講義内容との照らし合せに効果的です。


FAXでのお申込みはこちら
受講要領・留意事項 〈受講要領〉
‣本セミナーはZoomウェビナー形式ですので、ご自身のビデオをONにすることは不要です。
‣資料は開催の1週間前、視聴URLは3営業日前を目途にお送りいたします。

〈留意事項〉
*視聴URLはセミナー参加者のみ利用可能とし、再配布・複数名での視聴を禁止いたします。
*著作権保護の観点から、セミナーの録音・録画や資料の複製は固くお断りいたします。
*Zoom接続環境(パソコン(Windows、Mac)、有線およびWi-Fiのインターネット回線を推奨)をご
 準備ください。
*ネット回線・システムトラブル等による視聴の遅滞・中断等について、返金できかねますので
 ご了承ください。
*Zoomを初めて使用される方は、https://zoom.us/testであらかじめ接続テストを行ってください。

その他、よくあるご質問はこちらをご参照ください。
会場 オンライン開催(Zoomウェビナー形式)
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者
E-Mail ksosaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
戻る