セミナー名 | 事例に学ぶ不正会計の実態と発見のポイント |
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開催日時 | 2022年1月28日(金)10:00〜17:00 |
講師 | 公認会計士・税理士 木村 安寿 氏 |
会員参加料(税込) | 33,000円 |
一般参加料(税込) | 38,500円 |
ねらい | 〜不正・誤謬を早期に把握し、経理業務の管理体制を向上させるために〜 粉飾や横領といった会計不正による企業不祥事が後を絶ちません。仮に、自社内で横領が行われていた場合や、取引先などにおいて不適切な会計処理が行われていた場合、経理資料を見てそれらを見抜くことができるでしょうか。 本セミナーでは、まず実際に発覚した不正事例を通じて、その発生の背景や原因、具体的手口について一通り確認したのち、経理部門の管理者・担当者として知っておきたい経理資料の見方のポイントや、不正対策として注意すべき具体的な業務上の取引について解説いたします。 また、ケーススタディを織り込みながら、不正やミスを効率的に見抜くために押さえておくべきポイントをわかりやすく解説いたします。 |
プログラム内容 | 1.不正リスクへの企業対応の意義 (1) 不正の意味 (2) 不正の種類 @ 従業員による横領 A 会社決算上の粉飾 - 粉飾と逆粉飾 2.不正の防止発見方法 (1) 内部統制 @ 内部統制の概念 A 内部統制の種類 B 内部統制の確立 (2) 準拠性手続と実証性手続 3.典型的な不正の例 (1) 循環取引 (2) 原価コロガシ (3) リースバック (4) 不良貸付 (5) 架空仕入れ (6) 工事進行基準 4.取引の種類と不正リスク (1) 販売取引 (2) 購買取引 (3) 原価計算 (4) SPC(特別目的会社)との取引 5.勘定科目別リスクと管理ポイント (1) 資産 @ 現金預金 A 売上債権 B 有価証券 C 棚卸資産・原価計算 D 貸付金・仮払金 E 有形固定資産 F その他の資産 (2) 負債 @ 仕入債務 A 借入金 (3) 損益計算書 @ 売上高・売上原価 A 販売費及び一般管理費 6.不正リスク対応 (1) 不正発生場所 (2) 不正対応ミスによる再発事例の原因 (3) リスク管理の階層 (4) 不正対応の具体例 (5) 不正調査 7.過去の粉飾例 A社/B社/C社/D社/E社/F社/G社/H社/I社 8.不正調査の演習 |
講師プロフィール | 昭和24年生まれ。昭和48年大阪大学経済学部経営学科卒業。昭和48年監査法人等松青木(現 有限責任監査法人トーマツ)入所、昭和52年公認会計士登録。平成3年トーマツコンサルティング椛纒\取締役社長就任。平成7年監査法人トーマツ代表社員就任。平成9年デロイトトーマツコンサルティング滑ヨ西事業部長常務取締役。平成11年トーマツ及びデロイトトーマツコンサルティング椛゙職後、木村公認会計士事務所開業(現)。平成13年税理士登録。平成17年〜平成25年関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授。ビジネス、IT、会計・税務の様々な分野に精通し、豊かな経験に裏付けられたコンサルティングには定評がある。所有資格は、公認会計士・税理士・システム監査技術者・行政書士等多岐に亘る。 (著書)『IT内部監査人』(生産性出版)共著、『トータルシステムの基礎』(中央経済社)全5巻編集、『ホテル旅館業の会計と税務』(清文社)共著。 |
会場 | 関西本部 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル |
会場地図 | 会場地図はこちらをクリック |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 重藤 |
sigefuji@noma.or.jp | |
パンフレット(PDF) | パンフレットはこちらをクリック |