セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】 
令和3年度公共施設マネジメント実務講座
開催日時 令和3年6月3日(木)13:00〜17:00
令和3年6月4日(金)10:00〜16:00
講師 東洋大学大学院客員教授
 南 学

長野県飯山市事業戦略室
 篠原 秀和

 
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい ※こちらは「会場参加」用のお申込みページです。
 オンライン中継をご希望の方は下記より詳細をご確認ください。

 


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  管理計画」さらに「個別施設計画」の策定を行いましたが、目標としていた施設面積・費用の削減は進まずに、むしろ増加していることが 多い現状です。そのなかで、新型コロナウィルスの感染拡大よって、学校の一斉休講措置や、多くの公共施設が休館あるいは利用制限とな り、ヒトを集めることを目的とした施設の存在や機能そのものの見直しも必要となってきました。さらに、経済停滞による税収減が顕著と なり、赤字公債の発行も異常に膨らんで、財源確保の観点からも公共施設マネジメントに従来の枠を越えた展開が必要となってきていま す。このような経過のなかでも、施設・設備の老朽化がさらに進み、市民の命や財産を奪う事件・事故を引き起こす可能性も高まり、自治 体職員に業務上過失致死傷罪が適用される事例も発生しています。この間の先進事例を検証すると、学校や一定規模の施設に絞り込んだ包 括施設管理委託や施設保全計画策定が事務改善、経費削減、長寿命化など有効であることが実証されてきました。また、施設の機能を分解 して再配置、やデジタル化を進めることができれば、小学校の地域開放によって、コンパクトなまちづくりを実現する可能性も見えてきま した。
  そこで、本講座はインフラと公共施設の更新の問題を、対象施設の重点化と包括管理、小学校への機能集約と複合施設化、リース方式な どの資金調達の多様化による革新、そして組織内と住民との合意形成・意思決定手法の開発を目的とし、開講します。また、十分に理解さ れていない指定管理者制度を活用して、施設の更新・活用、収益確保をすすめる方策についても検討するとともに、事例発表には、中山間 地の学校統廃合から廃校活用に対して、効果的なプランを検討している長野県飯山市様をお迎えし、ご講演と参加者とのディスカッション を通じて、考察を深めてまいります。
節柄公務ご多忙の折とは存じますが、この機会に関係各位多数のご参加をお勧め申しあげます。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇
プログラム内容 【全体講義】東洋大学大学院客員教授 南 学
1.業務上過失致死傷罪の可能性もある「時限爆弾」への対応

2.「経費削減」型の改革から、資産活用型改革への転換可能性

3.個別施設対応から、サービス機能重視による施設再編成

4.公共施設の半数をしめる学校施設の統廃合最大限活用の手法

5.指定管理者制度の正しい理解と評価による公民連携の進め方

6.施設更新の資金調達手法(プロジェクト・ファイナンスの発想)

7.問われるトップと議会の対応、全庁的な対応体制の整備

※南学氏著「先進事例から学ぶ成功する公共施設マネジメント」(学陽書房)をご用意し、教材として用います。

令和3年6月4日(金) 14:30〜16:00
【事例発表】長野県飯山市事業戦略室 篠原 秀和氏
「学校統廃合を踏まえた公共施設マネジメントの可能性」  〜小規模自治体での学校施設の活用方向を検討する〜


※プログラムは変更する場合がございます。
講師プロフィール 東洋大学大学院客員教授 南 学
1977年 東京大学教育学部卒業後、横浜市役所に入職。
1989年 海外大学院留学派遣でカリフォルニア大学大学院に留学。
      その後、市立大学事務局、市長室、企画局を歴任。
2000年 静岡文化芸術大学助教授
2004年から神田外語大学教授、横浜市立大学教授、神奈川大学特任教授を経て現職。

【著書】
「実践!公共施設マネジメント」(学陽書房)
「先進事例から学ぶ成功する公共施設マネジメント」(学陽書房)
「自治体アウトソーシングの事業者評価」(学陽書房)
「横浜交流と発展のまちガイド」(岩波ジュニア新書)
対象 全国自治体の公共施設マネジメントに関わるご担当者の方々、地方議会議員の方々
※本講座は自治体職員ならびに地方議会議員の方々を対象としております。

※こちらは「会場参加」用のお申込みページです。
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会場 日本経営協会内専用教室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8 (セミナー受付は3階です)
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1891
会場FAX番号 03-3403-1130
問合せ先 企画研修グループ
E-Mail tks-mousikomi@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
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