セミナー詳細

セミナー名 【オンライン開催】
『有事監査』と監査レジリエンス
開催日時 2020年12月16日(水)13:00〜17:00
講師 日本マネジメント総合研究所合同会社
理事長 戸村 智憲 氏
(公認不正検査士(CFE)・MBA)
会員参加料(税込) 30,800円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい 〜〜感染症や各種災害時などの有事に問われる監査のニュー・ノーマル〜〜

 感染症の災禍や各種災害時において、事業活動の維持・継続は多くの企業にとって重要な課題のひとつです。今般のコロナ禍では、特に内部監査部門や監査役にとって、感染対策として非対面・非接触が要請されているなか、求められる役割を十分に果たせていないと感じる場面が少なくないのではないでしょうか。往査のすすめ方をはじめとして、平時の監査活動を念頭に置いたままの取り組みでは、その機能を十分に発揮することができません。
 本セミナーでは、有事においても付加価値の高い監査を維持し続けるために、コロナ禍を契機に新たに求められる「監査のニュー・ノーマル」の確立に向けた考え方と実践方法について、わかりやすく提示いたします。

【担当講師より】
 2020年3月下旬より、自主的に緊急事態宣言が発令されたものとしてフル・リモートでの対応を進め、2020年12月末日まで基本的に全ての仕事をオンライン対応しております。そのなかで、リモート対応に慣れない方々や往査に出かけられない監査人の方などから、監査活動のお悩み相談を受けてまいりました。このたびは、オンライン特別版として、有事における監査役・監査部門の果たすべき対応や工夫例などをお届けいたします。
プログラム内容 1.『有事監査』と監査レジリエンス
 (1) リスク管理・危機管理・事業継続と監査活動・内部統制の本質の誤解と整理
 (2) 在宅・リモート対応・グローバル対応での往査の再考や監査での事業継続のポイント
 (3) 金科玉条のように思われがちな「3現主義」の再考:平時と有事の切り替え
 (4) 有事に問われる付加価値と事業継続性における助言型監査の重要性
 (5) 「監査レジリエンス」:監査活動におけるBCP・DR(ディズアスタ・リカバリ)
 (6) 感染症BCP対応や災害時BCP対応で監査が果たす役割 など

2.監査におけるIT活用のポイントと情報セキュリティ対策
 (1) オンラインミーティングのITツールを用いた面接調査のポイント
 (2) 監査のそもそもの活動意義に立ち返る:健全に儲け続ける体制づくり
 (3) ITの活用と規程類・マニュアル類の再整備によるバックアップ対策の整備
 (4) サイバーリスクと情報セキュリティ対策でのポイント
 (5) フル・リモートでの監査対応:その障壁・課題・対応ポイント
 (6) 国境封鎖・入国制限など移動制限下でのグローバル体制での監査対応ポイント など

3.SDGs × 有事対策 × 働き方改革 × 第4次産業革命 = 監査のニュー・ノーマル
 (1) なぜ「サステイナブルな監査」なきままムリ・ムダ・長続きしない対策に終始するのか?
 (2) なぜ日本企業の働き方改革が進まないのか?:3つの元凶と対策
 (3) 「紙にハンコ文化」が日本を滅ぼす:不正対策と効率性・生産性・コスト要因の側面
 (4) 監査役・監査部門が果たすべきDX(デジタル・トランスフォーメーション)への導き
 (5) 経営の両輪たる監査が世界共通の経営言語のSDGsで知っておくべきポイント
 (6) これまでの「常識」という旧弊に安住せず新たな多様化・適応ができる監査へ など

4.質疑応答
 ・ 当日のセミナー内容やその他の監査活動におけるお悩み相談・質疑応答

※ プログラムの順序や内容等は、最新動向、法令の改正等や事前のご質問などに応じて、より良いもの
 をお届けさせていただくために予告なく改訂・変更等の可能性がございます。
講師プロフィール 日本マネジメント総合研究所合同会社
理事長 戸村 智憲 氏
(公認不正検査士(CFE)・MBA)

 日本の人気講師ランキング3位ランクイン(日経産業新聞調べ)。米国連邦航空局航空機パイロット。大阪市出身。天王寺高校卒。早大卒。米国MBA修了(人物評価と成績評価により学長推薦で全米トップ0.5%のみに授与される全米優秀大学院生を受賞)。米国博士後期課程(Ph.D)中退。国連勤務にて、国連内部監査業務の専門官、国連戦略立案専門官リーダー、SDGs関連の普及啓発活動などを担当。退官後、企業役員レベルで監査統括や人事・総務統括、上場IT企業JFEシステムズ潟Aドバイザー、岡山大学大学院非常勤講師、経営行動科学学会理事、JA長野中央会顧問や各種業界団体の顧問なども歴任。公認会計士や弁護士や各種専門家を指導する講師としても登壇。
 著書33冊。代表作に『クリエイティブ監査への道』(税務経理協会)、『企業統治の退廃と甦生』(中央経済社)など。NHK「クローズアップ現代」・フジテレビ「バイキング」・TBS「ひるおび」などTV出演・メディアでの寄稿・連載なども多数。通常、年間120本程度の基調講演・研修等や、現場主義での顧問・経営指導・執筆等を行う。指導先は上場大手企業各社の役員・幹部を中心に、自治体・警察本部・消防等や各種業種業態の企業を担当。総務省・経産省・国交省等の関連組織の有識者会員。経営者にして1年間の育休取得など、指導内容は実践・体験を交えてお届け中。
受講要領・留意事項 〈受講要領〉
‣本セミナーはZoomウェビナー形式ですので、ご自身のビデオをONにすることは不要です。当日の質疑
 はQ&Aツールにて承ります。
‣視聴URLおよび資料は開催の2営業日前を目途にpdfでお送りいたします。

〈留意事項〉
*視聴URLはセミナー参加者のみ利用可能とし、再配布・複数名での視聴を禁止いたします。
*著作権保護の観点から、セミナーの録音・録画や資料の複製は固くお断りいたします。
*Zoom接続環境(パソコン(Windows、Mac)、有線およびWi-Fiのインターネット回線を推奨)をご
 準備ください。
*ネット回線・システムトラブル等による視聴の遅滞・中断等について、返金できかねますので
 ご了承ください。
*Zoomを初めて使用される方は、https://zoom.us/testであらかじめ接続テストを行ってください。

その他、よくあるご質問はこちらをご参照ください。
会場 オンライン開催(Zoomウェビナー形式)
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 田中
E-Mail y-tanaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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