セミナー詳細

セミナー名 【オンライン特別開催】
「仕事と介護の両立支援を考える」

開催日時 2020年9月11日(金)15:00〜16:30
講師 酒井 穣(さかい じょう) 氏
 株式会社リクシス 取締役副社長 CSO
会員参加料(税込) 0円
一般参加料(税込) 0円
ねらい

親の介護は「いつかやってくる」ことですが、「いつやってくるか」はなかなか予想できません。もしかすると明日、突然、あなたの親の介護がはじまる可能性すらあります。2025年には、団塊の世代およそ800万人が「後期高齢者(75歳以上)」となることを考えると、介護が必要となる人の数は、今後ますます増加します。

一方、ビジネスパーソンの生き方や働き方にも、大きな変化が生じています。このコロナ禍の状況において、自身の仕事との向き合い方や家族との関わり方を、しっかり見つめ直そうとする人が増えているのではないでしょうか。特に「在宅勤務」の機会が増え、このタイミングで、親の介護のことを真剣に考え始めたという方が多いようです。

ただし、親の介護のために仕事を辞めてしまうという選択は、避けなければなりません。介護離職は、本人も勤務先も、そして介護を受ける親をも不幸にしてしまう危険性をはらんでいます。少子高齢化や共働き世帯の増加など、社会構造の変化も重なり、これからは「働きながらの介護が当たり前」となる時代がやってきます。

しかし、親の介護に直面する世代は、特に40〜50代が多く、つまり組織で責任ある重要なポジションで働いている方が中心です。この要職に就く方たちが、介護による離職や長期休暇に直面すると、組織のパフォーマンスが大きく下がってしまうことは明らかです。だからこそ、組織にとって、社員・職員が仕事と介護をうまく両立できるよう、しっかりと支援を行うことが重要です。

ここで支援の鍵となるのが、当たり前のことですが「知識の付与」です。親の介護が必要となった際に、どのような初期対応が必要か、どこにどんな相談をすればよいのか、使えるリソースにどのようなものがあるのか等、正しい知識を知っておくことが、これからの仕事と介護の両立の「質」を左右します。しかしながら、介護はほとんど「未経験」の状態からスタートすることが多く、知っていればずいぶん楽になるようなちょっとした知識も、大半のビジネスパーソンが「見たことも聞いたこともない」というのが実情です。

今回の特別セミナーでは、仕事と介護を両立させるためにどのような準備や知識が必要で、組織はどのような支援をしていくべきかを、オンラインで解説します。講師には、この分野の第一人者として様々なメディアに登場され、またご自身も20年以上、当事者として介護に携わっておられる酒井譲氏をお招きします。仕事と介護の両立について、自分ごととして考えたいビジネスパーソン、および支援の在り方を考えたい経営陣・人事部門の方々に、ご参加をお勧めします。

プログラム内容

・すべての年代が働きながら家族の介護に関わる「1億総介護両立時代」へ突入
・社員が仕事と介護を両立するために必要な準備とは?
・介護に関する「3つの誤解」を解く
・介護離職を避けるための具体的な方法
・介護を自分の人生の一部として肯定するために
・質疑応答

講師プロフィール 慶應義塾大学理工学部卒。Tilburg大学経営学修士号(MBA)首席取得。商社にて新規事業開発に従事後、オランダの精密機器メーカーに光学系エンジニアとして転職し、オランダに約9年在住する。帰国後はフリービット株式会社(東証一部)の取締役(人事·長期戦略担当)を経て、2016年 株式会社リクシスを創業。自身も20年以上に渡る介護経験者である。認定NPO法人カタリバ理事なども兼任する。NHKクローズアップ現代+にも介護関連の有識者として出演。

著書に「ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由」「はじめての課長の教科書」「自己啓発をやめて哲学をはじめよう」など多数。
対象 以下のニーズを抱える経営層及び人事部の方
  ✔多くのデータから「仕事と介護」の「両立の実態」を知りたい
  ✔同じく多くのデータから、シニア活用·若手離職リスク軽減策を考えたい
  ✔福利厚生を強化し、職場の魅力を増加したい
  ✔実際の現場から、これからの時代の「家族と介護の在り方」を知って、施策を考えたい

※お申し込みは、1社あたり3名様までとさせていただきます。
※お申込み多数の場合は、ご参加をお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。
※教育研修機関からのご参加はご遠慮いただいております。

オンライン講座のお申込みにあたって @貴殿(連絡担当者)以外の方が受講される場合は、WEB申込フォームの連絡事項欄に、ご受講者のメールアドレスをご記入ください。
A弊会にてお申込み内容を確認後、「参加券」の代わりに受講要領をメールさせていただきます。


※システムの仕様上、セミナー参加受付の自動返信メールに、下記の誤りがございます。
・「ご請求書の送付」の表記がございますが、本セミナーは無料です。請求書の発行はございません。
・「参加券を送付」の表記がございますが、参加券に代えてメールにてご案内いたします。
会場 オンライン「zoom」上で開催いたします。
会場電話番号 06-6443-6963
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 経営開発グループ
担当者 寺田 和紀
E-Mail kterada@noma.or.jp
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