セミナー詳細

セミナー名 【開催中止】
スムーズな税務調査の受け方セミナー
開催日時 2020年9月9日(水)10:00〜17:00
講師 税理士 岸田 光正
(元 大阪国税局国税調査官)
会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい 〜〜数多くの税務調査に立ち会った国税出身の講師がノウハウを伝授〜〜

 税務調査では、判断が難しく誤りやすい処理であることにより、必ずチェックされる項目や指摘を受けやすい項目が多数存在します。このような項目については、適正な処理であることを主張できるように条文や通達の本質を正しく理解し、帳簿や証拠資料を整備しておく必要があります。 近年、多額の追徴を科せられるケースも多くなっていることから、経理担当者は税務調査の進め方を知って、事前準備を十分に行っておかなければなりません。
 本セミナーでは、国税局出身で数多くの税務調査に立ち会っている経験豊富な講師が、実際の調査事例を交えながら、税務調査を受ける心構え、調査官の調査ポイント、指摘を受けやすい項目や間違った処理をしやすいケースなどについて、勘定科目毎にわかりやすく解説いたします。
プログラム内容 1.税務調査の仕組み
 (1) 国税局・税務署の組織はどうなっているのか
 (2) 税務調査に金額のノルマや目標はあるのか

2.税務調査の種類と方法
 (1) 税務調査の対象として選ばれるのは
 (2) どうして、うちの会社が税務調査の対象となったか
 (3) 申告書は、税務調査の第一歩
 (4) 反面調査とは何か
 (5) 赤字法人への税務調査は? 〜消費税がポイント
 (6) 最近の税務調査事情(通則法改正による影響)

3.税務調査の進め方のポイント

4.税務調査への事前準備と対応
 (1) 事前に何をしておくべきか
  @ 準備しておく書類とは    B 受入態勢はどのようにしておくか
  A 確認しておく事項とは
 (2) 実地調査では何をするのか
  @ 通常の調査手続とは     A その他の調査手続
 (3) 調査のあとに何をすべきか
  @ 指摘事項の検討       B 調査を経営に活かすために
  A 修正と更正の違いとは
 (4) 修正・更正・不服申立てとは
  @ 修正申告をするということは A 更正を受けるということは

5.税務調査の終了とその処理
 (1) 税金を戻してもらう修正申告は認められない
 (2) 更正・決定よりも修正申告を勧める税務署
 (3) 更正の請求とは何か
 (4) 異議申し立てと審査請求、訴訟
 (5) 加算税の加重措置(平成28年度改正)

6.調査手続きの見直し

7.税務調査における勘定科目別チェックポイント(調査事例をもとに)
 (1) 売 上
 (2) 仕 入
 (3) 売上割戻し
 (4) 棚卸資産
 (5) 交際費等
 (6) 寄附金
 (7) 人件費関係
 (8) 修繕費
 (9) 固定資産関係
 (10) 租税公課
 (11) 繰延資産
 (12) ソフトウエア
 (13) 会費、入会金
講師プロフィール 昭和53年大阪国税局入局、同局調査第1部調査審理課審理係長・主査、特別国税調査官付主査、大阪国税不服審判所審査官などを経て平成10年退官、同年税理士登録。平成21年より26年まで京都産業大学大学院法学研究科非常勤講師。近畿税理士会研修部員。
<主な著書等>
「厳選100問 交際費等の税実務」(清文社)、「調査事例から見た税務判断のポイントと対応策」(清文社)、「否認事例・誤りやすい事例による税務調査の重点項目」(税務研究会)、「Q&A実務減価償却」(大蔵財務協会)、「役員給与の増額減額改訂をめぐる法人税実務」(共著、税務研究会)
対象 企業・団体の総務・経理部門の責任者、担当者の方々
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail sasakia@noma.or.jp
戻る