セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】日程変更 6月→10月
基礎からわかる家屋評価の仕組みと評価計算
開催日時 令和2年10月6日(火)10:00〜17:00
令和2年10月7日(水) 9:30〜16:30
講師 税理士 小川 正己 氏
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい  さて、固定資産税は土地、家屋及び償却資産に対し課せられ、各市町村の税収の約4割を占める重要な税です。そのため、評価担当者は公正・公平な評価を行わなければなりません。
 しかし、家屋評価については、評価計算が非常に複雑かつ理解しづらく、評価額の算出誤りも起こってしまいます。また、特殊な状況に関しては、各担当者が様々な角度から判断し、納税者に対して説明しなければなりません。
 そこで、本講座では、家屋評価の仕組みから、実地調査におけるノウハウや留意すべき評価計算の事例などを分かりやすく解説いたします。また、令和3基準年度は評価替えです。固定資産台帳の登録された価格によって起こりうる「審査申出」についても解説いたします。
プログラム内容 T 固定資産評価基準の意義

1 固定資産評価基準とは
2 法的性格は
3 「適正な時価」とは
4 家屋評価の考え方は
5 再建築価格方式が採用された経緯
6 再建築価格方式における同一のものとは
7 建築費と再建築価格の関係
8 固定資産税の価格と不動産鑑定における価格の相違点

U 家屋評価の基礎実務
1 家屋の意義
2 家屋評価の仕組み
3 家屋の課税客体
4 家屋の分類
5 床面積の算定
6 区分所有家屋の取り扱い

V 実地調査の方法及び接遇
1 実地調査
2 現地調査におけるノウハウ集

W 木造家屋評価実務<部分別の解説(屋根〜その他工事まで)>

X 個別事例の留意すべき評価計算
1 屋根の標準評点数の算出方法
2 基礎の標準評点数の算出方法
3 外壁、内壁の開口率の算出方法
4 建具の標準量について
5 建築設備総合評点方式の比例計算
6 階段部分の床面積の算定
7 階段部分の評価計算(仕上も含む)
8 バルコニーの評価計算
9 雑工事の評点付設
10 床の間」の評点付設

Y 補正計算(項目別補正計算)の方法その他

1 比例計算とは
2 基礎の補正に関連する部分別は何か
3 柱と土台の関係(補正係数の算出方法)
4 各部分別の項目別補正項目の補正計算
5 スイッチ、コンセント、照明器具の数え方
6 給水・給湯管と使用栓の数え方
7 その他

Z 審査申出について

[ 評価演習(木造家屋専用住宅)

平面図、調査確認事項により一棟の再建築費評点数の算出
講師プロフィール 小川 正己 氏

2005年3月 東京都を退職
    7月 小川正己税理士事務所を開設

対象 ◆自治体職員ご担当者様◆
備考 @電卓
A令和3年単位当たり標準評点数の積算基礎(固定資産税務研究会編・(一財)地方財務協会刊)
B令和3年固定資産(家屋)評価基準・再建築費評点基準表(固定資産税務研究会編・(一財)地方財務協会刊)
C評価ハンドブック
D三角スケール
必ずご持参ください。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1−8−4大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者
E-Mail yu-hara@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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