セミナー詳細

セミナー名 【開催中止】
労働時間管理の基本と実務上の留意点
開催日時 2021年2月16日(火)10:00〜17:00
講師 弁護士法人 淀屋橋・山上合同
弁護士 渡邊 徹 氏
会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい  コロナ禍においてテレワークによる在宅勤務等が拡がり、社員一人ひとりの労働時間の把握がしづらい状況になっています。しかしながら、近年の働き方改革ともあいまって、企業における労働時間の管理は重要性が増しています。特に、従業員の健康管理に対する企業の責任が強く問われる傾向にあります。そのため、労働時間管理の基本的な枠組みを正確に理解した上で、法的なルールに基づいた実行可能な管理をいかに整備・充実させるかが喫緊の課題となっています。
 本セミナーでは、近時の潮流を踏まえ、適切な労働時間に関する基礎的問題から労働時間の把握方法、時間外労働の上限規制への対応策についてわかりやすく解説いたします。また、過重労働における企業の責任や最新の議論(兼業・副業やテレワーク)に関する実務上の留意点についても、最新の裁判例等を交えて具体的に解説いたします。
プログラム内容 1.労働時間に関する考え方の潮流
 (1) 労働時間を考えるにあたっての基本的な心構え
 (2) 「働き方改革推進法」の影響
 (3) 最新の状況 〜コロナ禍と労働行政

2.労働時間把握義務の強化
 (1) 強化される労働時間状況把握義務とその影響
 (2) 労働時間適正把握ガイドラインの概要
 (3) そもそも「労働時間」とは何か
 (4) 労働時間性が問題となるケース
 (5) 自己申告制における労働時間管理方法

3.時間外労働に関する基本と応用
 (1) 36協定に関する基礎知識
 (2) 労働時間上限規制の概要と現状
 (3) 残業手当の計算に関する基本
 (4) 定額残業代に関する最新状況

4.従業員の健康管理と労働時間に関する改正
 (1) 企業の安全配慮義務、健康配慮義務とは
 (2) 企業責任の概要
 (3) 勤務間インターバル制度の概要と効果  (4) 産業医・産業保健機能の強化と影響

5. 事業場外での労働時間管理について
 (1) 事業場外みなし労働とは
 (2) 一部において事業場内で勤務していた場合
 (3) テレワークにおける労働時間管理
 (4) 兼業・副業に関する時間管理

6.おわりに
講師プロフィール 弁護士法人 淀屋橋・山上合同
弁護士 渡邊 徹 氏

平成9年京都大学法学部卒業。平成11年大阪弁護士会登録。淀屋橋合同法律事務所入所。平成15年弁護士法人淀屋橋・山上合同においてパートナーに就任。現在、顧問会社・団体が抱える人事問題や各種労働紛争(訴訟、労組との交渉等)などを担当。
経営法曹会議、日弁連労働法制委員会(現事務局)、大阪弁護士会労働問題特別委員会(現副委員長)、日本労働法学会に所属。
[著書]
「企業のための労働問題契約の法律相談」(共著)青林書院、「労働審判=紛争類型モデル」(共著)大阪弁護士協同組合、「人事労務規程のポイント−モデル条項とトラブル事例」(共著) 、「Q&A会社のトラブル解決の手引き」(共著)、いずれも新日本法規出版他、多数。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 重藤
E-Mail sigefuji@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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