セミナー詳細

セミナー名 滞納整理における納付折衝の実務
開催日時 2020年11月26日(木)13:00〜17:00
2020年11月27日(金) 9:30〜16:30

講師 税理士・不動産鑑定士  杉之内 孝司 氏
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい  地方税と国民健康保険料・介護保険料、下水道関係の徴収金、保育料等の公課そして公営住宅の家賃、水道料金、給食費、公立病院の診療費等のその他の債権の滞納が増加する中で、その徴収を確保し滞納を継続的に発生させない対応策が求められます。そのためには、滞納整理の各場面における滞納者との納付折衝を的確かつ適切に行うことが重要です。
 そこで本講座では、滞納整理の制度との関連において納付折衝の具体的な方法を解説するとともに、納付折衝のロールプレイングを実際に体験することにより、地方税・効果およびその他の債権の滞納整理の事務に従事する職員の皆様の折衝能力向上を図っていただきます。
プログラム内容 1 滞納整理の基本
  (1)滞納整理の役割
    @滞納
    A滞納整理の目的
    B滞納者類型に応じた滞納整理
  (2)滞納整理の特質
  (3)滞納整理の法的処理の全体

2 納付折衝の基本
  (1)折衝の目的
    @滞納整理の完結
    A滞納原因の判断
    B納付の誠意の有無の判断
  (2)納付折衝にあたって職員に求められる使命感
  (3)守秘義務と納付折衝
  (4)納付折衝に望む職員の心構え
  (5)納付折衝にあたって留意しなければならない事項
  (6)納付折衝の要領
    @滞納者から引き出す情報
    A滞納者を説得する納付折衝
    B自主的に納付させるための納付折衝
  (7)納付折衝の相手方
    @個人の場合
    A法人の場合
    B第三者
  (8)電話折衝と対面折衝
  (9)滞納者の類型と納付折衝の仕方
    @失念型の滞納者
    A猶予型の滞納者
    B停止型の滞納者
    C納付の誠意がない滞納者
  (10)納期限を過ぎた各段階での納付折衝の仕方
    @督促後の新規滞納の段階
    A軽度の累積滞納の段階
    B重度の累積滞納の段階

3 納税の猶予制度と納付折衝
  (1)納税の猶予制度の概要
  (2)徴収猶予(利己延期の特約または処分)
  (3)換価の猶予
  (4)分割納付
  (5)担保
  (6)滞納処分の停止(徴収停止)
  (7)納税の猶予の場合の延滞金の免除

4 財産調査と差押に関連する折衝
  (1)財産調査と折衝
  (2)不動産差押の差押解除交渉

5 納付折衝のロールプレイング
  (1)地方税
  (2)国民健康保険料・介護保険料
  (3)公共下水道関係の徴収金
  (4)保育料
  (5)水道料金
  (6)公営住宅の家賃
  (7)給食費
  (8)その他

対象 税務、徴収の滞納整理の事務に従事する皆様、
及び公営住宅の家賃、水道料金等その他の債権の滞納整理事務に従事する皆様
受講者の皆様へ ※当日は、地方税法と国税徴収法・地方自治法及び同法施行令が記載された法規集を必ずご持参ください。
会場 パピヨン24 3F会議室
福岡市博多区千代1-17-1 西部ガス本社ビル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 092-633-2222
問合せ先 企画研修G
担当者 中間
E-Mail kyu-semi@noma.or.jp
電話番号 092-431-3365
FAX番号 092-431-3367
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
戻る