セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】日程変更 4月→7月
初心者のための複式簿記入門
開催日時 令和2年7月21日(火)13:00〜17:00
令和2年7月22日(水) 9:30〜16:30
講師 税理士・CFP®
中田 義直
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい  地方分権の推進とともに、的確な財務状況の把握がますます重要となっていますが、企業会計方式を採用する会計では、一般行政部局からの異動等、その経理事務に初めて従事される方にとってはたいへんな戸惑いを伴うものとなります。その中心となるのが『複式簿記』のしくみです。この『複式簿記』の基本的知識があってはじめて、各根拠法令、経理基準等に基づく事務精通への道が開けるといっても過言ではありません。また、総務省から出された通知によって複式簿記の導入が始まりました。
 そこで、『複式簿記』の基礎を公認会計士の中田義直氏からわかりやすく解説いただき、演習問題を実際に解くことによって、実務に役立つ知識をしっかりと身に付けていただきたく、標記講座を開催いたします。
 また、本講座では、公会計改革の骨組みについても触れ、講座で学んだ複式簿記の知識がすべての会計の基本となっている事を確認いたします。
プログラム内容 T.地方公共団体における複式簿記の必要性について
 Q1 県や市町村も複式簿記にしなければならないといわれています。 どういうことか教えて
    ください。
  ◆ 総務省から出された通知によって、複式簿記の導入期限が決められています。
 Q2 複式簿記導入といわれても何をしたらいいかわかりません。
  ◆ まずは複式簿記とは何かから学習しましょう。概要がわかると何をするのかが見えてきます。
U.複式簿記のアウトラインをイメージする
 Q1 複式簿記とはどういうものなのですか?
  ◆ 日々の事務から決算まで、簿記の手続きには順番があります。順番がわかると簿記全体が
    イメージできます。
    【こんな用語がわかるようになります。】
     取引→仕訳帳→元帳→試算表→貸借対照表・損益計算書 等
 Q2 複式簿記の難しい用語が全くわかりません。どうしたらいいでしょう。
  ◆ “これだけは知っておきたい”基礎知識をこの機会にマスターしましょう。
    【こんな用語がわかるようになります。】
     資産・負債・資本 収益・費用 借方と貸方仕訳 等
 Q3 私たちにもできるのでしょうか?
  ◆ 簿記の手続きを、順番に皆さんでやってみましょう。必ずできるようになります。
    【演 習】
V.決算整理のあらましを体験する
 Q1 使用料を何年も払ってくれないのでずっと未収入金になっているんだけどこのままで
    いいのかな?
  ◆ 学習内容:貸倒引当金の設定、取崩
    【設例解説】
 Q2 “ゲンカショウキャク”って何?原価?焼却?
  ◆ 学習内容:減価償却、固定資産 等
    【設例解説】
 Q3 「係長っ、3月末で決算締めといっても、保険料、9月分までもう払って
    ありますよ。どうするんですか?」
  ◆ 学習内容:経過勘定、発生主義 等
    【設例解説】
 Q4 私たちの退職金、ちゃんと考えてくれているかなぁ。
  ◆ 学習内容:引当金 等
    【設例解説】
W.貸借対照表と損益計算書を作成してみる

  ◆ 学習内容:精算表作成演習による財務諸表の理解 等
    【演習】

講師プロフィール 中田 義直 氏
中田義直税理士事務所所長。
S54.明治大学商学部商学科卒業
S54.関東信越国税局採用
その後、税務大学校教授(簿記、法人税、消費税担当)、税務大学校研修所長、税務署長等を歴任し退官、税理士事務所を開業し、現在に至る。

対象 全国地方自治体・地方公営企業・地方公社等の会計処理を行う全ての方々
備考 ★電卓を必ずご持参ください。

会場 日本経営協会内専用教室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8 (セミナー受付は3階です)
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1891
会場FAX番号 03-3403-1130
問合せ先 公務研修グループ
担当者 黒瀬
E-Mail tks-mousikomi@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
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