セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】日程変更 5月→7月
地方自治体職員のための法令を読む技術・学ぶ技術
開催日時 令和2年7月27日(月)13:00〜16:30
令和2年7月28日(火)10:00〜16:00
講師 元衆議院法制局参事
吉田 利宏
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 法令にもとづき行政事務を執行する地方自治体において、法令が全ての根幹であることはいうまでもありません。他方、社会環境が大きく変化し住民のニーズも多様化した現代の自治体職員は、ビジョンとしての「政策」を具体的な「制度」に落とし込んでいくための企画立案能力も兼ね備えている必要があります。
 すなわち、業務に関連する法令を単に「読む」だけの時代から、それを使いこなし自ら作り上げていくため、「学ぶ」ことが求められる時代へ転換しつつあるといえるのではないでしょうか。

 本セミナーでは、『元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術』の著者である(元)衆議院法制局の 吉田 利宏 氏 を講師に迎え、現在の自治体職員が備えておくべき法令解釈能力・条例立案能力の向上に役立つ法令の読み方・学び方をわかりやすく解説いたします。また、参加者同士のグループ討議を通じ、日頃の実務で発生する様々な問題を解決し、知識とノウハウを共有するための一助としていただきます。
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プログラム内容 1.法令の基本を押さえる
  1)法令の漢字に慣れよう
  2)法令独特な用語に慣れよう
  3)私法と公法の区別

2.図解で理解する法令読解のテクニック
  1)法令を構造でとらえる
  2)目次を使う
  3)条文を図解的に理解する
  4)切り離しの手法を知る
  5)一般法と特別法との関係を知る
  《グループ討議》

3.法令の種類や役割を知ろう
  1)国と自治体の行政機構
  2)「法令」と「法令みたいなもの」の違いを区別する
  3)法令同士の関係を知る
  4)法令を系統樹的に見る
  《グループ討議》

4.法令の解釈を考える
  1)解釈は誰がするのか?
  2)法令用語の重要性
  3)目的規定の意味
  4)法律との関係の解釈
  5)よるべき基準
  《グループ討議》


5.「法令用語」をものにする
  1)条文の構造を見抜くための用語
  2)繰り返しを避けるための用語
  3)広がりを示す用語
  4)自治体行政でよく使う用語
  5)文末バリエーション
  《グループ討議》

6.憲法・民法と自治体行政
  1)憲法の規定の本質
  2)民法の原則
  3)公契約、時効、相続と自治体
  《グループ討議》

7.行政の特殊性と行政法の読み方
  1)行政庁って何?
  2)行政の特殊性って何だろう
  3)許可や認可の正体・取消しや無効
  4)行政救済の方法

8.法情報の捕まえ方
  1)電子六法を操る
  2)国立国会図書館のサイトを味方につける
  3)他の自治体の条例の探し方


※最新の情報を反映するため、予告なく内容の一部を変更する場合があります。
 あらかじめご了承ください。

講師プロフィール 元衆議院法制局参事 吉田 利宏 氏
1963年神戸市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、衆議院法制局に入局。
15年に渡り、法律案や修正案の作成に参画。著述業の傍ら自治体の各種委員などを勤める。

【主な著書】 
『元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術(第3版)』
『〃 法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方』(いずれもダイヤモンド社) など多数
対象 総務課、庶務課、法制課、法規課、文書課、
また議会事務局、監査委員事務局、水道・下水道局のマネージャー・担当者
建設課、土木課、監理課、工務課、検査課など公共工事等の技術職
介護保険などの高齢者関連、生活保護や児童・障害者支援などの専門職

※本講座は地方自治体職員ならびに議員のみを対象としております。
持参物 ※スマートフォン、タブレットをお持ちの方はご持参ください。
会場 日本経営協会内専用教室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8(セミナー受付は3階です)
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1891
会場FAX番号 03-3403-1130
問合せ先 公務研修グループ
担当者 黒瀬
E-Mail tks-mousikomi@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
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