セミナー詳細

セミナー名 1日でわかる経営分析マスターコース
開催日時 2020年8月19日(水)10:00〜17:00
講師 公認会計士・税理士 木村 安寿 氏
会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい 〜財務諸表分析の基礎から、企業価値評価のポイント、ROEとの関係まで〜

 財務諸表分析の基本は、損益計算書・貸借対照表を使って安全性・収益性・生産性などの経営状態を明らかにすることにあります。また最近は、そうした基本的な分析に加え、キャッシュフロー計算書による業績評価や、企業価値評価を行うようなケースも増えております。しかし、各々の分析手法は目的や使い方が異なるため、効果的に活用するためには、その違いや特徴を体系的に理解しておくことが必要です。
 本セミナーでは、コンサルティング経験豊富な講師が、各種分析手法の基本と実務上のポイントをわかりやすく解説いたします。その上で、上場企業のデータを用いた設例演習を行うことで、実際に活用できるよう分析手法を身に付けていただきます。
プログラム内容 1.企業価値
 (1) 時価総額の推移
 (2) M&Aの推移
 (3) 価値創造のためのM&A
 (4) 無形資産の重視
 (5) 企業価値創造サイクル

2.経営分析のための財務知識
 (1) 損益計算書
 (2) 貸借対照表

3.決算書の基本的な分析方法
 (1) 経営分析の手法
 (2) 経営分析の視点と対象
 (3) 経営分析の種類

4.財務安全性分析
 (1) 流動比率
 (2) 当座比率
 (3) 自己資本比率
 (4) DEレシオ
 (5) インタレスト・カバレッジ・レシオ
 (6) 固定比率
 (7) 固定長期適合率

5.収益性分析
 (1) 売上高利益率
 (2) 資本に対する利益率
  ・総資本利益率(ROA)
  ・自己資本利益率(ROE)
   ―ROEを高める方法
 (3) 損益分岐点

6.活性度分析
 (1) 回転率
 (2) 付加価値
 (3) 付加価値と生産性
 (4) 労働生産性と労働分配率
 (5) 設備生産性
 (6) 資本生産性

7.発展性分析
 (1) 成長性分析
 (2) 投資性向

8.CSR
 (1) CSRの概念
 (2) CSR評価

9.キャッシュフロー
 (1) キャッシュフローの意義
 (2) キャッシュフロー計算書による業績評価
 (3) キャッシュ・コンバージョン・サイクル
 (4) キャッシュフロー財務分析
 (5) 中期経営計画における設備投資

10.企業価値評価
 (1) 企業価値の概念
 (2) 企業価値の定義
 (3) 企業価値の評価方法
 (4) DCF法
 (5) 資本コスト
  ―ROEとの関係
 (6) 類似業種(会社) 比準法
 (7) 時価純資産価額法

11.説例
講師プロフィール 公認会計士・税理士 木村 安寿 氏
(元 関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科 教授)

 昭和24年生まれ。昭和48年大阪大学経済学部経営学科卒業。昭和48年監査法人等松青木(現 有限責任監査法人トーマツ)入所、昭和52年公認会計士登録。平成3年トーマツコンサルティング椛纒\取締役社長就任。平成7年監査法人トーマツ代表社員就任。平成9年、デロイトトーマツコンサルティング滑ヨ西事業部長常務取締役。平成11年、トーマツ及びデロイトトーマツコンサルティング椛゙職後、木村公認会計士事務所開業(現)。
 平成13年税理士登録。平成17年関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科教授就任。ビジネス、IT、会計・税務の様々な分野に精通し、豊かな経験に裏付けられたコンサルティングには定評がある。所有資格は、公認会計士・税理士・システム監査技術者・行政書士等多岐に亘る。
(著書) 『IT内部監査人』(生産性出版)共著、『トータルシステムの基礎』(中央経済社)全5巻編集、『ホテル旅館業の会計と税務』(清文社)共著

対象 経営企画部門、経理・財務部門、事業部門の方々
(経営分析手法の理解と習得に力点を置くため、財務諸表に関する基礎的な知識をお持ちの方)
備考 演習を行いますので、当日は電卓をご持参ください。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 田中
E-Mail y-tanaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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