セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】
地方自治体職員のための
決算書の見方と経営分析入門講座
開催日時 令和2年10月1日(木)13:00〜17:00
令和2年10月2日(金) 9:30〜16:00
講師 しんわ税理士法人
代表社員税理士 田中 明子 氏
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい  地方公営企業法を適用している事業部局をはじめ、地方公共団体のなかでも日常業務で民間企業や関連企業の経営や決算に関わる部署においては、それらの事業の財政状態や経営成績、資金繰りを正確に把握し、分析する必要があります。
 本講座では、キャッシュ・フローの考え方をベースにしながら、決算書の仕組み・読み方のポイント資金繰りと運用管理、経営判断のための管理会計などについて、演習を交えながら具体的に解説いたします。そして、企業経営を見る際に必要な計数・経営感覚を身につけていただきます。
プログラム内容 T.決算書の仕組み・読み方を学ぶ
 (1)バランスシートの基本
  ・バランスシートと財務諸表の見方
 (2)【資産の部】を読む
 (3)【負債の部】を読む
 (4)【純資産の部】を読む
 (5)損益計算書の基本
  @ 損益計算書の種類、役割
  A 財務会計と管理会計の違い
 (6)営業損益の部を読む
  ・売上高の内容、表示
 (7)営業外損益の部を読む
  ・営業外損益の内容、受取利息、受取配当金

U.財務分析と財務管理をどう活かすか
 (1)安全性の分析
  ・流動比率・当座比率・固定比率、固定長期適合率・自己資本比率
 (2)収益性分析、コスト管理の徹底は
  ・総資本経常利益率、売上高経常利益率、総資本回転率

V.キャッシュ・フロー計算書はなぜ必要か
 (1)営業活動によるキャッシュ・フロー
 (2)投資活動によるキャッシュ・フロー
 (3)財務活動によるキャッシュ・フロー

W.資金繰りと運用管理はどうするか
 (1)資金繰りとは
  @ 資金とは
  A 資金繰りの課題
  B 資金計画
  C 資金管理
 (2)資金繰り表の作成と分析
  ・資金繰り表とは(実績資金繰り表、見積資金繰り表)

X.経営判断のための管理会計
 (1)採算計算と原価
 (2)損と儲けの分岐点
  @ 損益分岐点の考え方
  A 変動費と固定費の見方
  B 損益分岐点の下げ方
 (3)損益分岐点の活用方法
  @ 売上利益率を高める方法
  A 次期の損益分岐点、必要売上高の求め方
講師プロフィール 神戸大学経営学部卒業後、国税調査官として7年勤務。1999年に税理士登録・開業。
約10年間の税理士法人役員勤務を経て、2010年に田中明子税理士事務所を開設。2015年に同税理士事務所を法人成りし、しんわ税理士法人設立。
中小企業経営力強化支援法による経営革新等支援機関として経営サポートも行っている。
対象 地方自治体の監査員事務局、企業局総務課、職員研修課、人事課、総務課、経理課、市民税課、県税事務  その他の方々
備考 ※当日は電卓、ノート、筆記用具をご持参ください。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1−8−4大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 田中
E-Mail y-tanaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
戻る