セミナー詳細

セミナー名 開催延期
わかりやすい契約書作成の基礎実務
→10月22日(木)に延期。
開催日時 2020年5月21日(木)10:00〜17:00
講師 弁護士法人淀屋橋・山上合同
弁護士 仲井 晃 氏
会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい 〜〜条項別・類型別に学ぶ契約書作成・検討・交渉のポイント〜〜

 契約は、企業活動上のあらゆる取引の基本となるものです。企業がビジネスを円滑に進めるためには、総務・法務部門をはじめとする契約に関わる担当者が必要な法律知識を身につけておくことが欠かせません。また、取引上のトラブルを回避するため、実務担当者は新たな契約書を作成するときはもちろんのこと、既存の契約書のひな形・書式を利用する際であっても、条項に不備がないかを常に検討し、適切に契約書を作成することが必要になります。
 本セミナーでは、契約書に関する基礎的な事項をわかりやすく解説いたします。そのうえで、契約書の条項を修正する等の簡単な演習を交えて具体的に学ぶことにより、契約書作成や検討、交渉をめぐるリスク管理に必須の視点を身につけていただきます。また、2020年4月施行の改正民法の内容や法改正が契約実務に及ぼす影響についても解説いたします。
プログラム内容 第1部 契約に関する基礎知識
1.契約とは 成立要件とその機能
 @ 契約の成立 A 契約書作成の意義
2.契約の類型
 @ 民法上の契約類型 A 注意すべき契約類型
3.契約に関する法知識
 @ 民法の原則 A 契約自由の原則の例外
 B 代理関係
4.民法改正が契約書に与える影響
 @ 背景        A 主な改正点
 B 契約書に与える影響

第2部 契約書作成・検討のポイント 〜リスクを前提にした契約書とは〜
1.契約書の基本事項とリスクの基本的考え方
 @ 契約書作成の意義     A 契約書の条項の分類
 B 取引条項の基本的記載事項 C 一般的留意点
 D 時系列による整理
2.契約の形式的注意点
 @ 契約書の書式       A 契約当事者
 B 署名・押印        C 印紙
 D 契約書において用いる用語
3.契約交渉の留意点
 @ 契約交渉とは A 相手方との交渉におけるポイント

第3部 契約条項作成・検討のポイント 〜演習を交えて解説〜
1.契約成立段階に関する条項
 @ 個別契約の成立 A 単価及び支払条件
 B 対価の算定
2.契約の履行段階に関する条項
 @ 検査・検収       A 立ち入り調査
 B 所有権移転時期     C 登記手続
 D 危険負担        E 瑕疵担保責任
 F 損害賠償        G 遅延損害金
 H 製造物責任       I 発明・権利の帰属
 J 知的財産権に関する紛争
3.契約の終了段階に関する条項
 @ 契約期間     A 期限の利益の喪失条項
 B 解除の要件・効果
4.一般条項
 @ 秘密保持義務 A 譲渡禁止特約
 B 完全合意条項 C 不可抗力条項
 D 裁判管轄
5.海外との契約における留意点
 @ 取引条件 A 準拠法
 B 紛争解決 C 契約言語

第4部 契約類型別の留意点
1.売買・移転型契約
2.開発委託契約
3.ライセンス契約・知的財産権関連契約
4.販売店契約、販売代理店契約
講師プロフィール 京都大学法学部卒業。2005年研修所司法修習(第59期)、2006年弁護士登録(大阪弁護士会)。弁護士法人淀屋橋・山上合同所属。神戸大学法科大学院兼任講師。大企業から中小企業まで、規模を問わず国内及び国外(中国・アジア関係)の紛争解決業務、会社法業務、契約業務等を担当。2010年から2012年にかけて中国、台湾、香港の現地法律事務所で勤務し、2013年より現事務所に復帰。
(著書・論文)
『最新事業再編の理論・実務と論点』(民事法研究会(共著))、『倒産・事業再編の法律相談』(青林書院(共著))等。論文『中国民商法の理論と実務』『中国における外国仲裁判断の承認・執行の事例研究』(JCAジャーナル)、『中国案例百選』(国際商事法務)等寄稿多数。
対象 こんな方におすすめです
●契約書に関わるすべての方
 (総務部門、法務部門、コンプライアンス室、経営企画室、営業部門 など)
●経験の浅い方や、基本を確認したい方
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者
E-Mail yu-hara@noma.or.jp
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