セミナー名 |
【開催中止】 「監査コミュニケーション技法」マスター講座 |
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開催日時 | 2020年6月10日(水)10:00〜17:00 |
講師 | 日本マネジメント総合研究所合同会社 理事長 戸村 智憲 氏 (公認不正検査士(CBA)・MBA) |
会員参加料(税込) | 33,000円 |
一般参加料(税込) | 38,500円 |
ねらい | 〜〜現場を巻き込み、監査の実効性を高めるための実践コツ集〜〜 監査人による指摘や指導は、現場に納得感をもって理解されて、本当にその通りに是正・実践されることではじめて有効に機能します。しかし、往々にして見受けられる日本企業(組織)での監査の仕方によっては、監査をすればするほど現場のモチベーションを下げ監査への不信感を募らせてしまいがちです。会社や組織を良くしようと思って行う監査自体が、却って経営リスクになる「監査の逆機能」が少なからず見受けられます。 本セミナーでは、「監査を行うこと自体もリスクである」という監査コミュニケーション上のリスクに着目し、「経営に資する監査というワナ」から脱して「監査の実効性を高める秘訣」を身につけていただきます。現場の実例を豊富に交えながら、明るい監査、寄り添う監査の確立に向けた考え方と実践方法をわかりやすく提示いたします。 |
プログラム内容 | 1.なぜ監査が現場から嫌われるのか 〜問題を指摘するだけの「検査」で終わっていないか〜 ・“経営に資する監査”という監査人の陥りがちなワナ 〜多くの監査人が監査における自己矛盾を犯してしまうポイントを解説! ・日本版COSOモデルを噛み砕いて指導できているか? 〜戸村式のわかりやすいCOSOモデル解説を監査指導に活かす! ・監査・リスク管理・内部統制にあるPDCAの欠落とは 〜課題を指摘する「検査」だけにとどまっていないか ・明るい監査・リスク管理へのソフトで芯のある対応策 〜現場との簡単な共通言語を根付かせることから ・真相究明や隠れた実態を引き出す信頼感ある監査対応 〜現場のココロのしくみを知って真実に至る監査対応に必要なこと ・内部統制は「内部自治」であるということ 〜健全に収益を上げ続けるしくみ・プロセスの構築のために など 2.「しなやかで強い」監査コミュニケーション技法 〜「課題解決への監査」の現場実践に向けて〜 ・監査人に必須の「懐疑心」と陥りがちな監査対応のワナ ・面接調査技法@〜D&番外編 ・指導時の会話で相手を尊重する監査対応@〜D ・コーチング型監査(CBA)の3ステップ ・相手の反応を知り問題解決へ至る5つのパターン ・是正に向けて現場を導き説得する3パターン ・監査における非言語コミュニケーションの影響と対策 ・監査人やリスク管理者に必要なスキルと素養 ・IT利用監査技法(CAAT)による時間節約で相手に向き合う時間を など 3.実効性を高める監査コミュニケーション集 〜現場を巻き込む「明るい監査」の確立に向けて〜 ・明るい監査に向けた基本姿勢と流儀@〜D ・往査の工夫と現場立ち入りへの抵抗感をなくす工夫 ・内部通報への真摯で安心感を与える対応 ・CSA(統制自己評価)による現場を巻き込む対応 ・明日から使える監査ファシリテーションの「7つ道具」 ・改正法や時事問題での監査上の要点・注意点・対応策 〜SDGsと監査・ダイバーシティ経営・「働き方改革」・各種法対応における監査の視点と具体的 対策・ポイント理解 など 4.質疑応答・まとめ ・講義内容以外にも、監査・内部統制・リスク管理等、お気軽にご質問下さい。事前・事後のご質問も 双方にムリない範囲で対応させて頂いております。 ※最新の内容等を盛り込むため、プログラムや項目等を事前の予告なく改訂・修正・アップデート・変更 等することがあります。あらかじめご了承下さい。 |
講師プロフィール | 日本の人気講師ランキング3位ランクイン(日経産業新聞調べ)。米国連邦航空局航空機パイロット。大阪市出身。天王寺高校卒。早大卒。米国MBA修了(人物評価と成績評価により学長推薦で全米トップ0.5%のみに授与される全米優秀大学院生を受賞)。米国博士後期課程(Ph.D)中退。国連勤務にて、国連内部監査業務の専門官、国連戦略立案専門官リーダー、SDGs関連の普及啓発活動などを担当。退官後、企業役員レベルで監査統括や人事・総務統括、上場IT企業JFEシステムズ潟Aドバイザー、岡山大学大学院非常勤講師、経営行動科学学会理事、JA長野中央会顧問や各種業界団体の顧問なども歴任。公認会計士や弁護士や各種専門家を指導する講師としても登壇。 著書33冊。代表作に『クリエイティブ監査への道』(税務経理協会)、『企業統治の退廃と甦生』(中央経済社)など。NHK「クローズアップ現代」・フジテレビ「バイキング」・TBS「ひるおび」などTV出演・メディアでの寄稿・連載なども多数。年間120本程度の基調講演・研修等や、現場主義での顧問・経営指導・執筆等を行う。指導先は上場大手企業各社の役員・幹部を中心に、自治体・警察本部・消防等や各種業種業態の企業を担当。総務省・経産省・国交省等の関連組織の有識者会員。経営者にして1年間の育休を取得するなど、指導内容は実践・体験を交えてお届け中。 |
対象 | 監査役、内部監査部門、内部統制部門、リスク管理部門、
コンプライアンス・CSR部門、総務部門、ISO部門などの方々 |
会場 | 関西本部 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル |
会場地図 | 会場地図はこちらをクリック |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 佐々木 |
sasakia@noma.or.jp |