セミナー詳細

セミナー名 【開催中止】
新任法務担当者のための基本と実務
開催日時 2020年5月27日(水)10:00〜16:00
講師 J&Cドリーム・アソシエイツ
代表 大澤 頼人 氏
会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい 〜〜企業法務の全体像から各業務にあたる心構え、必要な基礎知識を体系立てて解説〜〜

 現在、企業を取り巻く環境は急激に変化しており、事業活動に伴う法律問題も一昔前とは比べものにならないほど複雑化しています。そのため、企業における法務部門の重要性がこれまで以上に増すとともに、高い専門性も求められるようになりました。また、ステークホルダーが多様化していくなかで、法務部門が担うべき業務も多岐に亘っています。こうした状況のもと、法務部員がその重要な職責を果たすためには、まず仕事の全体像を把握し、そのうえで要点を押さえた業務遂行に努めることが肝要です。
 本セミナーでは、新任担当者ならびに経験の浅い方々を対象に、企業法務に携わるうえで最低限押さえておきたい知識とノウハウについて、実務経験豊富な講師が自身の体験を交えながらわかりやすく解説いたします。
プログラム内容 1.法務部を取り囲む環境の変化
 (1) 日本企業の法務組織の沿革
 (2) ガードナーとしての法務
 (3) パートナーとしての法務

2.会社内の法務組織の類型
 (1) 独立型(例)法務部
 (2) 帰属型(例)総務部法務課
 (3) 担当型(例)コンプラインス部契約担当

3.法務部員の仕事のスタイルと求められるスキル
 (1) 問題の発見能力
 (2) 法的な解決能力
 (3) 法的な解決策の伝え方
 (4) コミュニケーション能力・文章表現能力
 (5) 社風・社歴の壁 など

4.法務業務の全体像
 (1) 法務の仕事の範囲
 (2) 法務の仕事の責任
 (3) 社内でリスペクトされる仕事の仕方
 (4) 事業部門との関係
 (5) 経営陣との関係

5.契約業務
 (1) 契約業務の範囲
 (2) 法務部門と事業部門との約束(社内規程)
 (3) 契約書の審査事例
 (4) 妥当な結論
 (5) 事業部門との協力 など

6.法律相談への対応
 (1) 法律問題か否かの分別
 (2) 重要事案の対処
 (3) 立ち話の落とし穴
 (4) 弁護士の活用

7.社内不祥事の対応の仕方
 (1) 法務が扱う不祥事はどういうものか
 (2) 法務は社内不祥事にどのように向き合うか
 (3) 法務と不祥事発生部門との関係
 (4) 法務と経営陣との関係
 (5) 法務とその他の周辺部門との関係

8.コンプライアンス体制の構築
 (1) コンプライアンスとは何?
 (2) コンプライアンス活動と法務の役割

9.法務のスキルアップの方法
 (1) OJTで出来ること
 (2) 法務の武器は法律の知識とリーガルマインド
 (3) 法律知識の研鑚(オールマイティな人はいない)
 (4) 法律用語に頼らないコミュニケーション能力
 (5) 社内外の研究会での研鑚 など

10.社外弁護士との関係
講師プロフィール 1977年同志社大学法学部卒業。伊藤ハム株式会社の法務部創設に関わり以後約30年間一貫して同社で法務業務に従事。同時に経営法友会運営委員を通して日本の企業法務の普及にも関わる。2002年伊藤ハム北京事務所一般代表。2006年同社北京法人、上海法人の董事、監事。2013年に伊藤ハム株式会社を退職。以後、J&Cドリーム・アソシエイツ代表、株式会社大泉製作所監査役(社外)、同志社大学法学部講師、一般社団法人日中産業交流協会理事、中国黒竜江省哈爾濱仲裁委員会委員として、業界業種を問わず幅広く企業法務や日中間のビジネスに関するコンサルティングを行っている。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail sasakia@noma.or.jp
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