セミナー名 |
【行政管理講座】開催中止 地方自治体における予算編成と財政計画の進め方 |
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開催日時 | 令和2年7月15日(水)13:00〜17:00 令和2年7月16日(木) 9:30〜16:00 |
講師 | 関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授 稲沢 克祐 氏 |
会員参加料(税込) | 31,900円 |
一般参加料(税込) | 35,200円 |
ねらい | 地方財政の悪化が続く中、各地方自治体では行財政運営の更なる効率化と将来の財政負担に配慮した効果的な予算編成が求められています。また同時に、地域の実情や住民の声に応えるため、行財政運営そのものの質を見直し、目指すべき姿を実献じていくための総合計画を展開していかなければなりません。 本セミナーでは、予算編成改革の新手法について、わかりやすく解説いたします。行政評価を予算編成と連動させるための手法、総合計画の進捗管理に効率的に活用させるための手法、財政シミュレーションの基本、歳入確保の実践方法などを先進自治体の事例をまじえて紹介いたします。 |
プログラム内容 | 序.行政経営改革の背景 1.行政改革から行政経営へ (1)行政改革と行政経営との相違 (2)行政経営の理論 2.予算編成改革の新たな潮流 (1)これまでの予算編成の問題点 (2)予算編成改革の方向性:成果志向の予算編成 (3)分権的予算編成:枠配分型予算編成 (4)集権的予算編成:トップダウン型予算編成 (5)中期財政計画 (6)総合計画・財政計画・行財政改革計画の連動 (7)その他の予算編成改革の視点:透明性、効率性、参画性 3.成果志向の予算編成に向けた準備 (1)事務事業評価と予算要求・予算査定 (2)評価対象事業と予算事業との一致:業務棚卸の方法 (3)評価と改善調書 4.行政評価による総合計画の進捗管理と予算編成 (1)施策評価の基本 (2)施策評価による総合計画の進捗管理 (3)施策評価と事務事業評価の連動による予算編成 5.予算管理における管理会計的手法の導入 (1)損益分岐点分析の基礎 (2)損益分岐点分析による公の施設の経営改善:収益施設と病院とを事例に 6.長期財政計画の策定と予算編成 (1)長期財政シミュレーションの手法 (2)長期財政計画による行財政改革計画事例 7.ファシリティ・マネジメントと財源確保 (1)ファシリティ・マネジメントの概要 (2)財源確保の例 @ネーミングライツ・広告 A受益者負担の適正化 B余剰資産の売却、貸付 C債権管理の手法 など |
講師プロフィール | 関西学院大学専門職大学院 経営戦略研究科 教授 稲沢 克祐 氏 1959年生。東北大学大学院教育学研究科博士課程中退。 塩尻市行政経営アドバイザー、秩父市行政経営アドバイザー、川西市経営評価委員会委員長。全国知事会先進政策研究センター専門委員、名古屋市行政評価委員長、外務省政策評価アドバイザリー委員、総務省 地方公会計の活用のあり方に関する研究会委員ほか公職を多数歴任。 著書に、「第3版 行政評価の導入と活用−予算・決算、総合計画‐」(イマジン出版、2019年)「50のポイントでわかる 地方議員 予算審議・決算審査ハンドブック」(2018年、学陽書房)、「一番やさしい地方交付税の本」(2016年、学陽書房)、「自治体の財政診断と財政計画−決算重視による財政マネジメント−」(2013年、学陽書房)、「自治体の予算編成改革」(共著)(2012年、ぎょうせい)、『自治体 歳入確保の実践方法』(2010年、学陽書房)、『自治体における公会計改革』(2009年、同文舘出版)、『自治体の市場化テスト』(2006年、学陽書房)など。 |
対象 | 地方自治体の財政局 (財政課) を中心に、予算課、行政改革課、行政経営課、総務課、会計課、公営企業局・水道局・交通局・病院などの経理課長、その他本テーマにご関心をお持ちの方々 |
備考 | ※電卓を必ずご持参ください。 |
会場 | 関西本部 大阪市西区靭本町1−8−4大阪科学技術センタービル |
会場地図 | 会場地図はこちらをクリック |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 田中 |
y-tanaka@noma.or.jp | |
パンフレット(PDF) | パンフレットはこちらをクリック |