セミナー名 | わかりやすい退職給付会計の基礎実務 |
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開催日時 | 2020年2月19日(水)10:00〜17:00 2020年2月20日(木)10:00〜17:00 |
講師 | 有限責任あずさ監査法人 金融アドバイザリー部 ディレクター 浅海 路史 氏 |
会員参加料(税込) | 52,800円 |
一般参加料(税込) | 60,500円 |
ねらい | 〜〜設例演習を交え、特有の会計処理の考え方、数理計算の基本を習得する〜〜 退職給付債務は経営に大きなインパクトを及ぼします。しかし、その制度や数理計算が複雑であること、用語や会計処理が特殊であること、単体と連結で取り扱いが異なること等から、実務の理解は大変難しいと言われています。さらに、新会計基準適用後に公表された実務対応報告など、担当者は新たな動きも理解したうえで適切に会計処理を進めることが求められます。 本セミナーでは、退職給付会計に関する一通りの基本的な実務ポイントから、最新のトピックまでをわかりやすく解説いたします。 新任担当者はもとより、改めて基礎から体系的に学び直したい方にも最適な内容です。 |
プログラム内容 | 1:我が国における退職給付制度の概要とその考え方 1)退職給付制度の目的と意義 2)退職給付制度のスキームおよび給付形態の概要 2:退職給付会計の概略 1)退職給付会計の特徴と概要の理解 2)基準を構成する公表文書と基礎知識 など 3:新基準の目的および範囲 4:確定給付制度の会計処理 1)貸借対照表 2)損益計算書及び包括利益計算書 など 5:退職給付債務及び勤務費用 1)退職給付債務の計算 2)勤務費用の計算 など 6:年金資産 1)年金資産の範囲 2)退職給付信託 など 7:数理計算において用いる計算基礎 1)複数の退職給付制度における計算基礎 2)割引率 など 8:未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理 1)未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の会計処理 2)数理計算上の差異の内容 など 9:小規模企業等における簡便法 1)簡便法とは 2)簡便法における退職給付に係る負債 など 10:確定給付制度の開示 11:複数事業主制度の会計処理及び開示 1)自社の負担に属する年金資産等の計算に用いる合理的な基準 2)自社の拠出に対応する年金資産の額の合理的な計算ができない場合 など 12:適用時期等 1)適用時期 2)個別財務諸表における当面の取扱い など 13:実務上の論点 1)退職給付債務計算のスケジュールと実務的な論点 2)割引率の合理的な補正 14:退職給付制度間の移行等に関する会計処理 15:最近のトピック |
講師プロフィール | 日本アクチュアリー会正会員、年金数理人、京都大学工学部数理工学科卒。 日本生命保険相互会社において年金数理・制度設計等を11年間、外資系コンサルティングファームのマーサーヒューマンリソースコンサルティング(現マーサージャパン)で退職給付制度設計コンサルティングや年金数理計算業務等を2年間経験。あずさ監査法人では退職給付全般のアドバイザリー業務やM&A時のデューデリジェンス、ストック・オプションやデリバティブの時価評価業務などを担当。 【主な著書】 「確定給付企業年金のすべて」「年金制度設計ハンドブック」(以上、共著/東洋経済社)「Q&A退職給付会計の実務ガイド」(共著/中央経済社)。 |
対象 | 経理・財務部門、人事・総務部門の賃金・年金ご担当者 |
備考 | ※演習を行いますので、電卓をご持参ください。 |
会場 | 関西本部 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル |
会場地図 | 会場地図はこちらをクリック |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 佐々木 |
sasakia@noma.or.jp | |
パンフレット(PDF) | パンフレットはこちらをクリック |