セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】
地方議員のための
防災・減災力の向上と危機管理
開催日時 2020年1月31日(金)10:00〜16:00
講師 山口大学大学院創成科学研究科 准教授
総務省消防庁消防大学校 客員教授 瀧本 浩一 氏
会員参加料(税込) 19,800円
一般参加料(税込) 22,000円
ねらい  地震多発国である我が国では、東日本大震災以降も熊本地震や大阪北部地震などの大規模な地震が相次いで発生しています。また、2018年の西日本豪雨をはじめ、近年は甚大な被害をもたらす風水害も頻発するようになりました。現在に至るまで、全国の自治体では地域防災計画の見直しなどの災害対策が数多く講じられていますが、各自治体の取り組みが本当に地域住民の生命と財産を守る有効性を備えているのか、地方議会においても防災行政の課題を平時から意識して確認しておくことが求められます。
 本講座では、地方議員を対象に、自治体における防災・減災対策の要点を押さえたうえで、特に議会・議員が持つべき視点や検討のポイント、災害前や災害時に求められる取り組みなどについて、過去の事例の紹介や災害図上訓練の演習などを交えながら解説いたします。
プログラム内容 1.近年の災害について
 (1) 近年の災害の傾向
 (2) 今後想定される災害について

2.災害に向けた議員の役割
 (1) 議員としての役割
 (2) 議会のBCPを考える
 (3) 地元へ果たす役割、行政へ果たす役割

3.地域の防災・減災力の向上について
 (1) 過去の災害にみる地域防災・減災に関わる課題
  ・災害は人災、自然災害と人の関わり方
  ・誤解だらけの自助・共助の役割
  ・想定外は言い訳、災害は想定内から来襲する
  ・減災活動への偏りが犠牲者を増やす
 (2) 危機管理の考え方と地域防災・減災力の向上について考える
  ・危機管理の考え方と防災・減災の位置づけ
  ・地域防災・減災力の向上への切り口
  ・地域防災向上へのヒント 〜議員だからできること、できないこと〜
  ・国土強靭化に向けて 〜ハードウェア防災とソフトウェア防災の役割〜

4.地域の防災・減災力を考えるツール災害図上訓練体験
 (1) 災害図上訓練の目的と意義
 (2) 災害図上訓練その1:地域を理解する、ハザード情報を活用する
 (3) 災害図上訓練その2:災害時の対応を考える
 (4) 地域が今後持つべき防災力・減災力創出を考える
講師プロフィール 山口大学大学院工学研究科修了。博士(工学)。専門は防災とまちづくり、防災教育。消防庁「消防団員の確保方策等に関する検討会」委員、広島県「みんなで減災」県民総ぐるみ運動推進会議委員など多数の防災関連委員を務める。青森県防災アドバイザー、佐賀県総合防災アドバイザー、広島県防災・減災アドバイザー、瀬戸内市市政戦略アドバイザー。大学での教育・研究に加えて、国・地方自治体・企業等において年間100件超の防災講演・研修等の講師を務め、地域防災リーダーの育成や地域防災力向上のため、精力的に活動。
主な著書には、「第4版 地域防災とまちづくり−みんなをその気にさせる災害図上訓練」などがある。
対象 地方議会議員の方々
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1−8−4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail sasakia@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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