セミナー詳細

セミナー名
〜働き方改革関連法の施行を踏まえて〜

労働基準監督署の臨検監督への対策
開催日時 2020年02月18日(火)10:00〜16:00
講師 人事コンサルタント
特定社会保険労務士
斉藤 貴久 氏

会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 40,700円
ねらい  近年、企業の労働環境に対する指導・監督の厳しさを背景に、過重労働やサービス残業等、労務管理に関する問題で是正勧告を受ける企業が多くあります。また、2019年4月1日より働き方改革関連法が施行され、労働基準監督署の臨検に影響を及ぼしています。
 本セミナーでは、働き方改革関連法の施行を踏まえ労働基準監督署による立ち入り検査の概要と種類、事前準備、調査・是正勧告への対応までをわかりやすく解説いたします。
プログラム内容 1.労働基準監督署と労働基準監督官
 ⑴ 労働行政の組織
 ⑵ 労働基準監督官とは
 ⑶ 労働基準行政の運営方針

2.臨検の概要
 ⑴ 臨検は、いつ、どこで、誰が、どのように?
 ⑵ 定期監督とは
 ⑶ 申告監督とは

3.臨検に対する準備(監督官がくる前に)
 ⑴ 臨検の通知状および準備すべき書類
 ⑵ 臨検までに、やることを決める
 ⑶ 準備書類に関する主な確認事項
   @ 労働者名簿
   A 就業規則
   B 労働条件通知書
   C 時間外・休日労働に関する協定書(36協定)
   D 労働基準法の14の労使協定
   E 有効期間の定めが必要な5の労使協定
   F 賃金台帳
   G 安全衛生管理に関する書類
   H その他書類

4.臨検当日の対応から報告まで
 ⑴ 調査の流れ
 ⑵ 労働基準監督官のみるポイント
 ⑶ 是正勧告書と指導票の違い
 ⑷ 是正勧告書から是正報告書への展開
   是正例
   @ 労働条件通知書の記載漏れ
   A 時間外・休日労働協定の協定時間超え
   B 割増賃金の算定基礎対象の漏れ
   C 管理監督者の深夜割増賃金の不払い
   D 事業場外みなし労働協定の不締結
   E 過半数代表の選出違反
   F 労働者名簿の記載漏れ
   G 賃金台帳の記載漏れ
   H 産業医の選任及び報告漏れ
   I 定期健康診断の報告漏れ
 ⑸ 指導票から是正報告書への展開
   指導例
   @ 時間外労働の端数時間の取り扱い
   A 過重労働に関する医師の面談
   B 年次有給休暇の取得促進
 ⑹ 改正行政手続法の影響

5.是正報告書の作成【演習】

6.臨検に際して検討すべき課題

 ⑴ サービス残業
 ⑵ 名ばかり管理職
 ⑶ 事業場外みなし労働
 ⑷ 長時間労働

7.最近の動向

8.個別労働紛争解決システム
※上記プログラムは都合により変更になる場合がございます。あらかじめ了承下さい。
講師プロフィール 人事コンサルタント 特定社会保険労務士
斉藤 貴久 氏

 
斉藤社会保険労務士事務所所長、法政大学大学院職業能力開発研究所特任研究員
日本労使関係研究協会(学会)会員、東京都社会保険労務士会会員。
法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了(経営学専攻/MBA)。
 上場企業の人事マネージャー及び商社系コンサルティングファームのシニア・コンサルタントを経て社労士事務所を開設。“人事屋”として労務相談、人事制度構築、従業員意識調査、人事コンプライア ンス調査などの業務を提供している。

対象 人事部門、総務部門
経営者・経営幹部 等
会場 一般社団法人 日本経営協会 セミナー室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-11-8
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1972
会場FAX番号 03-3403-8417
担当者 池田 哲也
E-Mail tms@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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