セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】
地域コミュニティ形成と活性化の進め方
開催日時 令和2年1月30日(木)13:00〜17:00
令和2年1月31日(金)10:00〜16:00
講師 (元)相模女子大学教授
相模女子大学「夢をかなえるセンター」エグゼクティブアドバイザー
パートナーシップ市民フォーラム さがみはら 顧問
松下 啓一 氏

相模原市南区若者参加プロジェクト 委員長 草野 百花 氏
相模女子大学マッチングプロジェクト 委員(南区区民会議委員) 大坂 理智 氏
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 都市型社会の浸透と人口減少・職員減少・人口構造の変化により、今後地域コミュニティをどのように形成し、展開していくかが地方自治体の大きな課題となっています。こうした中で今日、協働を軸にして住民の意思が反映される、自立型のコミュニティが求められています。
 本セミナーでは、自治体での豊富な業務経験を始め、庁内研修の職員指導でもご活躍されている松下啓一氏のご講義や、若者と地域の連携についてのご発表、活発な討議や情報交換、課題の共有を通して、協働と連携による魅力的な地域づくりの在り方を探っていただきます。

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プログラム内容
新しい地域づくりの理念と方法−協働を手がかりに

1.協働の基礎理論
(1)協働のイロハ
   ・協働は、行政とコミュニティが一緒に活動する(汗をかく)ことではない
   ・協働は、持続可能な自治をつくるためのパラダイムである
   ・協働には、一緒にやらない協働もある
(2)国語としての協働、NPOからみた協働、自治体が行う協働
(3)協働は、全職場にある
   ・NPOや地域コミュニティと直接関係がない職場にも協働はある
   ・協働を全職場に広げるためにはどうしたらよいか

2.研修参加自治体のプチ自慢

3.地域コミュニティと協働
   ・地域コミュニティの現状
   ・新たな地域コミュニティ政策

4.地域コミュニティ再生のための新たな試み・事例紹介
   ・地域自治区(地域予算、地区担当制度等)
   ・有償事業など

5.報告・意見交換
  協働の成功条件−「若者と地域の連携」のなかで分かったこと
   相模原市南区若者参加プロジェクト 委員長 草野 百花氏
   相模女子大学マッチングプロジェクト 委員 大坂 理智氏
   相模女子大学夢をかなえるセンター エグゼクティブアドバイザー 松下 啓一氏
 地域が抱える悩みのひとつが、若者が参加してこないということです。
 相模原市南区若者参加プロジェクトは、附属機関である区民会議(附属機関)から生まれた組織で、区内の若者や大学生が中心となって、地域のまちづくりを推進する組織です。相模原市南区の資源を発掘する「南区アイディアコンペ」やメンバーが、地域の自治会に出かけ、楽しく議論するファシリテーション技術を伝えるなどの多面的な活動を続けています(最近は、高校生をまちづくりに引き込むプロジェクトを始めました)。
 マッチングプロジェクトは、相模女子大学の学生が作った組織で、地域のお祭りなどの活動団体の悩み=若い人が来ないという課題と、若者の想い=何かをやりたいをつなぐ(マッチング)する組織です。
 この地域と若者との協働活動の実践を通して、協働が上手くいくためのヒント、成功条件、これはやってはいけないことなどを考えます。

6.まとめ 協働の成功条件(チェックポイント)


講師プロフィール 松下 啓一

元相模女子大学教授。2018年4月より、同大学「夢をかなえるセンター」エグゼクティブアドバイザー。
パートナーシップ市民フォーラム さがみはら 顧問。
現代自治体論(まちづくり・NPO・協働論・政策法務)。
元横浜市職員( 総務・環境・都市計画・経済・水道などの各部局で調査・企画を担当)。

著書:
『市民活動のための自治体入門』(大阪ボランティア協会など)、
『市民協働の考え方・つくり方』(萌書房)、
『協働が変える役所の仕事、自治の未来』(萌書房)、
『自治体若者政策・愛知県新城市の挑戦 どのように若者を集め、その力を引き出したのか』(萌書房)
『若者参画条例の提案−若者が活き活きと活動するまちをつくるために』(萌書房)等。
対象 自治体の協働による地域づくりに携わるご担当者の方々
※本講座は自治体職員の方々を対象としております。
備考 *お申込み後に事務局からメールにて「事前課題」をお送りいたします。
参加申込時は必ずメールアドレスをご記入下さい。

会場 日本経営協会内専用教室
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8 (セミナー受付は3階です)
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 03-3403-1891
会場FAX番号 03-3403-1130
問合せ先 公務研修グループ
担当者 堀込
E-Mail tks-mousikomi@noma.or.jp
電話番号 03-3403-1891
FAX番号 03-3403-1130
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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