セミナー詳細

セミナー名 知ってて良かった!医療機関のための不当要求・悪質クレーマーの法的対応実践セミナー
開催日時 2019年10月23日(水) 10:00〜16:00
講師  鴻和法律事務所 弁護士
 弁護士   矢口 耕太郎

会員参加料(税込) 27,500円
一般参加料(税込) 33,000円
ねらい 近年、医療機関のトラブルは増加傾向にあります。その大半がいわゆる患者様トラブルであり、トラブルを解決できない状態が続くと、他の患者様へのサービス低下や患者の減少、職員の退職といった病院経営にも大きな影響を与えることになります。患者様からの暴力、暴言、過剰な要求等様々なトラブルが起こっております。そのような不当要求などに、きちんと病院としてとるべき法的対応を具体的なケースもあわせて学び、日々の業務に活かしていただくことを目的とします。

プログラム内容 知ってて良かった!医療機関のための不当要求・悪質クレーマーの法的対応実践セミナー

1 医療クレームの基礎
     ⑴ クレームとは
     ⑵ 医療不信の増大
     ⑶ 患者⇒悪質クレーマー⇒モンスターペイシェント
     ⑷ 患者満足の捉え方
     ⑸ 不満感と攻撃性⇒言いなり処理
     ⑹ 病院経営リスクとしてのクレーム対応


2 医療現場における法律の基本
     ⑴ 診療契約について
     ⑵ 病院を悩ませる応召義務
     ⑶ 診療契約の内容
     ⑷ 医療事故と医療過誤
     ⑸ 言葉の意味がわからずに起こる混乱
     ⑹ 医師の「〜すべきだった」と法律上の「〜すべきだった」


3 医療クレームに対する基本的対応
     ⑴ クレームは、2つに分ける
     ⑵ 法律的でないクレームと法律的なクレーム
     ⑶ クレームを受けるときの注意事項
     ⑷ クレームを受けた後の整理の仕方
     ⑸ クレームで良く言われる「説明責任」
     ⑹ 対応しないの選択肢
     ⑺ カウンセリング的対応
     ⑻ 法律的クレームの対応方法


4 反社会的勢力による不当要求
     ⑴ 暴力団排除条例に基づいて
     ⑵ 病院対象暴力
     ⑶ 不当要求に対する対応の基本


5 クレーム対応の実例
     ⑴ A病院の場合
     ⑵ B病院の場合
     ⑶ C病院の場合


6 具体的なクレーム対応技術
     ⑴ 複数部署へのクレームには
     ⑵ 上の者を出せ
     ⑶ クレームの中身が次々と変わる者
     ⑷ 対応の悪さを批判するばかりの者
     ⑸ 特別な待遇を求めてくる者
     ⑹ 一筆書け、証拠を残せと要求する者
     ⑺ ネットで広めると言ってくる者
     ⑻ 長時間、看護師などにつきまとってくる者
     ⑼ すぐ責任転嫁してくる者
     ⑽ 病院に無理難題をふっかけてくる者
     ⑾ 病院内から立ち去らない者
     ⑿ 命令してくる者
     ⒀ 金銭の要求に対して
     ⒁ 金銭を支払わない者に対して
     ⒂ 診療拒否
     ⒃ 立ち入り禁止処分の手順


7 弁護士と警察と連携する
     ⑴ 弁護士との連携
     ⑵ 窓口を弁護士にする
     ⑶ 警察と連携する
     ⑷ 警察が協力的でない場合の対応法


8 裁判所などを利用した方法
     ⑴ 仮処分命令の申し立て
     ⑵ 債務不存在確認の調停、訴訟
     ⑶ 医療ADRについて


9 対応マニュアルについて

講師プロフィール

【講師紹介】
 鴻和法律事務所 弁護士
 弁護士   矢口 耕太郎(やぐち こうたろう)

  九州大学法学部卒業。京都大学大学院法学研究科入学。平成17年司法試験合格。現在、福岡県弁護士会所属。
主な取扱分野:中小企業支援法務、医療法務(含病院管理) 他
講演・講義実:トラブル回避の会社経営、クレーム対応の技術弁護士からみた医療紛争の現状、 他

対象 医療従事者
病院幹部
看護師
病院職員の方々
会場 一般社団法人日本経営協会 九州本部内専用教室
福岡市博多区博多駅前1-6-16西鉄博多駅前ビル7F
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 092-431-3365
会場FAX番号 092-431-3367
問合せ先 企画研修G
担当者 瀬戸
E-Mail kyu-semi@noma.or.jp
電話番号 092-431-3365
FAX番号 092-431-3367
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