セミナー詳細

セミナー名 粉飾・横領を早期に見抜く
不正会計の兆候把握と発見のポイント
開催日時 2019年8月23日(金)10:00〜17:00
講師 公認会計士 津田 佳典
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
ねらい 〜〜不正・誤謬を早期に発見し、経理業務のリスク管理体制を向上させる〜〜

 近年、企業におけるガバナンスの強化は経営上の重要課題の一つですが、日本を代表するような大手企業をはじめ、不正事件の発覚は枚挙に暇がありません。そのなかでも、粉飾や横領といった会計不正は、その実態がますます高度化・複雑化しているうえ、いったん発覚すると、業績への影響に留まらず、企業の社会的信用の失墜にも至るなど、経営に与えるダメージは計り知れません。
 本セミナーでは、実際に発覚した会計不正の事例分析を通じて、不合理な会計処理を見抜く視点を身につけていただくとともに、実効性のある予防策と対処法について、内部統制の視点も交えて解説いたします。財務・経理部門はもとより、内部監査部門や内部統制評価担当者にもご活用いただける内容です。
プログラム内容 1.不正会計の概要と動向
 (1) 不正会計とは?(粉飾決算と資産の流用)
 (2) 上場企業等における不正会計の動向
 (3) 不正会計に対する誤解
 (4) 不正会計が発生する状況とは?(不正のトライアングル)

2.不正会計リスクにどのように対応するか
 (1) 不正リスク対策の4つのステップ
 (2) 内部統制報告制度(J-SOX)は有効か?
 (3) 全社的な内部統制における課題
 (4) 子会社管理に関する内部統制における課題
 (5) ITの利用と関連する内部統制における課題
 (6) 主要な業務プロセスに関する内部統制における課題
 (7) 内部統制の有効性の判断

3.不正会計の兆候と発見手法
 (1) 不正会計の早期発見の必要性
 (2) 不正会計を発見するための手順(プロセス)
 (3) 不正会計の兆候を示す状況
  ・証拠の矛盾及び紛失
  ・監査(調査)への対応
  ・通例でない取引
  ・会計記録の矛盾
  ・その他の事項
 (4) 事実確認における注意点

4.不正会計を発見するための財務データ分析(ケーススタディ)
講師プロフィール 平成7年大阪市立大学商学部を卒業し、中央監査法人(後のみすず監査法人)に入所。監査業務の他、連結決算早期化等の各種プロジェクトにも参加。平成19年にあすかコンサルティング株式会社代表取締役に就任。現在は、連結決算・グループ会社経営管理等のコンサルティング業務に従事する一方、企業の社外役員や企業向けセミナー等の講演活動でも活躍中。
対象 経理・財務部門、内部監査室のマネジャー・スタッフの方など
備考 ※電卓をご持参ください
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail sasakia@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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