セミナー詳細

セミナー名 はじめての方にも
わかりやすい労働基準法入門コース
〜働き方改革関連法をめぐる実務対応上のポイントも対応〜
開催日時 2019年10月17日(木)13:00〜17:00
2019年10月18日(金) 9:30〜16:30
講師 石嵜・山中総合法律事務所
弁護士 石嵜 裕美子 氏
会員参加料(税込) 52,800円
一般参加料(税込) 60,500円
ねらい  今年4月に働き方改革関連法が施行され、時間外労働の上限規制や年次有給休暇の確実な取得などの対応が企業に求められています。それに伴い、労働基準法も時間外労働や年次有給休暇にかかわる法改正が行われたため、実務上の対応が必要となっています。
 本セミナーでは、労働基準法と労務管理の基本的事項や改正点などを中心に、以下の3点について詳しく解説いたします。
 @人事・労務管理を進める上で必要な法的知識の理解
 A労働時間法制をめぐる法改正の内容と趣旨・目的
 B働き方改革の法改正を踏まえた実務対応上の留意点
 新任担当者の方はもとより、基本業務のチェックや就業規則等の見直しをお考えの方々にもご活用いただけます。
プログラム内容 第1.労務管理に必要な法的知識
  1.労働法とは
  2.労働基準法の位置付け

第2.労働契約・就業規則
  1.労働契約について
  2.就業規則について
  3.労働基準法・労働契約・就業規則・労働協約の関係

第3.採用・募集
  1.採用の自由とその限界
  2.労働契約締結に関する労基法の規制
  3.採用内定とその取消し
  4.試用期間と本採用拒否

第4.賃金・賞与・退職金
  1.賃金・賞与・退職金の意義
  2.賃金支払いの原則
  3.欠勤・遅刻による賃金カットと算定方式
  4.賞与の在職日支給規程はどこまで有効か
  5.退職金が減額できる場合、没収できる場合

第5.労働時間・休暇・休日
  1.労働時間制度の基本
  2.労働時間の意義
  3.時間外労働・休日労働の意味と要件
  4.労働時間・休暇・休日に関する規定の適用除外

第6.労働時間の弾力化と裁量労働制
  1.変形労働時間制の仕組みと運用
  2.フレックスタイム制の仕組みと運用
  3.裁量労働制の仕組みと運用

第7.休暇
  1.年次有給休暇の基本原則
  2.計画年休とはどういうものか
  3.年休に関するQA

第8.働き方改革関連法による労基法改正
  1.時間外労働の上限規制
  2.フレックス制の清算期間拡張
  3.高度プロフェッショナル制度
  4.年5日の年次有給休暇の時季指定義務

第9.人事異動
  1.昇進・昇格・降格
  2.配転・出向・転籍、その違いは
  3.配転命令を行うにあたって注意すべきことは
  4.出向命令が出来るときと出来ないとき
  5.転籍を命令で行えるか
  6.出向中、転籍後の労働関係

第10.休職・退職・解雇
  1.休職期間の満了と労働契約の解消
  2.辞職と合意解約の違いは
  3.解雇を行うにあたって注意すべきことは

第11.災害補償
  1.労働基準法と労災保険法の関係
  2.労災民訴とは
講師プロフィール 石嵜・山中総合法律事務所
弁護士 石嵜 裕美子 氏

慶應義塾大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了後、2013年司法試験合格。 2014年弁護士登録、石嵜・山中総合法律事務所入所。専門分野は労働法(経営側)。
著書に「就業規則の法律実務(第4版)」、「配転・出向・降格の法律実務(第2版)」などがある(いずれも共著、中央経済社)。
対象 人事労務ご担当者や管理監督者の方々など
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1−8−4大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 重藤
E-Mail sigefuji@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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