セミナー詳細

セミナー名 管理会計の基礎と損益分岐点分析活用セミナー
開催日時 2019年10月24日(木)10:00〜17:00
講師 一般社団法人日本管理会計教育協会 代表理事 櫻井 道裕 氏
会員参加料(税込) 33,000円
一般参加料(税込) 38,500円
ねらい  将来に向けた経営上の意思決定をするためには、管理会計の考え方と使い方を理解する必要があります。管理会計にも多くの手法がありますが、「損益分岐点分析(CVP分析)」は、自社の事業戦略について考える上で、必須のものとなっております。
 本セミナーでは、管理会計とは何かという基本的なことから、管理会計を活用する上で基礎となる「損益分岐点分析」について、分かりやすく解説いたします。演習を数多く取り入れることで、理解するだけではなく今後の実務上も取り入れていけるよう、実践的に学ぶことができます。また、将来のリスク判定ができるよう、損益分岐点分析の活用法についても演習を用いて紹介いたします。
 管理会計を学びながら実践的な計数能力を身につけ、スキルアップを図りたいという方々のご受講をおすすめいたします。
プログラム内容 1.管理会計とは何か
 ・管理会計とは、経営理念・ビジョンの実現を支援する管理システム
 ・管理会計の狙いは「事業の管理」と「人の管理」ここを間違えると失敗する!
 ・制度会計と管理会計の損益構造の違い
 ・管理会計を業績管理と意思決定に活かす

2.管理会計と損益分岐点分析(CVP分析)
 ・管理会計は未来指向である、の真の意味
 ・CVPの歯車が意味すること
  演習:お好み焼き屋の演習で基本を理解する
 ・変動費と固定費の本質的な定義
 ・固変分析の方法
 ・固定費も短期的にコントロールできる!?
 ・損益分岐点図表と利益公式
  演習:損益シミュレーションと利益計画

3.演習で身につける計数能力
 ・短期的な損得勘定で重要な3つの考え方
  演習:いずれの投資を優先するのか?
  演習:その株は今売るべきか?
  演習:そのカーナビは本当に安かったのか?
  演習:そのビール一本分の損失はいくらか?
  演習:内製と外注、いずれが得か?
  演習:様々な採算シミュレーション
  演習:事業評価を誤ってはならない@
  演習:事業評価を誤ってはならないA
 ・短期的な損得だけで決めてはならない
 ・総まとめ

4.将来のリスクの度合いを分析する
  演習:同じ利益率でもリスクは違う
 ・リスクとは何か?
 ・変動費型と固定費型の特徴、経営改善策
 ・損益のリスク管理
 ・リスク判定のための経営指標
  営業レバレッジ・損益分岐点比率、安全余裕率


【担当講師より】
 損益分岐点分析(CVP分析)は管理会計において最も重要でかつ不可欠な道具です。 変動費と固定費、この2つを本当の意味で理解することで、未来指向の実に様々な管理会計技法を活用することが可能になります。
 単に損益分岐点を計算する、そんな単純なことではありません。未来を予想する、未来を評価する、そして未来を創造する、そのためのエッセンシャル・ツールが損益分岐点分析(CVP分析)です。
 このセミナーでは、管理会計の本質的な理解を前提にし、演習を中心に実際に手を動かして、気がつくと計数能力が高まっていた、そんな体験をしていただきたいと考えております。
講師プロフィール 一般社団法人日本管理会計教育協会 代表理事 櫻井 道裕 氏

 米国管理会計士協会西日本支部(IMA Western Japan Chapter)プレジデント
 米国公認管理会計士(CMA)・中小企業診断士(非更新)
 1981年 大学卒業後、大手海運会社に就職。1980年代初頭 BASICパソコンを活用した業務効率化の責任者や管理会計の運用責任者を経て、1990年 中小企業診断士を取得。その後、コンサルティング会社に転職し、経営コンサルタントに転身。1997年 独立。2015年 日本管理会計教育協会を設立し、管理会計検定を通じて日本のビジネス社会への管理会計の普及に尽力している。
 主な著書:「社長、その数字の使い方は間違ってます! 管理会計スタッフ奮闘記」、「計数管理のプロフェッショナルに聞け!」、「業績評価制度の導入・運用のしかた」(中央経済社)、「会計モンスター」、「ミスター管理会計」、「ザ・分析マスター」(Amazon電子書籍)等。
備考 ※電卓をご持参ください
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 田中
E-Mail y-tanaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
戻る