セミナー詳細

セミナー名 法務部門の役割と機能強化のすすめ方セミナー
開催日時 2019年8月9日(金)10:00〜16:00
講師 J&Cドリーム・アソシエイツ
代表 大澤 頼人 氏
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
ねらい 〜〜法務マネジャーに求められる視点と取り組むべき課題を解説〜〜

 企業活動の複雑化やグローバル化の進展に伴い、経営をめぐる法的なリスクが増大しています。日常の事業活動はもとより、経営上の戦略立案・意思決定に際しても、法務面でのリスクマネジメントが欠かせません。また、コンプライアンスの徹底やガバナンス体制の確立といった社会的要請も高まっており、法務部門の機能強化は、これからの企業経営の重要課題と言えるのではないでしょうか。
 そこで本セミナーでは、法務部門が自社内で期待された役割を十分に発揮するための具体的な取り組みについて、優先度の高い課題をピックアップして解説いたします。特に、自社の法務部門の更なる機能強化を図りたいとお考えの方はもちろん、既に法務部門はあるけれどもうまく機能していないといった課題を抱える方にもご活用いただける内容です。
プログラム内容 1.企業法務の転換期
 ・管理業務からリーガルカウンセラーへの転換

2.法務部の業務範囲と組織の作り方
 ・法務業務の範囲に対応した組織・人員・スキル

3.法務部門と事業部門の関係づくり
 ・プロフィット部門とコスト部門との対立構造の転換を図る

4.コーポレートガバナンス、コンプライアンスと法務部の役割
 ・経営判断と法務判断の両立
 ・コンプライアンスは全体最適

5.法務担当者に求められるスキルと人材育成・採用
 ・本来業務のスキルと人材
 ・転換期に対応したスキルと人材
 ・人材をどこから探すか

6.紛争リスクの事前抑制と法務部の役割
 ・紛争が起きたときの対処方法と必要なスキル(講師の経験談)
 ・紛争を事前に抑止する法的な方法
 ・法的な方法の限界

7.不祥事対応と再発防止策
 ・紛争が起きたときの対処方法と必要なスキル(講師の経験談)
 ・紛争を事前に抑止する法的な方法
 ・法的な方法の限界

8.弁護士との関係作り(社内弁護士、顧問弁護士、社外弁護士、海外の弁護士)
 ・弁護士に期待すること
 ・様々なチャネルを想定する
 ・期待に対応できる弁護士の発見
 ・弁護士を育てる

9.リーガルリスクの説明と説得の仕方
 ・抽象的なリスクの話では説得はできない
 ・自社のリスクの説明の方法

10.グローバル経営と法務部門の役割
 ・海外事業と法務業務
 ・組織の作り方と人材の配置とスキル
 ・現地化の功罪
 ・判例法の国への対応
 ・中国を含む発展途上国への対応
 ・個人情報の壁
 ・海外で起きた紛争や不祥事への対応
講師プロフィール 1977年同志社大学法学部卒業。伊藤ハム株式会社の法務部創設に関わり以後約30年間一貫して同社で法務業務に従事。同時に経営法友会運営委員を通して日本の企業法務の普及にも関わる。2002年伊藤ハム北京事務所一般代表。2006年同社北京法人、上海法人の董事、監事。2013年に伊藤ハム株式会社を退職。以後、J&Cドリーム・アソシエイツ代表、一般社団法人日中産業交流協会理事、同志社大学法学研究科講師、株式会社大泉製作所社外監査役、中国黒竜江省哈爾濱仲裁委員会委員として、業界業種を問わず幅広く企業法務や日中間のビジネスに関するコンサルティングを行っている。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail sasakia@noma.or.jp
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