セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】
法令の読み解き・条例立案の基礎と実務
開催日時 2019年10月28日(月)13:00〜17:00
2019年10月29日(火) 9:30〜16:00
講師 元衆議院法制局参事 吉田 利宏 氏
会員参加料(税込) 31,900円
一般参加料(税込) 35,200円
ねらい 〜立法実務に精通する講師が演習をまじえてわかりやすく解説〜
 近年、工夫を凝らした政策を行い、地方活性化を推進させる自治体が増えてきております。このような地域の課題を解決する政策法務の能力はますます重要性を強めております。そのため、その実践にあたっては、住民の不満やニーズを法律的な視点で再構成し、法令の解釈を広げたり、新たな条例を立案するといったテクニックが必要となります。
 この講座では、立法実務に精通する講師が、政策実現のために必要な条例づくりの考え方から具体的テクニックまでを解説いたします。また、講座の前半では、その基礎となる「法令を読み解く力」を演習をまじえながら身につけていただきます。
プログラム内容 1 条例づくり入門
  @自治体に押し寄せる変化
  A法令の種類と特徴
  B条例ができること・制定することの意味
  ※演習

2 条文づくりのルール〜法令用語を知る〜
  @法令用語を知る
  (基本の用語・条文の構造を見抜く用語・繰り返しを避けるための用語・広がりを示す用語・行政法特有の用語・自治体職員としてさらに知っておきたい用語)
  ※演習
  A用字の基準
  ※演習

3 条文づくりのルール
  〜条文の構造と典型的な規定〜

4 条文解釈の基礎
  @解釈の種類
  A解釈の方法(考え方)
  B解釈の方法(実務編)
  C法律と条令との整理
  ※演習

5 事例で学ぶ条例立案
  〜政策と条例をつなごう〜
  @「条例の手法」の活かし方
  Aたとえば・・・「住民と協動する」を例に

6 法令情報の集め方・使い方
  @国の現行法令を確かめる
  A関連条例を探す
  B法令改正の資料を集めて条例改正に備える
  C法令の解釈や解説を調べる

参考: 条例手法集
講師プロフィール 元衆議院法制局参事 吉田 利宏 氏
1963年神戸市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、衆議院法制局に入局。15年にわたり、議員立法や修正案の立案に参画する。現在、著述業の傍ら自治体の各種委員などを務める。
主な著書:『元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術(第3版)』(ダイヤモンド社)『新法令用語の常識』『新法令作成解釈の常識』(日本評論社)『政策立案者のための条例づくり入門』(共著・学陽書房)など多数
対象 ・政策立案担当者、総務・法制等の担当者の方々
・地方議会議員および議会事務局職員の方々
備考 当日は地方自治小六法などがあればご持参ください。
2日目はスマートフォンまたはタブレットをご持参いただければ、便利です。
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1−8−4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者
E-Mail yu-hara@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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