セミナー名 |
【医療機関向けセミナー】 1からはじめる病院管理会計講座 |
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開催日時 | 2019年7月26日(金)10:00〜16:00 |
講師 | 千里リハビリテーション病院/橋本病院 統括事務長 池田 吉成 氏 |
会員参加料(税込) | 27,000円 |
一般参加料(税込) | 30,240円 |
ねらい | 病院の経営改善は、さほど難しいものではありません。病床稼働を高め、費用を適正化する、いたってシンプルな構造だからです。ただし、何で病床を埋めるのか、どれくらいの費用が適正かなどの分析や判断には何らかのツール(道具)が必要となるでしょう。管理会計はこういった経営課題に取り組むための道具です。バットやグラブを使いこなすように、管理会計をうまく使える病院は、マネジメントでも勝利を収めることができるはずです。 本セミナーでは、医療機関の経営強化・改善のための管理会計手法を、基本的な考え方から学んでいただきます。原価計算や損益分岐点分析といった小難しく感じる手法を、実際の道具として活かすために、基礎からわかりやすく解説いたします。 |
プログラム内容 | 1.病院管理会計はじめの一歩 (1)病院事業の構造を知る @医業収益と医業費用 A外来、入院などの事業別収益 (2)収益の特性を理解する @診療報酬制度という診療単価 A地域医療ニーズに沿った患者数 (3)費用の特徴を理解する @損益計算書を使う(病院会計準則) A固定費と変動費に整理する (4)病院経営の法則 @利益創出のための病床稼働 A損益分岐点分析で稼働と単価、利益の関係を把握する 2.診療科・病床機能の組み合わせ (1)収益性と医療ニーズによる事業ポートフォリオ (2)診療科・病床機能ごとの収益性 @段階利益の知識 A限界利益の考え方と使い方 (3)診療科別損益計算 @原価計算・診療科別損益計算の目的 A実用的な診療科別損益計算 3.コスト低減へのチェックポイント (1)何から手をつけるべきか @ベンチマーク分析であたりをつける A感度分析で優先順位を決める (2)事務系が主導するコスト削減 @人件費と委託費 A水道光熱費、広告宣伝費、経費 (3)現場と握る費用対効果 @材料費 A設備費(減価償却費、リース費) 4.実行と成果の管理 (1)成果管理(モニタリング)の重要性 (2)モニタリングの実務 @タイミング:会議体を利用する A資料作成:KPI(重要指標)を浮き彫りにする |
講師プロフィール | 千里リハビリテーション病院/橋本病院 統括事務長 池田 吉成 氏 早稲田大学卒業後、JR西日本を経てトーマツへ。病院経営戦略や新病院基本構想の策定、BSC・管理会計制度構築支援等を実施。その後、政府系再生ファンドである企業再生支援機構にて、病院や介護施設の再生マネジメントを担当、現場経営に携わる。現在は、千里リハビリテーション病院および橋本病院の総括事務長として、マネジメント全般、教育、業務プロセス構築等を行っている。また、立命館大学ビジネススクールにて講師も務めている。 |
会場 | 関西本部 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル |
会場地図 | 会場地図はこちらをクリック |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 田中 |
y-tanaka@noma.or.jp | |
パンフレット(PDF) | パンフレットはこちらをクリック |