セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】
内部統制時代の自治体リスクマネジメント講座
開催日時 2019年6月17日(月)13:00〜17:00
2019年6月18日(火)10:00〜16:00
講師 一般社団法人日本経営協会 専任コンサルタント/専任講師
森 健 氏
会員参加料(税込) 31,320円
一般参加料(税込) 34,560円
ねらい 先般の地方自治法の一部改正に伴い、地方公共団体は内部統制制度について、法的義務
あるいは努力義務として制度導入していくこととなりました。
内部統制制度はもともと企業において先行導入された制度ですが、自治体においても企業に
おいても、この制度を導入することは全組織的(全庁的)な取組みになることから、導入方法を
一旦誤り形骸化してしまうと、これを改善・軌道修正するには多くの努力・コストが必要になります。
そこで今回、自治体(市役所・県庁)において危機管理を含む豊富な実務経験を有し、企業に
おいて内部統制構築を含むリスクマネジメント体制構築・維持管理の実務経験を有する講師が、
『実務で機能する制度の導入と維持管理』というコンセプトのもと、単なる制度説明ではない
『実務経験に基づく実践的なノウハウ』を提供いたします。
プログラム内容 1.導入講義〜分権時代の自治体として認識すべきリスク〜【講義】
 (1)総務省の提示する考え方を理解する
 (2)企業における失敗事例や制度自体に潜むリスクを理解する
 (3)「制度説明」ではなく「実務対策(解決策)」に着目する

2.内部統制・リスクマネジメントの基本枠組み【講義】
 (1)内部統制・リスクマネジメントの基本枠組み
 (2)多くの組織が形骸化させてしまう理由
 (3)内部統制・リスクマネジメントを機能させるための実務ポイント

3.自治体現場で使える実務ノウハウ(T)総論編【講義・演習】
 (1)基本用語の定義ができているか?
 (2)導入前の課題整理ができているか?
 (3)首長・幹部への事前レク(インプット)は十分か?

4.自治体現場で使える実務ノウハウ(U)各論編【講義・演習】

 (1)リスクの洗出し
  ・リスクサンプルへの過度の依存は危険
  ・リスクの洗出しで失敗して形骸化がはじまる
  ・失敗しないリスク洗出しの実務ノウハウ
 (2)リスクの評価
  ・精緻に評価して機能しない内部統制!?
  ・何のためのリスク評価か?
  ・リスク評価の結果を自治体経営に活かす方法論
 (3)リスク対策について
  ・その取組みは単なる「業務改善」では?
   (※リスクマネジメントと業務改善の違い)
  ・内部統制の趣旨に沿ったリスク対策
  ・リスクマネジメントの本質と自治体の意思決定
 (4)内部統制・リスクマネジメントを支える体制整備
  ・意思決定の仕組みづくり
  ・PDCA サイクルの構築
  ・内部統制/リスクマネジメントの成長過程を描く
  ・事務局(担当者)に必要な能力と資質
  ・会議体の運営をどうすべきか?
  ・監査に過度に期待や依存をしない
 (5)企業のリスク管理あるある〜企業の失敗事例に学ぶ〜
  ・制度導入後なのに、なぜ不祥事を防止できないのか?
  ・企業の失敗事例から学び、制度導入を成功させよう!
  ・内部統制/リスクマネジメントの官民比較

5.まとめ・質疑応答
  ・制度導入は手段であり目的ではない
  ・行政課題の解決につながる制度導入を!
講師プロフィール ※パンフレット(PDFファイル)をご覧ください。
対象 ●地方自治体職員のご担当者
会場 一般社団法人日本経営協会 中部本部
名古屋市東区東桜1−13−3 NHK名古屋放送センタービル10階
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 052-957-4172
会場FAX番号 052-952-7418
問合せ先 企画研修グループ
担当者 竹本 啓哉
電話番号 052-957-4172
FAX番号 052-952-7418
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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