セミナー詳細

セミナー名 【行政管理講座】
人事評価制度の運用と処遇反映のポイント
開催日時 2019年8月29日(木)13:00〜17:00
2019年8月30日(金) 9:30〜16:30
講師 リンク・ヒューマン株式会社 代表取締役  浮島 晋 氏
会員参加料(税込) 31,320円
一般参加料(税込) 34,560円
ねらい  人事評価制度は、職員の能力向上や仕事へのやりがい作りを図る上で重要な役割を果たしています。評価制度は各自治体によって異なってくるために答えは一つではなく、国のひな型や民間企業を単純に真似することはできません。評価制度の導入・改定自体は目標ではなく、マネジメント・職員意識改革の道具として活用することが重要です。
 本講座では、人事評価制度の構築における人材育成基本方針との連動や評価バラツキの調整方法から、処遇反映、予算の確保といった運用・反映のポイントまで解説いたします。また、会計年度任用職員の任用基準についても言及し、事例紹介や意見交換も交えながら、望ましい制度構築や活用方法について学んでいただきます。
プログラム内容 1.はじめに
 (1)人事評価への疑問
 (2)研修のねらい

2.人事評価の前提
 (1)いま、自治体職員に求められる能力
 (2)評価における人事担当の役割
 (3)昇進制度との連動
 (4)評価者が陥りやすいエラー
 (5)部下の管理職評価日本最下位
 (6)コミュニケーションの重要性

3.人事評価とは
 (1)人事評価へのイメージ
 (2)「人物評価」との違い
 (3)人事評価の目的と役割を理解する
 (4)目標管理とは
 (5)業績評価推進のポイント
 (6)能力評価とは
 (7)能力評価推進のポイント

4.事例から学ぶ人事評価制度のポイント
 (1)人事管理制度における「評価」の役割
 (2)人材育成基本方針【事例紹介】
 (3)人事評価制度の構築【事例紹介】
 (4)人事評価面談シート【事例紹介】
 (5)会計年度任用職員任用基準【事例紹介】
 (6)わが市・町の「人事評価制度」
   @意見交換
   A課題・疑問点の共有
   B発表
   C講評

5.処遇反映のポイント
 (1)勤勉手当・昇給への反映【事例紹介】
   @評価分布割合の設定
   A勤勉手当反映基準
   B昇給反映基準
 (2)勤勉手当・昇給反映の留意事項
   @ラスパイレス指数との関係
   A予算との関係
   B反映を遅らせることによる職員のデメリット
 (3)評価調整の方法
   @所属間の評価バラツキ調整をどう進めていくのか
   A評価段階(本人・上司)による甘辛をどう修正し、伝えるのか

6.人事評価研修のすすめかた
 (1)人事評価の実践演習(DVD視聴)
 (2)目標管理のすすめかた
   @組織目標と連動した目標設定
   A目標設定の具体的方法を理解する
 (3)効果的な面談のすすめかた
   @面談の目的
   A面談のスキルを習得する
   B面談の進め方を理解する
   C面談者としての留意点
   D部下が面談で上司に期待すること(良い感想、悪い感想)
 (4)人事評価を部下育成に活用する
   @ジョハリの窓
   A部下の性格特性をチェックする
   B長所を活かして部下を育てる
   C意識と行動
 (5)人事評価をマネジメントに活用する
   @リーダーシップスタイルを知る
   Aホーソン実験
   B評価でリーダーシップ力を高める

7.質疑応答とまとめ
講師プロフィール リンク・ヒューマン株式会社 代表取締役  浮島 晋 氏

 大手流通企業・地方銀行において通算27年間、人事企画・制度運用・労政・採用・研修実務全般を経験。人事企画・労政・採用・人事部長などを歴任した後、2011年 リンク・ヒューマン株式会社を設立。
 人事コンサルタントとして、等級・賃金・評価体系といった人事制度の構築や、人事評価結果の調整支援等、人事制度の運用・定着を専門分野としている。多くの官公庁や自治体で評価制度構築委員会委員や評価調整委員会委員を務めるほか、研修講師や採用・管理職昇任面接官としても活躍している。
対象 地方自治体の人事担当者の方
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1−8−4大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 田中
E-Mail y-tanaka@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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