セミナー名 |
【行政管理講座】 子どもの貧困対策と子ども支援策 |
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開催日時 | 2019年8月20日(火)13:00〜16:00 2019年8月21日(水)10:00〜16:00 |
講師 | 大阪府立大学 地域保健学域 教育福祉学類/人間社会システム科学研究科 教授・博士(人間福祉) 山野 則子 氏 |
会員参加料(税込) | 31,320円 |
一般参加料(税込) | 34,560円 |
ねらい | 日本の子どもの相対的貧困率は1990年代より上昇し続けており、子どもの6人に1人が貧困状態にあるとされています。これはOECD加盟国平均よりも悪く、2014年に「子どもの貧困対策の推進に関する法律」施行後、政府も「子供の貧困対策に関する大綱」を策定し、子どもの貧困への総合的な対策の推進をはじめました。こうした状況の下、自治体においても子どもの貧困対策は喫緊の課題となっています。 本講座は、内閣府 子供の貧困対策に関する有識者会議委員であり、子どもの貧困対策や教育支援に関する委員等を歴任されている山野則子氏を迎え、子どもの貧困や子育て支援に関する現状と政策を解説いたします。その上で、各自治体において取り組むべき課題と対策手法について、事例を交えながら学んでいただきます。 |
プログラム内容 | 1.子どもを取り巻く環境、課題 (1)子どもを取り巻く現状 @子どもの生活実態 A児童虐待 (2)子どもを取り巻くさまざまな問題の現状 (3)学校や関係機関の実態 (4)各自治体の現状や課題【情報交換】 2.国の動き (1)子どもの貧困対策の推進に関する法律、大綱 ・スクールソーシャルワークと学校プラットフォーム (2)中央教育審議会の答申とその後 ・チーム学校 ・コミュニティスクール ・地域と学校の協働 (3)児童福祉法等の改正 ・子どもの最善の利益 (4)各自治体の現状や課題【情報交換】 3.子どもの貧困対策、文科省の施策の課題と対応策 (1)教育・生活・保護者就労・経済支援の手法 (2)すべての子どもを包括する仕組みづくり (3)市町村の取り組み状況、事例紹介 (4)各自治体の現状や課題【情報交換】 4.質疑応答 |
講師プロフィール | 大阪府立大学 地域保健学域 教育福祉学類/人間社会システム科学研究科 教授・博士(人間福祉) 山野 則子 氏 大阪府立大学 地域保健学域 教育福祉学類/人間社会システム科学研究科 教授であり、日本子ども家庭福祉学会 副会長、日本社会福祉学会 理事等を歴任。 【その他委員等】 内閣府 子どもの貧困対策検討会議委員(2014年)・子供の貧困対策に関する有識者会議委員(2015年〜)、文部科学省 中央教育審議会本委員(2017年2月〜)、文部科学省 家庭教育支援の推進方策に関する検討委員会座長(2016年度)、文部科学省 学校における教育相談等に関する調査研究会議委員(2015年〜)、大阪府子ども施策審議会会長、大阪市子ども子育て支援会議座長、大阪府子どもの貧困部会長(すべて現在)ほか。 【著書】 「生活困窮者支援で社会を変える」(2017・共著・法律文化社)、「すべての子どもたちを包括する支援システム」(2016・編著・せせらぎ書房)、「エビデンスに基づくスクールソーシャルワーク〜教育行政との協働プログラム」(2015・編著・明石書店)、「子ども家庭福祉の世界」(2015・編著・有斐閣)ほか多数。 |
会場 | 関西本部 大阪市西区靭本町1−8−4 大阪科学技術センタービル |
会場地図 | 会場地図はこちらをクリック |
会場電話番号 | 06-6443-6962 |
会場FAX番号 | 06-6441-4319 |
問合せ先 | 企画研修G |
担当者 | 田中 |
y-tanaka@noma.or.jp | |
パンフレット(PDF) | パンフレットはこちらをクリック |