セミナー詳細

セミナー名 新任担当者のための内部監査基礎コース
開催日時 2019年5月24日(金)10:00〜17:00
講師 東洋大学 総合情報学部
教授 島田 裕次 氏
(公認情報システム監査人・公認内部監査人)
会員参加料(税込) 32,400円
一般参加料(税込) 37,800円
ねらい 〜〜内部監査の役割から実施の具体的手順までを実務に即して解説〜〜

 近年、日本を代表するような大手企業をはじめとして、企業不祥事の発覚が後を絶ちません。そのため、多くの企業ではガバナンス強化が重要な経営課題の一つに位置づけられており、内部監査の重要性もますます高まっています。ところが、新任及び経験の浅い担当者は、基本的な実務知識が不十分なまま、監査業務に従事しているケースが少なくありません。
 本セミナーでは、内部監査を進めるにあたって必須の基本知識をわかりやすく解説いたします。内部監査が果たすべき役割から監査実施の具体的手順、監査人に求められるスキルまで、実務的な観点に基づきポイントを絞って解説いたします。
プログラム内容 1.内部監査の役割
 (1) 内部監査の目的
 (2) 三様監査
 (3) アシュアランスとコンサルティング
 (4) 内部統制報告制度との関係

2.内部監査人の要件
 (1) 内部監査人の適正
 (2) 内部監査に関する知識
 (3) 監査手順と監査技法に関する知識
 (4) 専門職としての内部監査人
 (5) 客観性と独立性

3.内部監査に関する基準
 (1) 内部監査基準
 (2) IIA(内部監査人協会)専門職的実施の国際フレームワーク

4.内部監査の体制
 (1) 内部監査部門の位置づけ
 (2) 内部監査部門の体制
 (3) 内部監査チームの編成

5.内部監査の進め方
 (1) リスクアプローチとサイクル監査
 (2) 部門別監査/機能別監査/テーマ監査
 (3) 内部監査の手順(監査計画/監査の実施/監査報告/フォローアップ)

6.内部監査の実施
 (1) 内部監査手続書(監査プログラム)
 (2) 監査技法
 (3) 内部監査の種類と監査の視点

7.内部監査の実際
 (1) 内部監査の実施状況
 (2) 監査テーマの例

8.最近のトピックス
 (1) 内部監査人に必須の情報セキュリティ

9.内部監査の価値向上に向けて
 (1) 付加価値の高い指摘/改善提言
 (2) 内部監査人のスキルアップ

※最新の情報を反映するため、内容が一部変更になる場合があります。

※講師(島田裕次氏)編著「内部監査の実践ガイド」(日科技連出版社)を進呈いたします。また当日
 教材としても使用いたします。
講師プロフィール 1979年早稲田大学政治経済学部卒業、同年東京ガス(株)入社、IT部門、監査部、経理部などで勤務し、2009年より現職。1999年より日本大学商学部非常勤講師を兼務。東洋大学総合情報学部教授、日本大学商学部非常勤講師(科目:コンピュータ会計論)。博士(工学)、情報処理技術者試験委員、システム監査技術者(経済産業省)、公認情報システム監査人(CISA)、公認内部監査人(CIA)、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)。
【著書】
『情報セキュリティの基本』(日本実業出版社)、『リスク図による情報セキュリティ監査の実践』(同文舘出版)、『内部監査の実践ガイド』(編著 日科技連出版社)、『システム監査の実務解説(改訂版)』(同文舘出版)、『内部監査入門』(翔泳社)、『COBIT実践ガイドブック』(日経BP社)、『情報セキュリティ・個人情報保護のための内部監査の実務』(編著 日科技連出版社)、『情報セキュリティ監査制度の解説と実務対応』(共著 日科技連出版社)、他多数。
対象 新任内部監査担当を中心とした監査部門の方、新任監査役ならびにスタッフの方、経営企画部門の方など
会場 関西本部
大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センタービル
会場地図 会場地図はこちらをクリック
会場電話番号 06-6443-6962
会場FAX番号 06-6441-4319
問合せ先 企画研修G
担当者 佐々木
E-Mail sasakia@noma.or.jp
パンフレット(PDF) パンフレットはこちらをクリック
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